「ハンドルを左右に回すと変な音がするんだよね」
今日は、平成20年車の70系ヴォクシーに乗っている知人からの相談です。
症状を詳しく聞いてみると、停車状態でハンドルを左右に振ってみると、「グッグッ」「ゴツゴツ」のような乾いた音がするとのこと。適切な表現がなく申し訳ない(汗)
話だけ聞くだけじゃ前に進まないのため、実際に車を預かってみました。
すると、確かにタイヤが設置された状態でハンドルを左右に切ってみると異音、そしてさらには引っ掛かりのような症状も確認できたのです。
目次
ヴォクシーのハンドル異音を解決する。
ヴォクシーのハンドル異音を動画にて確認する
まず、初期症状を動画にて撮影してきたので、こちらから確認してみてください。
聞こえるでしょうか?
ハンドル下のジョイントのようなところから、『グググ』と異常音が聞こえてきますよね。
異音の発生原因はハンドル下についているステアリングシャフト
では、異音の発生源はどこからなのでしょうか?
結論からいうと、故障原因はハンドル下に装着されているステアリングメインシャフト。
ちなみに、このシャフトの正式名称はインターミディエイトシャフトといい、ハンドルとステアリングギアボックスをつなぎハンドルを円滑に回すための重要な役割を担っています。
ハンドルを振りながら手を当ててみると、振動が手に伝わってくるので小さな”ガタ”が生じているようです。
つまり、このシャフトを新品に交換すれば、ハンドルの異音は解消されるとみて間違いはないでしょう。
ステアリングメインシャフトの交換修理見積もりは約4万3,000円
交換が必要なのはわかりましたが、では実際に交換費用はどれぐらい必要になるのでしょうか。
いつも世話になっているディーラーで見積もりをとってもらいました。
交換費用の総額は4万3,416円。思った以上に高額です。
内訳を見てみると、部品代が1万3,932円で技術料が交換後のハンドル位置調整も含め2万9,484円と部品代よりも工賃の方が高いという結果です。
ちなみに、これが届いた新品のインターミディエイトシャフト。
さすが新品です。手でジョイント部を回してみるとスムーズに回ります。
ただ、交換に関しては車をリフトアップする必要があったり、ハンドルのエアバッグなどの解除作業があるため、自分でやるより、ディーラーなど専門業者に任せるべきです。
まとめ
自分では交換できないため、ディーラーにて修理してもらうことにしました。
1日預けたら、次の日には納車されたようで長期入院にならなくてよかったです。
ハンドルからの異音も無事に解消し、心なしかスムーズに回ります。
ハンドル周りの故障は、ブレーキやエンジンと同様、放置しておくとあとで大事故に繋がる恐れがあります。
なので、故障かな?異常かな?と感じたら、すぐに点検してもらいましょう。
放置したままであとで痛い目にあうのは自分なのですから。
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転勤などが多く、整備工場に知り合いがいない、特定の修理工場がないという方は、一度利用してみてくださいね。
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