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車の故障トラブル

旧型シエンタのPからDレンジの変速ショックがでかい!故障の原因と結果!

更新日:

IMG 2057

私の知人から1台車を見てほしいとの相談がきました。
「どうしたの?」ってきいてみると、
インターネットで車を購入したのですが車を購入して1週間でなんかおかしいとのこと。

仕事柄、修理の依頼が多いの、
今回の修理を受諾。
旧型のシエンタの変速ショックがでかいとのことで
点検を実施しました。
もし同様に困っているかたがいたのなら参考にしてください。

旧型のシエンタの変速ショックが大きい

NCP81旧型のシエンタですが、
変速ショックがでかいとのこと。
なにやらインターネットを通じて車を購入したようで、
勝手に速攻で壊れたようなんですね。
だから個人売買形式のネットでの販売はあれほどダメっていったのに。。。

今回の症状

今回の症状は変速ショックが大きいとのこと。
現象がでるのが車が冷えている時がでやすいとのことなので、
朝一番にテストしました。

するとPレンジからDレンジにシフトすると大きな振動が。
「ドンっ!」
となったのでびっくり。
念の為に動画撮影したので確認して下さい。

これってはっきりいってもう、
ミッションが故障しているとしか思えませんよね。

旧型のシエンタはオートマチックではなくCVT

旧型のシエンタの特徴はオートマチック(AT)車ではなく、
CVT車ってこと。
ちなみにATとCVTの違いについてはこちらから。

まず言葉の意味から、
AT:automatic Transmission:自動変速機
CVT:Continuously Variable Transmission:使用される無段変速機
つまり CVTはAT(自動変速機)の1種類 となります。

また、機構(機能)的には、数種類のギヤ比を、手動で選んでいたM/Tに対して、
負荷に応じて、自動的に選択するのが、A/T。

それに対して、ベルトなどを使用して、ギヤ比が無断階に自動選択されるのがCVT。

知恵袋さんから引っ張りだしました。ありがとうございます。

まあでもATでもCVTでもこの症状からして、
もう本体で間違いないと思いますよ。

念の為にCVTオイルを交換

まずはやはりCVTオイルの漏れ。
CVTは作動油ですので、オイルがしっかり入っていないと
まともな作動はしません。

ですが、オイル漏れやにじみがなかったためオイル量でもトラブルでは
ないことを確認。

ただ一応念の為にシエンタのCVTオイルを交換しました。
ちなみに「CVTフルードFE」ってやつです。

とりあえずはできるだけ多くの量を抜き取って、
新しいオイルを補充。
でもミッション不具合の時におこなう、
オイル交換って大体は効果がないんですよね。

所詮付け焼き刃的なその場しのぎな修理方法なんです。
※このような症状の時にはオートマチックオイル交換や、添加剤を注入してもあまり意味がありませんよ。

そして一応念の為にコンピュータの診断機を使ったけど異常コードが入っていなかった。
もしここで異常コードが入っていたとしたら、
ミッションの各種センサーのどれかが故障しているとも考えられましたが、
入っていなかったので、電子的な故障はないと判断。
あとは考えられるのは機械的な故障。

つまり、CVT本体の故障なんですよね。

やはり結論はCVTミッション本体の不具合

やはり結論はCVT本体の故障です。
今回のケースの結論までの経緯は。

  • コンピュータの診断機を使ったけど異常コードが入っていなかった
  • オイルの漏れや量は問題がなかった
  • 念の為にオイルを交換したけど変化がなかった

ただし原因は不明なんだかんだでCVT本体の故障を分析するのは難しい・・・。
25万km走行しても問題がない車もあれば、今回のケースのように、
8万km走行しかしていない車でも、トラブルになるケースがあるからである。

最終的な見積もりをしてみると、
CVTミッション本体の不良で約26万円でした。

CVTミッションの中古品も考えましたが、
状態が悪いものしかなく、交換後のリスクを感じたのと、
購入したばかりなのでこの先も乗ることを検討した上でこのような判断になりました。

やはり、個人売買のインターネット販売は危険です。
保証期間も1ヶ月、なにかあっても近くに店舗がない。
言い方は悪いですが、もともと故障した車を購入したとしか思えません。

同じインターネットでも、カーセンサーやガリバー、トヨタ自動車が運営しているT-up
ならともかく、個人でやっているような、怪しい業者での購入は控えましょう。
この件については改めて記事にしようと思います。

まとめ

今回のケースは中古車購入直後の修理でしたが、
今現状で乗っている人にも十分考えられる症状です。

新車から購入してCVT本体の故障であれば、
そろそろ買い替えどきかもしれません。
新しいシエンタも発売しました。
高額な修理をして直すにもなかなか勇気が必要です。

きっかけは故障や、車検などさまざまな理由もあると思いますが、
しっかりとした計画を立てて購入するようにしよう。


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