定期点検ステッカーを貼付けしていたほうが、
査定額があがるって聞いたのですが本当ですか?
そんな問い合わせがありました。
点検ステッカーの有無で査定額が本当に上がったり下がったりするのか。
それとも全く関係ないのか。
まずは点検ステッカーと意味と重要性。
そのへんについて詳しくお話しします。
定期点検ステッカーは貼り付けの必要があるのか
定期点検ステッカーってこれね。
まず結論からいうと、定期点検ステッカーを貼ろうが貼らなかろうが、
査定額には全く関係ありません。
そもそも車検の四角いステッカーのように義務ではないですし、
貼っていなくてもなんらかの罰則の対象にはならないからです。
こちらの車検ステッカーは貼らないとダメです。
ただこれ法律的にNGという話だけで、実際の査定額にはなんの影響もしません。
ただ車検ステッカーが貼っていない=車検が切れている
ではNGですからね。
あくまで車検に合格しているということが前提での話ですよ。
では先程の丸い点検ステッカーが貼っていないことよりも
もっと重要なことってなんなのでしょう。
それはズバリ「定期点検をしっかりと受けているかどうか」なんですよね。
定期点検をしっかりと実施しているか?
あんな丸い点検ステッカーで査定額に影響することはありませんが、
そのステッカーを発行するときの、
「定期点検の実施」は査定額に影響を及ぼします。
定期点検は今の車の現状をしっかりと記載する証明になるだけではなく、
「車が公道を走っていても問題がない」という証明にもなるのです。
なので例えば、ディーラーなどで定期点検の実施して
オイル漏れがひどかったり、足廻りのガタつきが多かったりすると、
定期点検ステッカーが発行されません。
定期点検ステッカーそのものに価値があるのではなく、
あくまでステッカーというものは定期点検の記録簿発行の証拠というだけなのである。
定期点検の実施で査定額があがる
ステッカーはそんなに大事ではないが、
もし、しっかりと定期点検を実施しているのであれば、
点検記録簿は積んでいたほうがいいでしょう。
この定期点検の記録簿にブレーキの残量やタイヤ溝の深さ、
バッテリーの状態など、しっかりとした記載をしていることで、
あなたの車自体の信用度が増してそれが査定額アップに繋がるのです。
なのであくまで大事なことは、
ステッカーの有無でなくて、定期点検の記録簿の有無なんです。
信用される行動をすることが大切
定期点検は義務ではないので、
放置している人も数多く存在しています。
それはやはり車検と違って義務ではないから。
それでは義務でなくても、車の点検は必要ないのであろうか?
私はそうは思いません。
乗用車の場合は、2年毎に車検です。
なので車に無関心の人はもしかしたら、
2年間に1度も車のメンテナンスをしない恐れもあるのです。
2年間になにもしなかったらどうなるか。
当然オイルだって劣化が酷くなるし、
ブレーキやベルトだって傷んでいるかもしれません。
そのような車は故障率がとても高く、
車の管理が杜撰(ずさん)だと思われていても、
しかたありません。
毎日乗る車ですから、毎年しっかりと定期点検を受けている
ユーザーの車は信頼度があがります。
結局のところ、車を高く売るために大切なことは、
どれだけ自分の愛車に対して、愛情を注ぐことができるのか。
テクニックとかコツとかいう前に、
本質は愛情だけなのかもしれませんね。
まとめ:ステッカーではなく定期点検を実施せよ!
それではまとめます。
定期点検のステッカーを貼付けしていると、
信頼度がアップするが貼付けしていないからといって査定額になんの影響もありません。
重要な事は定期点検の実施であり、点検記録簿の積み込みです。
その辺を勘違いしてはいけませんよ。
では。
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