初代アルファードハイブリッドに乗っている知人からこんな連絡が入った。
「突然メーターに『ビックリマークが点灯』して、アクセルペダルを踏んでもエンジンが全く吹けない!」
ハイブリッドは通常のガソリンエンジンと比べて構造が複雑で、エンジン不調になると原因がわかりにくいですよね。
また、実際にメーターを確認してみるとビックリマークの他にも「エンジン警告灯」や「バッテリーランプ」も同時点灯しており、”無事に済まない”だろう悪い予感が漂っています。
そこで、ディーラーを利用して症状の確認と原因を追求してもらうことに。
ここでは、初代アルファードハイブリッドのビックリマーク点灯の原因と修理金額、また修理方法などについて詳しく解説していきましょう。
原因は「ミッション本体」見積もりは50万円を超えることに。
まず、気になるビックリマークの原因と見積もりから。
ディーラーでコンピューターを接続して診断してもらったところ、ハイブリットビークルトランスアクスルが不良とのこと。
つまり、ミッション本体が原因。
現在の車は診断機をつなぐと故障系統はすぐに拾えるので、それに基づいた診断をすると答えはすぐに辿り着くようで。。
そしてもっとも気になる見積金額はというと、なんと「50万円を超えました泣」
しかも、部品代が約36万円となんとえげつない。
ビックリマーク点灯は常に現象が出ているわけではないので、今のところ問題はありません。
ただ、いつかまた同じ症状になり、下手すると最悪高速道路などで走行不能になる恐れがあります。
修理するか、しないかの最終判断は知人の判断に委ねることにしました。
新品のミッションを交換を決断。
今回相談してきた知人に見積もりを連絡しました。
やはり落胆している様子で、回答に1日時間を要しましたが、最終的には「新品のミッションに交換・修理する」と答えが帰ってきたのです。
私は「え?本当にいいんですか?50万円ですよ??」と再度確認。
今回知人が、50万円もかけてなぜ修理に踏み切ったのかというと、
- 買ってから半年ぐらいしか経ってないから。
- 新しい車を購入するより安いから。
- まだアルファードサイズの車が必要だから。
との理由です。
しかも、アフター保証は3ヶ月しかなく、私も「大丈夫だろう」と思い込み購入したのです。
どんなに安く購入できたとはいえ、ハイブリッドでしかもアルファードという大きな車、しかも3か月という短い保証。
正直なところ、購入するにはリスクが高すぎます。
最低でも1年間の保証は必要で、ハイブリッドカーならできれば5年ぐらいの長期保証のある業者で購入するべきだったでしょう。
アルファードハイブリッドのミッション交換作業を実施
何はともあれ、修理することを決意したのであとは部品交換をするだけ。
見てください。足回りも全部外れてなにもない状態。
極めつけはエンジンルーム。
今の車はミッション交換するのに、エンジンを取り外しをする必要があるのでエンジンルームになにもありません。
修理するぐらいなら買い替えを検討する。
今回は購入したばかりとの理由から修理を選択しました。
でもその一方で、修理を諦め新しい車に買い替えする選択肢もあります。
むしろ今回の状況では、15年式のアルファードハイブリッドを50万円近く払って交換する必要はないでしょう。
例えば、これが今回のように買ったばかりの中古車とかなら話は別ですが、新車から購入したならもう10年以上経過している車です。
その車に50万円以上の大切なお金をかけてまで修理する必要性はあるのか。
また、仮に修理したとしてもこの先どれぐらいもつのか、正直になところ疑問が拭いきれません。
50万円以上のお金を投資するなら新しい車に投資したほうが明らかに効率だと考えるのは私だけでしょうか?
もちろんそれぞれの事情があります。
今回の知人ように購入したばかりで売却するわけにはいきません。
このケースなら、私だって修理するでしょう。
でもやっぱり、10年落ちした車に50万以上かけるのは状況としては悪く、例えるなら、自宅が基礎が壊れているのにリフォームするようなもの。
お金をかけても、次から次の部位へ故障が広がっていくだけかもしれません。
幸いまだ、完全に走行不能になっているわけじゃありません。
それなら、頭を切り替えて買い替えを選び、下取りか買い取りをしてもらいましょう。
たとえば、ネットから申し込みができる一括査定を利用すれば、下取りよりも高くなる可能性があります。
買い取り額があがれば次の車の購入費用としてそのまま充てることだってできます。
高額修理をするのはお金を支払う意味でマイナス1になります。
でも、修理をやめて売却できればプラス1。
つまり、マイナスだったものがプラスに転じるので2点分がプラスになるんです。
まとめ
今回のアルファードハイブリッドは修理で決着。
でのこの辺は、自分の愛車の年式と走行距離、また見積もり額のバランスを考え「修理」もしくは「売却」の判断にしましょう。
あなたも現在同じような症状・故障に悩まされてるなら、まずはディーラーで点検してみることが大事。
もしかして安く済むかもしれないし、その一方で高くなってしまうかもしれない。
いずれにしても、ビックリマークやエンジンの警告灯が点灯したら何か問題が潜んでいるサイン。
早めに手を打つ必要がありますよ!
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