アルファードで呑気に公道を走っていると、突然メーターに赤いバッテリーランプが点灯した。
赤ランプで、しかもバッテリーマーク。もはや悪い予感しかありません(汗)
そのまま走行し続けるには危険を感じたので、付き合いのあるディーラーに速攻で持ち込み点検に出すことにしました。
ここでは、アルファード10系におけるバッテリーランプ点灯した原因とその解決方法、また実際に修理した場合にかかる見積もり金額を晒して解説します。
目次
アルファードのチャージランプ点灯の原因と解決方法
原因は発電機であるオルタネーター
まず、ちゃっちゃと結論から、ディーラーで見てもらったところ原因は「発電機であるオルタネーターの故障」でした。
そもそも、赤いバッテリーランプの正式名称はチャージランプと言って、バッテリーに適切な充電されなかった場合に、ランプを点灯させてお知らせする仕組みになっているのですが、
原因はほぼ、
- オルタネーター(ダイナモ)の故障
- ファンベルトが切れによるオルタネーター発電不可
- ヒューズが切れている。
- ダイナモ配線が切れている。
とこの4つに集約されます。
この中でも、もしエンジンルームを開けてオルタネーターを駆動しているファンベルトが切れていなければ、ほぼ9割以上の確率でオルタネーターの故障とみて間違いないでしょう。
関連 : バッテリーランプ(警告灯)が点灯したときの原因と解決方法
オルタネーターの修理費用はどれぐらい?
ディーラーで点検してもらい、オルタネーターの故障はわかりました。 なので、そのまま交換した場合での見積もりをとってもらいました。
そこで出してもらった見積もりを金額を聞いてびっくり。
なんと、約158,000円にもなってしまったのですー!
見積もった部品は、トヨタ純正品の新品オルタネーターで、金額が約149,000円。
工賃なんて可愛いもんで、約9,000円程度ですから、したがってほとんどが部品代ということになります。
「さすがに158,000円はありえねぇだろ」と内心思っていたので、ディーラーにもっと安くなる方法はないのか修理方法を相談したところ、リビルトオルタネーターの交換を提案されました。
リビルト部品を使ってオルタネーターを交換する?
ちなみにオルタネーターには、リビルトというパーツが存在します。
「リビルトって何よ?」って疑問には、Dr.リビルトというサイトで詳しく解説しています。
自動車部品には新品、中古部品並んで、実はリビルト部品というものが存在します。
リビルトとは、「再生」のこと。
リサイクル部品とも呼ばれることも多いです。
自動車部品はとても精密で価格も高価なものが多いです。故障したからといって新品に交換するのではなく、中古部品(コアと呼びます)を活かして、コストの安い部品として再利用しているのです。とはいえ、安全性が要求される自動車部品ですので、単純に中古部品(コア)を使うというだけではなく、消耗品を交換したり、汚れを徹底的に洗浄したり、不良箇所はパーツごと新しく交換したりなど、さまざまな工程を経て、リビルト部品となります。
まあ、かんたんに言うと、中古パーツを引き取って、もう一度組み直しをする再生品のことを言います。
最近では、パソコンをはじめ、カメラやスマホなども初期不良品を、再生し販売しているので、それと同じものだと考えてもいいでしょう。
リビルト部品を使うメリットは、もちろんパーツ代は安いこと。
ちなみに、ディーラーで購入しても良いのですが、個人で購入することも可能。
ネット通販モールである、Amazonや楽天市場を利用すれば半額以下でゲットできます。
もし、「純正品が高すぎて払えない!」という場合には、
- 診断をディーラーにしてもらう。
- ネットでリビルトパーツを購入する。
- リビルトパーツをディーラーに持ち込み工賃を支払う。
という手順を踏めば、修理代の大きな節約になるでしょう。
修理以外にも売却という手段も考える。
もちろん、修理という方法以外にも、あえて「売却する」という選択肢もあります。
通常オルタネーターなんて、そんな故障することありません。
そろそろ車自体に、ガタが来ている可能性だってあります。
たとえば、複数の買取業者で同時査定を行うナビクル車査定という一括査定のサイトを使って査定指定もいいでしょう。
そもそも、アルファードのようなミニバンは、市場価値が高く値崩れがしにくいので、高価買取される可能性があります。
また「オルタネーター故障しているのに買い取ってもらえるのだろうか?」という心配があると思いますが、問題はありません。
確かに、オルタネーター交換になるとマイナス査定になりますが、ホワイトブックで確認してみると40点のマイナス。
1点=1,000円なので「40,000円のマイナス」で済みます。
つまり、40,000円以下での査定なら0円になってしまうかもしれませんが、もしそれ以上になるのなら売却という選択肢も十分検討する価値はあると思います。
今回のような大きな故障の機会に、20系のアルファードの中古車や、現行型30系アルファードの新車の購入を検討してみるものいいでしょう。
まとめ
オルタネーターの故障には、交換目安や基準のような具体的な数字があるわけではありません。
なので、やはり経年劣化による故障とみて間違いはないでしょう。
もちろん、修理すれば完治しますが、オルタネーター故障により「バッテリーの交換」や「ファンベルトの交換」など同時作業も必要になるかもしれません。
いずれにしても、オルタネーターが故障したということは数万円の出費を覚悟する必要があり、そのあたりを考慮して「修理するのか」「修理しないのか」の判断をすれば良いでしょう。
ちなみに、先ほど紹介したナビクル車査定は、他社の一括査定とは違い、おおよその「概算金額」も先に教えてくれるので、自分の車の「相場」がわかるので安心して申込みができます。
高価査定を勝ち取るには、やはり徹底した査定額の比較が不可欠。
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