ヴォクシーに乗っている知人から「電動パワースライドドアを自動で開けたとき「ミシミシミシ」と無理がかかったかのような異常な音がするんだよね」と修理の相談を受けました。
今のところ「ドアの開閉」自体に問題はないけど、そのまま使い続けても良いものなのか不安になったとのこと。
私も実際に、ヴォクシーを預かって点検してみたのですが、結論から言ってしまうと、スライドドアのワイヤーが損傷していました。
ここでは、電動パワースライドドア開閉にする異音の原因と、ワイヤー交換するための修理費用を紹介します。
60系ヴォクシーのスライドドアの異音
電動パワースライドドアからどんな異常音がしているのか。
まず、スライドドアがどんな異音をしているのか、実際に聞いたほうが手っ取り早いので動画で確認しましょう。
このように、開閉時にミシミシと、きしむような、「いや〜な音」がしますが、もちろん買った当社から異常音が発生しはじめていたわけではなく、何度も開け閉めするにしたがってうるさくなってきたようです。
そこで実際、電動でスライドするときに動作するスライドドアワイヤーを見てましょう。
電動パワースライドドア異常音の原因
電動パワースライドドア付き車は、自動で駆動させる為にワイヤーで駆動しています。
ワイヤーはクォーターパネルの間をとおってますが、通常では右半分のように黒い樹脂のような被覆で覆われています。
一方で、ワイヤーの左半分は被覆がはがれて、剥き出しになっている状態なので、これが原因で異音が発生しているのは間違いないようです。
スライドドアワイヤー交換の料金
では、どうやって対処するべきなのか。
残念ながら、ワイヤーの被覆が剥がれてしまうと、もう「ワイヤー交換」するしか解決策はありません。
ちなみに、悪あがきとして、ワイヤーに「5-5-6」のような潤滑剤で給油したり、グリスアップしたりもしましたが残念ながら、異音の解消にはならず、
「無駄無駄無駄」とディオのレクイエムが聞こえてきました(白目)
では、スライドドアのワイヤーはいったいどれぐらいの料金が必要になるのか。
赤く囲った部分が、今回交換のターゲットとなるワイヤーです。
結論からいうと、ワイヤー交換で「約38,000円」となかなか高額見積もりを頂くことができました。
「高いなオイ」と心の中で叫んでいましたが、内訳をみると、部品代の15,900円に対して技術料の20,000円(両方税抜き)となっています。
なぜこんなに工賃が高いのかというと、ワイヤー交換のために、ドアの内張りを脱着しなければならないことと、その他にもモーターからワイヤーを分離したり、クォーターパネルのカバーを取り外したりするからです。
整備士さんにも、確認しましたが「ある程度専門技術がないと交換は難しいですよ」と言われてしまった。
まとめ
最終的に知人に見積もりをもっていくと「高けぇわ!」と言われこんな状態になっていました(笑)
結果的にワイヤー交換は見送りすることになりました。
なぜなら、そろそろ買い替えを検討中だったこともあり、あえて高い費用をかけて修理するより、そのお金を新しい車への買い替え費用に回した方がいいとの判断でした。
確かに、これからも乗り続けるつもりなら交換はするべきですが、買い替えするなら無理をして交換する必要はありません。
たとえば、60系ヴォクシーからの買い替えなら、前モデルである70系か、現行型である80系のヴォクシーがおすすめです。
特に、中古車のガリバーでは豊富な在庫車がアウトレットプライスで販売されています。
いずれにしても、車の修理費用については、自分の買い替えのタイミングで修理を「する」か「しない」かの正しい判断をしてくださいね。
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