新車をできるだけ安く購入するには3種類の要素が必要になる。
結論から言ってしまうと、
- 車両本体の値引き額を増やすこと。
- 下取り額のアップさせること。
- オプション・付属品にも車両本体とは別に値引きを狙うこと。
この3つが最重要項目になるのです。
どれが抜けてもいけませんが、
特にふたつ目の「下取り額をアップさせること」
これができれば、車両本体の値引きが満足できなくても、
トータルの値引き額が多くなるので十分にリカバリーが可能です。
そこで今回の記事では、
誰でも実践できる、新車の下取り査定額をアップさせる具体的な方法について解説していきましょう。
新車購入の下取り査定をアップさせる
下取り査定を出す前に買取査定に出してみる。
まず結論から言いますが、
ディーラーにて下取り査定をする前に買取店で査定料を先に出しておきましょう。
目的はふたつあります。
- 下取りよりも買取りの方が市場に沿った価値で査定してもらえる
- ディーラーの下取り料金に対しての比較材料が欲しい
からです。
例えば、ディーラーの下取り査定とは違い、
ガリバーやビッグモーターなどでは、市場のニーズに沿った査定額が決められます。
その結果、愛車の「本当の実力」が査定額として算出されます。
一方で、ディーラーでの下取りケースでは、
市場価値よりも値引きの調整の役割や、販売店独自の査定基準で査定されるので、
査定料金が大幅にダウンしてしまう可能性があるのです。
ですから、新車を商談する前に買取査定をしておいて、
基準点のようなものを数字として出しておきましょう。
もちろん、ガリバーやビッグモーター、カーセブンなど、店頭で査定してもいいのですが、
これら有名な買取り店をはじめとする50社以上が参加している、
ナビクル車査定を利用すれば、最大10社で同時査定してもらえるので、
もっとも高く買い取ってもらえる買い取り店を先に下調べしておきましょう。
✓POINT
それで、次に商談に入っていきましょう。
買取査定で査定料金がわかっている状態で商談をスタート
さて買取店での査定料金がわかった時点で、いよいよディーラーにて商談のはじまりです。
また商談では、車両本体や付属品の値引き額の前に、
- どのようなオプション品を取り付けるのか
- グレード選び・ボディーカラー選び
- 支払い方法
などを営業マンと具体的な話し合いをしていきましょう。
そして、ある程度支払い総額の道筋を決めたあと下取り査定に移ります。
もちろん、はじめは買取査定をしたことを営業マンには黙っておくべきでしょう。
営業マンが下取り査定をして、下取り料金をあなたに伝えてくると思いますが、
そこで買取査定額と比較することができるのです。
実際にナビクル車査定でも、比較した例が掲載されています。
ここに掲載しているハリアーのように、
下取り料金と買い取り料金の差が40万円も違えば手の打ちようがありませんが、
その差が10万円程度の違いなら、交渉次第で査定額を調整してくれる可能性があります。
ただそれも全て「買取店」という、比較材料があるからでの話であり、
ライバル社がいなければ比較することすらしません。
これが先に買い取り店で査定しておくことのメリットなんです。
下取りが15万円と査定されてしまっても、ディーラーではそれが査定基準と説明をしてきます。
残念ながらそこに市場価値は反映されていません。
本当は、このハリアーのように50万円以上の価値があるのかもしれないのに。
もしあなたが、愛車の価値を知らずにディーラーの営業マンに言われるがまま、
下取りに出してしまえば、どんなに車両本体や付属品で値引きが成功したとしても、
最終的な交渉が成功したとは決して言えません。
もっとも高く買い取ってもらえる場所で売却する
「下取り」か「買取り」か。難しく考える必要はなにもありません。
最終的に、あなたがどの場所で売却すれば1番満足した結果になるのか。
どの方式が、あなたの車をもっとも評価いてくれたのか。
それだけをモノサシとして考えておけばいいでしょう。
ディーラーは、あくまで販売が主役です。
下取りに関してはあまり重要視していません。
下取りに失敗しても販売さえ成立すれば「1台」であることには代わりありません。
一方で下取り額の調整に失敗して販売が「1台」なくなってしまうと、
それだけで、上司、マネージャーから叱責をされてしまう因果な商売です(経験あり汗)
つまり、ディーラーにて新車を購入。買取店にて今まで乗っていた愛車を売却。
無理をしてひとつの場所で全てを任せる必要はありません。
まとめ
それではまとめます。
結論としては、下取り額をアップさせるには「比較材料」を見つけること。
つまり、下取り料金を「もっと上げてよー」って頼む前に、
買取店での実際に査定して出してもらった査定額を提示すればいいだけなんです。
- 「買取店」にて1番高い査定料を算出する
- ディーラーで下取り査定をしてもらい査定料を算出し比較する
- 多少の誤差であれば、交渉次第で下取り額をアップしてもらえる
- 「下取り査定料」と「買い取り査定料」の開きが大きければ買い取りで売却する
もし10万円程度の開きであれば、交渉次第逆転することも十分に可能です。
それだけ現在の下取り状況は、値引き不足分を査定額に上乗せして処理することが当たり前となってきています。
また下取り査定は新車の購入支援的色彩が強いので、
ときに市場価値を大幅に超えてくることもあります。
どちらにしても、ライバル、つまり比較材料を作っておくことが絶対条件ですけどね。
私は新しい車の購入費用のため、自分の乗っていた「プリウス」をディーラーに下取りしたところ予想を下回る査定額でした。
だから、下取りは一旦やめて一括査定を申し込み複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がつきました。
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現在、新車の値引きが渋くなってきています。 そのため、今では買い取り額は新車の値引きの調整弁として欠かせない存在です。
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それこそが一括査定のメリットであり、最大の強みでもあります。
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