ジムニーは10年乗っても高く売却できる特別な軽自動車です。
なぜなら、ジムニーは1度購入してしまえば、3年や5年で入れ替えすることがほとんどない高いリセールバリューを誇っている車種だからです。
※リセールバリューとは売却価値が下がらないこと。
これから、ジムニーをできるだけ高く買い取ってもらいたい方だけではなく、購入を予定している方にも知っておいたほうが良い、買い取り事情におけるジムニーの市場価値について説明していきます。
目次
10年以上経過した古いジムニーでも高く売れる3つの理由
ジムニーはモデルサイクルが長く、ロングセラーを誇っている
そもそも四駆(4WD)は、モデルサイクルが長い車が多いのが特徴です。
それはジムニーだけではなく、ランドクルーザーやパジェロなども同様です。
たとえば、乗用車はせいぜい4年から6年でモデルチェンジします。
4WDモデルのクロカン系は8年から10年ぐらいが当たり前。
しかもジムニーに関しては、現行型のJB23Wの初期型である「1型」でも1998年にデビューしているので、そろそろ20年にもなるロングセラーモデルになるんです。
20年で終止符が打たれ、新型ジムニーが登場しました。
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21世紀以前にデビューしているモデルが、未だに現行型という車は他にあるでしょうか?
「四駆はモデルサイクルが長い」という特徴にプラスして、その中でもジムニーのモデルサイクルは他の車種を圧倒しています。
古いモデルですら人気があり売却が可能
クロカン系四駆の価値は、比較的長続きしますが、その中でもとくにジムニーは、値落ちしづらいのが特徴です。
たとえば、今から40年以上前の1980年ぐらいのSJ30でも、オークション会場に出回っていて、10万円程度の価格にはなっています。
しかも、年式相応にくたびれた状態にも関わらずです。
もし仮に、走行距離が少なく、ボディ全体に凹み等がなかったら、さらに高い価格で売却されるでしょう。
10万円超えているモデルもあり、20万円ぐらいで取引されているものあるぐらいですから。
オークション会場でこれぐらいの価格で取引されているなら、実際に中古車市場に並ぶ頃には、さらに高い値段が設定されています。
もし仮に同じ条件で、軽自動車であるミラやワゴンRが店頭に並んでいた場合、おそらく価値は「ゼロ」で査定額は0円でしょう。
ジムニーにはライバル車がいない
なぜジムニーだけが、高く売却できるのかというと他にライバル車がいないからです。
たとえば、似たようなモデルに三菱のパジェロミニや、ダイハツのテリオスキッドなどがありましたよね。
しかし残念ながら、これらの車種はもう生産していません。
ジムニーのライバルにはなれかったのです。
もちろん新車で発売された当初は、ジムニーに負けず劣らずの人気を得ていたのですが、年数が経過して、経年劣化していくと、故障率がジムニーに比べて圧倒的に多くなってきたのです。
とくに、パジェロミニもテリオスキッドも「エンジン」や「ミッション」など、高額なパーツの故障が多く、
- エンジンから異音がする
- エンジンオイルの異常な消費
- ミッションの滑り
- 変速ショックが大きくなる
など、修理に大きな出費を必要になってきたのです。
2018年現在、パジェロミニやテリオスキッドなどの軽自動車4WDは、そのほとんどがスクラップ(廃車)になり、今ではほとんど姿を見せることがありません。
その結果、軽自動車のクロカン系4WDはジムニーの独壇場となり、オンリーワンの存在になったんです。
ジムニーは10年たっても「高い」のがなによりの証拠
通常10年落ちしたミラやアルト、ワゴンRやムーブなど車検がなければ価値はゼロです。
もし仮に価格がついていたとしても、15万円程度で購入できます。
でも、同じ10年落ちしたJB23Wの「4型」あたりならどうでしょうか?
状態がよく、店頭で点検を実施した状態であれば、40万円から50万円の販売価格が普通に並んでいます。
もし、走行距離が短ければさらに高値で販売されています。
この結果からみても、ジムニーは希少価値が高く、市場価値が下がらない特別な1台であるということがわかります。
外車でも、フォルクスワーゲン・ビートルや、オールドMINIなど似たような車種はありますが、国産車の中では、やはりジムニーの存在は突出しているんですね。
まとめ
長期間に渡って値崩れしにくい“軽×クロカン”の代名詞。
軽自動車でクロカンと言えば、「ジムニー」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
悪路走破性の高さとオンロードでの安定性はピカイチで、中古車市場では常に高値で取引きされています。
ジムニーは10年以上経過したモデルでも、高く売却することができます。
- モデルサイクルが他の車よりも長い
- ライバル車が存在しない
- 10年落ちの中古車のジムニーは値段がしっかりとついている
という明確な理由があります。
高く売却できるということは、買っても損をしないということもできます。
価値が下がらない車それが、JB23Wジムニーの大きな魅力とも言えるんですね。
もちろん、車をより高く売却するなら、下取りよりも買い取りのほうが有利。
さらには買い取りでも、単独査定よりも一括査定のほうが圧倒的に高く売れる可能性が高いので、概算金額だけでも先に出してみてから結論を出しても遅くはないと思いますよ。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
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