2017年はSUV車にとって大きく販売台数を伸ばすことに成功した1年でした。
大きく広いワイドなボディに、悪路をものともしない走破性に走行性能、そしてなんといっても格好良さがプラスされ、現在もっとも注目されているカテゴリーになります。
そんなSUVなんですが、新車の販売増の恩恵を受け中古車としても在庫が市場に増えてきているのです。
中古車のメリットは、価格に幅があるので「予算に合わせた」購入が可能なこと。
しかも、好みの色や走行距離に応じて思わぬ「掘り出し物」もあるのでまるで宝探しのような側面もあります。
この記事では、昨年2017年に売れたSUV車のなかで、とくに人気が高くなおかつ中古車としての在庫が増えてきたモデル5車種に絞って紹介します。
これからSUVを購入予定なんだけど、どんな車種にしようか悩んでいるなら是非参考してください。
自分にピッタリの1台が見つかるかもしれないのですから。
目次
2017年人気が高く、市場に在庫が増えてきたSUVの中古車5車種
スバルのミドルクラスSUV「フォレスター」
フォレスターはスバルのミドルサイズSUV。 独自の4WDシステムを備えているのが特徴。
1997年登場の初代から数えて4代目に当たる現行型フォレスターは、スバル独自の4WDシステム「シンメトリカルAWD」を採用。
プラットフォームのベースはインプレッサ。
基本性能が高く、先代よりも堂々としてフォルムがデザインされ、走りの楽しさ使い勝手、そしてアイサイトなど安全性能も進化しています。
エンジンは最新ユニット搭載で、優れた燃費の性能と加速レスポンスを水平対向2000CCのNAとターボの2タイプで、一部にマニュアル車も設定します。
その代わり自動ブレーキを搭載したアイサイトは必須で、オススメグレードは2.0Lアイサイトで決まりです!
参考:中古車価格帯 140万〜390万円
トヨタのラージサイズSUV「ハリアー」
トヨタのラージサイズのクロスオーバーSUV「ハリアー」
現行モデルは2013年12月登場の3代目。
従来型のイメージを継続しながらも、多くの部分を適切にダウンサイズに成功した点が特徴的。
プレミアムSUVと言われながらボディサイズはやや先代に比べ小ぶりになるも、室内空間は広くなり、エンジンもそれまでの2.4Lから2Lへダウンサイジングに成功しました。
また現行型からハイブリッドに2.5前後電気モーターを加えるラインナップとなり、2017年6月に行われたビックマイナーチェンジでは、ターボモデルも発売されました。
はっきり言って購入満足度999%!
自己満足と言われればそれまでですが、優越感にも若干もあります(笑)。
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【悲願達成】私が新車のハリアー(PREMIUM)を買うことができた3つの理由
「新型の60系ハリアーを手に入れたい」 私はそう願っていました。 でも「販売価格と予算との差が埋まらず、妻の許しが得られなかった」という理由でずっと購入することができません ...
参考:中古車価格帯 230万〜530万円
SUV唯一無二のプラグインハイブリッド三菱「アウトランダーPHEV」
三菱の「EV」「4WD」技術、そしてSUVのノウハウを結集したモデルに当たるのがアウトランダーPHEV。
パワーユニットには2400CCガソリン4WDと2000CCガソリン2WDがありますが、なんといってもSUVとしては世界初のプラグインハイブリッド車となります。
外部電源を利用した充電電力の走行距離は60.2km走ることができ、さらに必要に応じてエンジンの動力を発電し駆動します。
バッテリーの電力にて最大1500Wの家電製品を車内で使うこともできるので、車中泊やキャンプなどアウトドアスタイルにも対応します。
参考:中古車価格帯 130万〜350万円
元祖タフネスSUV日産の「エクストレイル」
発売当初から日産が「タフギア」と謳ってきた本格的な4WD性能をもつエクストレイル。
現行モデルは3代目で、先代モデルは角形の無骨なデザインでしたが、角が取れ躍動的な印象になりました。
ベースは2000CCガソリンですが、一部ラインナップにハイブリッド車も追加され選択に自由度が増えました。
もちろん自動安全技術の「エマージェンシーブレーキ」も健在です。
人気の秘密はSUVの野性味とワゴン風の実用性を巧みに両立させたこと。
しかもシートや荷室には防水加工も施されており、アウトドアにも気軽に使えます。
スノーボードやサーフィンなど、荷物が濡れる機会が多いならエクストレイルのポテンシャル性能を発揮します。
SUV本来持っている「使い倒す」という意味にもっとも近い1台かもしれません。
参考:中古車価格帯 130万〜410万円
コンパクトSUVの新星トヨタの「C-HR」
まだ発売から1年少々ですが、大胆なスタイルが最大の特徴であるトヨタの新世代コンパクトクロスオーバーSUV。
彫刻的とも言える造形はかなりスタイリッシュで、このデザインに一目惚れして指名買いした人も多いです。
もちろんデザインだけではありません。
走行性能も秀逸で、トヨタの「TNGA」に基づく低い重心と高いボディ剛性によりスポーティかつ上質な走行フィールも大いに堪能できます。
グレードのラインナップはシンプルで、1.8Lハイブリッド+FFもしくは、1.2Lガソリン直噴ターボ4WDと2系統に大きく区分され、それぞれベースグレード「S」上級グレード「G」があります。
ベース車 | 1.8Lハイブリッド | 1.2Lガソリンターボ | ||
---|---|---|---|---|
グレード | G | S | G-T | S-T |
駆動方式 | FF | 4WD | ||
燃費 | 30.2km/L | 15.4km/L | ||
価格 | 2,905,200 | 2,646,000 | 2,775,600 | 2,516,400 |
価格※寒冷地仕様 | 2,933,280 | 2,674,080 | 2,799,360 | 2,540,160 |
特別仕様車 | 1.8Lハイブリッド | 1.2Lガソリンターボ | ||
価格 | 2,929,200 | 2,670,000 | 2,799,600 | 2,540,400 |
価格※寒冷地仕様 | 2,957,280 | 2,698,080 | 2,823,360 | 2,564,160 |
ハイブリッドとガソリンターボ、流通量はほぼ一緒でどちらも売れていますが、上位グレードである「G」「G−T」の方が圧倒的に多いのが特徴。
もしグレード選びに悩んでいるなら、ここは素直に装備が充実しているG系を選びましょう。
たとえば燃費重視ならハイブリッドで、走りの楽しさや爽快感を求めるならガソリンターボという考え方で問題ないです。
他の車種とは違って、価格差に大きな違いがないのも自由度が高いですよね。
参考:中古車価格帯 230万〜400万円
今回紹介した人気のSUV中古車まとめ
どんなスタイルであれ人気車種は、性能、価格、デザインといった要素のどれかが飛び抜けて優れていることが往々にしてあります。
今回紹介したSUV車も同じで、注目度が高く人気車種には必ずどこかにアドバンテージが存在します。
車選び、中古車選びで大切なのは、自分が車を購入するうえでどこに比重を置いているのか?
たとえば、
- 燃費ならアウトランダーPHEV
- 加速性能ならC-HRのターボ車
- アウトドアでガシガシ遊ぶならエクストレイル
など、あなた独自のスタイルで大きく変わります。
いずれにせよ、もしこれからSUV車の中古車の購入を考えているなら、「自分はどの機能に比重を置いているのか」「その車のデザインが気に入っているか」の2つだけで選ぶと後悔することはほぼないでしょう。
その一方で、「4WDが欲しいけどデザインが気に入らない」「見た目は最高なのに性能があまり。。」など、妥協をすると後悔するかもしれません。
恋愛や結婚と一緒かもですが「こいつと一緒なら」と思えたら今すぐGOサイン。
自分にピッタリの1台をゲットして、最高のSUVカーライフを満喫してもらいたいところです。
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