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10系アルファードのエンジンが焼き付いたので交換!修理費用は?

更新日:

10系アルファード エンジン 修理 交換費用

知人の10系アルファード2400CCのエンジンが焼き付いた!

つまり「 エンジンが死んでしまった 」のです。

焼き付きとはなにかっていうと、エンジン自体はエンジンオイルで潤滑されていて、シリンダー内にあるピストンが上下運動をすることで、大きな力を生み出します。

そのピストンの上下運動を長期間円滑に駆動させるには、エンジンオイルを定期的にメンテナンスしなければならないのです。

そうしないと、オイルは走った走行距離数と期間で劣化するので、いろいろな不具合が起きてしまいます。

今回は、そんな自動車にとってもっとも大切なエンジンが焼き付いてしまった話と、その交換費用、そして本当に治すことがそもそも正しいのか?というお話です。

では、どうぞー

10系のアルファードをエンジンが故障した原因

今回は、故障した原因なのですが「エンジンオイルのメンテナンス不良」です。

いつもは、5000kmや1年毎ぐらいに行っていたらしいのですが、仕事が忙しく、全くオイル交換をしていなかったとのこと。

それで、潤滑しなければならないオイルが切れてしまって、オイルが不足して焼きつきを起こした模様です。

焼きつきを、起こすとどうなるかというと、エンジンからの異音、また最悪の場合はエンジン自体がロックして始動しなくなってしまうのです。

知人いわく、「いやホントに最近のクルマって壊れないよね」と言っておりました。

いや、それお前、結局は壊れてんだけどね。

10系のアルファードをエンジンが焼き付いて修理した

修理工場に知人がいるので、撮影させてもらった今回のアルファードのエンジン修理。

「エンジンがなくなってるー!」僕も過去にメカニックをしていた経験がありますが、やはり、こうやってみるとエンジンを取り外すって凄いですよねぇ。

IMG 2752

整備工場さんに迷惑かけるものあれなんで、モザイク等はかけさせてもらっていますがエンジンとトランスミッションを取り外した状態はこちら。

IMG 2753

アルファードのエンジンが焼き付いた場所

写真では見難いのですが、エンジンが焼き付いた場所はこちら。

アルファードの2400CCは4気筒エンジンですので、4箇所ピストンとシリンダーは上下運動をしています。
※ちなみに3000CCのアルファードは6気筒エンジンです。

それで、原因なのですが一番左のシリンダーの傷が凄まじくついている。

また、ピストンの変形も見えるのは気のせいだろうか?

IMG 2756

新品(リビルト)のエンジンに組み付け

IMG 2755

こちら新品というかリビルトエンジンといって、リサイクルパーツを一度しっかりとオーバーホールを施してている未使用のエンジンです。

もちろん保証がついていて、1年間なにかあった場合は、保証修理ができるようになっています。

中古のエンジンがなかった為にリビルトエンジンにて対応してもらった。

工場での撮影を協力していただき、ありがとうございました。

アルファードエンジン交換の気になる修理費用は?

気になるリビルトエンジンの交換、修理費用を発表する。

なんと「50万円」でございます!ヒャッハー。

さすがにリビルトエンジン、エンジン自体の金額が「37万8000円」

これで更に作業工賃なども含めると、あっさり50万円を超えてしまいましたー!

どんな車であっても、部品さえあれば修理できるのが今の国産車なのですが、今回、改めて問いをしたいと思います。

「本当にこの11年落ちの18万km走行したアルファードをそれだけのお金をかけて治す必要があったのか」というお話です。

私個人的な意見としては「50万円以上をかけて修理する必要はない」という結論なんですよね。

50万円以上をかけて、10系のアルファードを修理する必要はあるのか?

知人のクルマなので、私がとやかく言える立場ではないことは重々承知していますが、「50万以上をかけて、修理する必要はない」と考えます。

10年落ちの車に50万円以上の修理代は高い

アルファードオーナーなら知っていると思いますが、はじめて発売した初代アルファードから13年ほど経過しています。

今回修理した車も16年車ですので、11年も経過しているのです。

確かに今現状で、修理代さえ払えば修理は可能です。

エンジンだろうが、ミッションだろうが、費用さえ用意してしまえばまた走れるようになるのです。

でもね、今回の場合ですともちろん年式も不安材料にもありましたが、もうひとつの不安材料「18万kmそうこうした多走行車」だということも考慮しなければなりません。

多走行車を50万円以上修理するのは将来的に不安

先程も、言っていたとおり「18万km走行している多走行車」だということを忘れてはいけません。

18万km以上走行しているということは即ち、他の部品の故障も視野に入れなければなりません。

走行距離数が多いということは、それだけ故障のリスクが増えるということ。

車はエンジンだけ構成しているわけではありません。

「ブレーキ」「トランスミッション」「ステアリング」など、車にとって重要なパーツは他にもまだまだあります。

さらにご存知の通り、自動車には車検という法律で定められた点検があります。

知人の車は今年車検を迎えてしまいます。

今回の修理金額50万以上お支払いしたあとに、「いくらかかるかもわからない車検代金をお支払いしなければならない」のです。

50万円だけで、終了というわけじゃないんですよね。

それなら、違う車に乗り換えを検討してもいいのではないか?

こんな考えだってあります。

知人はアルファードが気に入っているらしいので、例えば、2代目20系のアルファードに乗り換えだって十分に視野にいれてもいいはずなんですね。

新型や中古車のアルファードを乗り換え!

3代目の新型アルファードが発売して半年ほど経過しました。

新型アルファードもしくは、新型アルファードハイブリッドを購入できれば文句はないのですが、やはり新車となると価格の面で躊躇してしまう場合もあるでしょう。

ですが、新型車発売のおかげもあってか、20系のアルファードの価格も随分と下がってお手頃になってきました。

ちなにみ以前にも記事にしています。

参考:そろそろ欲しい?20系のアルファードの中古車を買うべき5つの理由

2代目アルファードのほうが、CVTミッションに変更されたことで燃費もよく、経済的ですし年式も新しいおかげで、これからも長く乗ることが可能です。

さらに予算に余裕があれば、2代目アルファードハイブリッドだって狙うことができるのです。

どう考えても将来的な面で、今回の修理に関しては不安になるのです。

なにもただ廃車にしようといっているわけではありません。
壊れた車や、事故車でも値段をつけてもらえる廃車買取サービスだってあります。

今回のエンジンの修理費50万円プラス買取価格がそのまま頭金になるのか。

それともこれから故障の不安を抱えながら走行していくのか。

どちらが上手な運用方法なのかは明白だとは思いませんか?

まとめ:大きな故障や大きな事故のときほどしっかりと考えよう。

車を入れ替えタイミングを誤ってはいけません。

修理するほうが、購入するよりはお金はかからないで済むかもしれませんが、将来性は間違いなく「 ゼロ0 」です。

さらに13年経過した車には重量税も重課税されていくので、古い車はどんどん不利になっていくでしょう。

車が故障したり、大きな事故をすると、どうしてもピンチに聞こえがちなのですが考えようによっては入れ替えチャンスでもあるということを忘れないで下さい。


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