知人から「ヴァンガードのエンジンオイルが異常消費するんだけど」と相談をされました。
実際にどれぐらいのペースで減っているのか疑問に思ったので聞いてみたのですが、1000kmぐらい走行すると半分以下になっているとのこと。
つまり、2000km走ればオイルゲージに付着せず空っぽになる計算です汗。。
ここでは、そんなヴァンガードのエンジンオイル異常消費について解説します。
そして実はこのエンジン。
トラブルが非常に多いので、同じような症状に悩まされている方は「売却」も視野に入れてみても良いかもしれません。
目次
エンジンオイルが減るヴァンガードを売却したほうがよい理由
ヴァンガードのエンジンは致命的な欠陥がある。
ヴァンガードのエンジンオイルが減る1番の理由は、中国製であるエンジン本体にあります。
オイルの異常消費については、以前からネットでも結構騒がれていて、ちなみに「2.4L」のみで起きる症状のようです。
ユーザー投稿サイトであるみんカラにも、同様の事例について報告があがっています。
しかも、ヴァンガードだけではなく、
- 20系アルファード
- ヴェルファイア
- マークXジオ
- 50系のエスティマ
- ブレイド
など、この時代のエンジンは同じような症状が頻発しています。
実際に、別の知人もエスティマに乗っていて同じ症状に悩まされ、以前エンジン本体をディーラーにて新品に交換してもらいました。
関連 : エスティマ50系のエンジンオイルがすぐに減るので修理した。
ちなみに交換する部品は、エンジンの下腹部にあたる「シリンダーブロック」
まだ新車から3年ぐらいしか経過していなかったので、修理費用については保証で対応してもらったんだけど、2017年現在では、保証期間が過ぎている場合もあり、最悪の場合「有償修理」となります。
つまり、欠陥的なエンジンだったとしてもお金を自己負担して修理しなければならないのです。
エンジンの修理は非常に高額で、シリンダーブロックを有償修理した場合「30万円〜40万円程度」は覚悟しておくべきでしょう。
SUV車は人気があるから「売却」も検討してみよう。
もちろんエンジンが欠陥でも、しっかりと修理さえすれば完治することはできます。
でも私なら、わざわざお金を支払って修理をせずに売却を検討するかもしれません。
なぜなら、ヴァンガードのようなSUV車は、今最も人気のあるカテゴリーで「高く売却できる」可能性があるからです。
現在、空前のSUVブームと断言できます。
SUV車がここまで人気が高くなった理由は、ワイドなフェンダーやゴツい大経タイヤの装着で見た目が格好良く、さらに居住性から積載性まで使い勝手が優れているからです。
マツダの「CX-5」をはじめ、トヨタの「C-HR」日産の「エクストレイル」などミドルサイズのSUV車も順調に販売されており、最近では、新型ハリアーもビッグマイナーチェンジを実施して2リッターターボが発売され何ヶ月も持っている状態です。
その結果、新車が売れると中古車も並行して売れるのは当然の流れであり、現在のSUV車の礎を築く格好となった「ヴァンガード」や「RAV4」などの中古車も評価を高めているのです。
新車はちょっと購入できないけど、中古車ならなんとか手が届くかもしれないというユーザー向けに「ヴァンガード」はピッタリのSUV車といえます。
実際にヴァンガードは高価買取が期待できる。
そこで、実際にヴァンガードの買取相場を調べてみました。
たとえば、中古車買い取り店のガリバーでは、人気は高く「138万円」と高価買取が実現しています。
また、今回調べたガリバーも参加している一括査定サイト「ナビクル車査定」では、95万円〜245万円という大幅な高価買取実績があります。
ナビクル車査定によると、ヴァンガードの高価買取の秘密は、
・どのグレードにおいても査定評価が高く、価格低下しにくい車種です。高価査定が期待出来るでしょう。
・新車と中古車の価格がそんなに変わらないので、走行距離やドレスアップの有無が査定評価に大きく関ります。
・中東エリアでは4WD車が人気の為、国外への輸出傾向が高めです。
・2WD車より、S-VSC+アクティブトルクコントロール4WD協調制御等の機能性が充実した4WD車が人気傾向にあります。
やはりSUVという市場価値、4WDという悪路への走破性、さらには海外にも輸出できるので極端に値段が下がらないから高値で売買されているんですね。
実際に今回の知人も一括査定サイトを利用して売却したようです。
トヨタにて下取り査定と比較しても、約15万円程度高かったようで新型ハリアーを購入する資金に余裕ができたと喜んでいました。
まとめ
ヴァンガードはSUV車というカテゴリーになるので「高価買取」を期待できます。
特に、エンジンオイルが消費している車については、症状がひどくなる前に売却したほうが良いでしょう。
今のまま走行距離だけが増えていけば、ヴァンガードと言えどその価値はズルズルと下がります。
スマホやマンション、ブランド物のバッグなどと同じで、ダメージがひどくなる前に決断することも大切です。
それが、高価買取を狙う基本的な原則なんですよね。
- 市場人気の高い「SUV車」であること。
- 実際に買取業者での買取実績があること。
- 単独よりも一括査定を利用すること。
この2つの事実とたったひとつのポイントを抑えれば、期待以上の高値で売却できるチャンスがあるかもしれませんからね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
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