SUVは大きく分けて「3つのサイズ」があります。
かんたんに分けると「S・M・L」
「紳士服かよ!」というツッコミは脇においてもらうとして、自動車は洋服のように「サイズを間違えちゃったから返品で!」というわけにはいかず、下手すると取り返しのつかない事態になります。
もともとSUV車は、アメリカの広大な道路をモチーフにして設計されることが多かったのです。
でも今では、日本の道路に合わせて作られたSUVも増えてきています。
ここでは、今もっとも熱いであろうSUVクラスの中で、サイズ選びに重要な「スモール・ミドル・ラージ」の3つのサイズについて解説します。
SUVはS・M・Lの3つのボディサイズに分かれている。
スモールサイズSUV=コンパクトSUV!
日本の道路にもっとも適したサイズであるスモールサイズのSUV、いやどちらかと言えば「コンパクトSUV」という呼び名のほうが馴染み深いかもしれませんね。
で、「スモールSUVってどこからどこまでっていう基準ってあるの?」
ただ、明確な基準があるわけじゃなく、ざっくりとしていますが全長が4,300mm程度に収まっているのが特徴です。
SUVって元々アメリカの道路を基準に開発されているので大きな車が多かったりするのですが、日本向けに作られているので乗りやすいのが特徴です。
・全長が短く、全幅が少々ワイドでも取り回しがよく運転しやすい。
・何と言っても日本向けに作られているので運転が楽。
・重量がミドル、ラージクラスより軽いので燃費が良い!
・価格も割安。
・オフロード向きではないため、悪路や山道などに弱い。
オフロード向きじゃないとはいえ、一部例外なケースもあります。
例えば、ジムニーはクロカン系の4WDでありながら、めっちゃオフローダーです。
悪路山道バリバリ走っていくので「スモールサイズ=悪路山道で弱い」と一概に言えないですよね。 あくまで傾向ですから。
もちろんボディサイズが小さいと、価格も比例して下がるので幅広いユーザーが購入できるクラスでもあります。
トヨタ
・C-HR
・ラッシュ
スズキ
・エスクード
・ハスラー
・ジムニー
日産
・ジューク
ホンダ
・ヴェゼル
ジュークやラッシュは、見た目からして全長が短く、排気量も小さいのでスモールサイズになります。
でも、C-HRやヴェゼルなどはコンパクトSUVってCMでも言ってるけど、ミドルサイズに含んでもいんじゃないのかなって個人的には思います。
SUVの群雄割拠はミドルサイズSUVだ!
全長4650mm前後、また排気量1800CCから2000CCクラスが俗にいうミドルサイズSUV。
エンジン動力に余裕があり、ボディサイズも大きいので走りに余裕があり、しかも室内も広々としているので一般的なファミリカーとしても使用できる。
・ボディサイズ、エンジンパワーに余裕があるので長距離ドライブを楽しめる。
・オフロード、オンロードなどある程度バランスがとれた車が多い。
・価格がコンパクトSUVに比べ高め。
・ボディサイズが大柄なので女性や初心者ドライバーには扱いづらい。
市街地でも、高速道路を利用した長距離を運転しても疲れないので、ファミリーカーとしても能力が高く言ってみるとバランス型です。
現在、国産SUVは全部で30車種近くありますが、大体はこのミドルサイズに集中しています。
このクラスを制することが、国産新車SUVを制すると言っても過言ではないでしょう。
それだけ、各社力を入れています。
トヨタ
・ハリアー
・ヴァンガード
・RAV4
スバル
・XV
・フォレスター
・レガシィアウトバック
ホンダ
・CR-V
日産
・ムラーノ
・スカイラインクロスオーバー
・エクストレイル
三菱
・アウトランダー
マツダ
・CX-5
レクサス
・NX
・RX
今並べた車種を見てもらっただけでも、いかにミドルサイズSUVが群雄割拠なのかもわかりますよね(笑)
価格帯もバラバラでハリアーのようにプレミアム感を出している車種もありますが、エクストレイルのようにオフロードタイプを前面に出している車種もあります。
いずれにしても、オンロード派かオフロード派なのかで選ぶ車種が全然違ってくるのが、ミドルサイズSUV車の特色です。
ラージサイズSUVはクロカン系ばかりで構成される
最後にラージサイズSUVを紹介します。
ラージサイズのSUVは非常にわかりやすく、いわゆる大型クロカン系でランクやパジェロなどオフロードモデルを想像すればいいでしょう。
どんな林道や砂利道、雪道を突破していく反面、取り回し性が悪く特に女性には運転はしにくいかもしれません。
・悪路も山道も雪道もどんな場所でも乗り越える!
・大柄ボディなので、外観も目立ち、格好いい。
・アウトドア好きだと思われる(笑)
・運転がしにくく市街地では正直オーバースペック。すげー疲れます。
・嫁に嫌がられ、運転ができないと怒られる。
・燃費が悪く新車なら高くなる。
ラージサイズのSUV車は、キャンプやアウトドアなど趣味として使う方がメインユーザーです。
なので、燃費や取り回しなど二の次で、ラゲージスペースの広さや、駆動力など優先して選ばれています。
ラージサイズのSUV車で燃費やサイズ、取り回しなど細かいことを気にすることは、ディスクトップパソコンで省エネや携帯性を追求するようなもの。
このクラスの特徴は、ゆとりや走破性がメインなのでその辺りは割り切って考えましょう。
「通勤5kmの会社に通うのに使う予定ですキリッ」という方が、ラージクラスのSUVを買っても多分きっと後悔するだけですよ(笑)
トヨタ
・ランドクルーザー
・ランドクルーザープラド
・FJクルーザー
・ハイラックスサーフ
日産
・テラノ
三菱
・パジェロ
イスズ
・ミュー
・ビッグホーン
最後に
SUV車を選ぶにはある程度基準のようなものが必要で、この基準というかモノサシが決まらないといつまでたっても自分の欲しい車は見つからない。
もし、そのモノサシが「サイズ・大きさ」というのなら3つのサイズを中心して考えてみてはどうでしょう?
SUVは視線が高く、遠方からでも見通しがよいのが特徴ですが、その一方で左側面に死角ができやすいという1面もあります。
その辺りを考慮して、自分にあったベストなSUVを見つけよう。
かんたんにまとめるとしたら、
- 日本向けに作られており、街中でもかんたんに扱い、燃費が良いスモールサイズSUV
- バランス型でオフロードでもオンロードでも弱点が見当たらないバランス型ミドルサイズSUV
- ボディにゆとりがあって、どんな場所へでもガンガンいける。ラージサイズSUV
こんな感じで選ぶと失敗しないのかもしれませんよっ。
中古車販売実績のあるガリバーでは、条件次第で「最大10年間の長期保証」があり、他の中古車販売店よりも圧倒的にアフターサービスが充実しています。
しかも、中古車としては異例の「100日以内の返品制度」もあるので、不安のある中古車を、リスクなく安心して購入することができます。
毎日、全国550店舗に500台以上SUVの在庫車が入荷しており未公開車両も充実。
これから長く乗られる愛車を探している方にも間違いなくおすすめできます。
►►ガリバーで「SUV車」の在庫車・未公開車両を探してみる。
私は新しい車の購入費用のため、自分の乗っていた「プリウス」をディーラーに下取りしたところ予想を下回る査定額でした。
だから、下取りは一旦やめて一括査定を申し込み複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がつきました。
かんたん車査定ガイドは他社とは違い、おおよその「概算金額」も先に教えてくれるので、自分の車の「相場」がわかります。
現在、新車の値引きが渋くなってきています。 そのため、今では買い取り額は新車の値引きの調整弁として欠かせない存在です。
提携会社である、50社以上の厳選された買い取り店の中で、最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができること。
それこそが一括査定のメリットであり、最大の強みでもあります。
►►45秒でできる、無料の「かんたん車査定」を見てみる。