「パッソ2回目の車検はどれぐらいかかるの?」
平成25年式のパッソに乗っている友人から車検の依頼がきました。
友人の希望としては、
・あまり走っていない(50,000km未満)が整備はしっかりとしてほしい。
・お金がもったいないんで、なるべく安く抑えてほしい。
と、「整備」と「価格」両方を追求してきました(滝汗)
二兎追う者は一兎も得ずなんて言葉もありますが、でも今では、整備品質が高く、それでいて車検の基本料金が安い民間業者があるのも事実なんです。
そこで、まず実際に車を預かってディーラーにて分解見積もりをしてもらいました。
この記事では、車検の定番である「ディーラー」と車検の新しいサービスである「楽天車検」の見積もりを比較してみたので紹介していきましょう!
パッソの車検費用をディーラーと民間業者で比較した。
ディーラーで分解見積もりをしてみた
まず、手始めにディーラーで分解見積もりをとってもらいました。
タイヤを取り外してブレーキを点検、ボンネットを開いてエンジンルームの点検、リフトアップをして下回りの点検と手際よく実施。
ただ最近ブレーキを修理したこともあり、点検した結果、特別大きな異常は見当たりませんでした。
まあこのあたりは、年式や走行距離で変わってくると思います。
25年式で2回目の車検、しかも50000㎞しか走行していないのもあり、この辺はさすがトヨタ車といってもいいでしょう。
そして、ディーラーで出た見積もりの総額は「9万1,254円」でした。
このとき本音でいうと「ん?ちょっと高いすぎやしないかぃ?」と思いました。
まあいずれにしても、あくまで見積もり額ということですし、最終的には多少の値引き(具体的な価格はなし)をしてくれるらしいのですが、とりあえずベース金額は9万円前後で確定です。
楽天車検を利用して見積もりをした場合
次にネットから申し込みができる民間車検の「楽天車検」を調べてみます。
楽天車検は、数々の車検民間業者と提携しているサービスで、車種ごとの車検参考費用が出ています。もちろんパッソも用意されているのでページを確認します。
この見積もりは楽天車検と提携している民間工場の平均値をとっているのですが、金額は「6万1,370円」とディーラーに比べると、非常にリーズナブルな価格設定になっています。
とくに目立つのは整備代の17,940円という安さ。
ディーラーの整備代を真っ向から比較してみると、価格差がよくわかります。
当然、自賠責保険料や重量税など法定費用に差はありません。ですから「整備代の違い=両社の価格」の価格の違いがそっくりそのまま車検代に反映しているといってもいいでしょう。
ディーラーと楽天車検の料金を比べてみた。
両社の見積もりが揃ったところで、もう一度車検費用を詳しく比較してみます。
パッソの車検見積もり | ディーラー | 楽天車検 |
整備代金 | 3万6,484円 | 1万7,940円 |
検査代行手数料 | 1万1,340円 | 0円 |
法定費用 | 4万3,430円 | 4万3,430円 |
合計費用 | 9万1,254円 | 6万1,370円 |
その差はなんと3万円で予想以上に価格差に違いがあります。
法定費用はどちらで車検をしても変わらないので、この価格差は整備費用の差。
それともうひとつ検査代行手数料の差です。
メーカー系のほとんどのディーラーでは整備費用と検査費用が別々に計上されています。
しかしその一方で、楽天車検では検査費用は整備費用に含まれているので、やはり単純な価格の面で行けば楽天車検に分がありそうな間違いないでしょう。
ディーラーと楽天車検の特徴
ここでディーラーと楽天車検、両社の特徴をかんたんに説明すると以下のように分類できます。
ディーラー | 楽天車検 | |
整備品質 | ◎ | ◯ |
価格 | △ | ◎ |
支払い方法(カード払い) | ◯ | ◯ |
特典 | △ | ◎ |
整備品質はメーカー直通なのでやはりディーラーに軍配は上がります。
しかしそれ以外の部分、たとえば私たちにとって大切な価格は楽天車検のほうが安く、さらに支払い方法なども同じ楽天サービスである楽天カードを支払うことでポイントも加算され、さらに、さまざまな特典などディーラーにないメリットがあります。
もちろん整備品質の差だって、目に見えて差があるわけではありません。
実は楽天車検と提携している車検整備工場一覧を見ると有名な民間工場ばかりです。
- オートバックス
- ENEOS(エネオス)Dr.Drive
- 車検のコバック
- アップル車検
- ハートフル車検