お金がないし、仕事もないのに車だけはもっている。
「車がないと仕事にならない!」といいますが、
果たして本当にそうなのでしょうか。
もう一度自分を見つめ直し、
仕事をみつけて、しっかりとした生活を取り戻すことが目的なら、
まずは「車を売ること」からはじめてみよう。
まずは生活の基盤づくりからはじめることがなによりも優先に考えましょう。
目次
無職で経済的に苦しいかたはまず「車を売る」ほうがいい理由
1:車の固定費に押し潰される可能性が高くなる。
「車を持っている=財産を所持している」ことになるので、
リースでもしていない限り、あなたの車には毎年税金などのお金が発生しています。
2年に1度の車検はもちろん、1年に1度の自動車税や1ヶ月に1度の駐車場代、
さらには毎日減り続けるガソリン代と、車の固定コストはどんどん積み重なっていきます。
さらには、自動車保険の存在を忘れるわけにはいきません。
固定費を抑えるために、もし仮にあなたが、
無保険状態で走行して事故を起こしたしまった場合には、
もう人生の「終わりの始まり」といってもおかしくはありません。
自動車保険に関しては「対人対物無制限」だけには、
絶対にしておかなければなりません。
もし、このように車の維持費や固定費で苦しんでいるのなら、
まずは一旦車を売却して手放すか、陸運支局に出向いて一時抹消しておいてもいいでしょう。
まずは冷静になって今自分の置かれている状況を洗い流しましょう。
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参考:車を持たない生活は可能?ムダを省いて豊かな暮らしを手に入れよう!
2:他の移動手段で対応できる可能性がある
本当に「車がないと生活していくことができないのでしょうか?」
もう一度、よく考えてみることが大切です。
バスや地下鉄などの公共機関での移動は不可能なのか、
または「維持費がかからない」自転車などでは代用できないのか。
もし、あなたが結婚していなくて、両親の車を使用できるのであれば、
「両親の自動車保険」で被保険者になることが可能になります。
または、土日しか必要としていないのであれば、
カーシェアリングだって使用することが可能になります。
そうやって考えてみると、「絶対に車が必要」だって言い切れる人って
数少ないと思うのです。
もう一度仕事をみつけて、再開してからでも十分に間に合います。
まずは「車を手放した状態で暮らす」という新しい生活スタイルを見つけてみましょう。
3:破産してからじゃすべてが遅い
車1台だからといって油断してはいけません。
破産してからじゃすべてが遅いのです。
余談になりますが、私がディーラーに務めていた時代。
ディーラーを辞めてしまった元同僚に車検を依頼されて請け負ったのですが、
その元同僚が「無職になってお金がない」ことが原因で、
車検代の「売掛金」を1年半ほど未納という状態が続きました。
「1ヶ月に支払うから。。」「なんとかもう少し、待って貰えないかな」などと言われ、
私も「根気強く」待っている状態でしたし、胃がキリキリとする毎日でした。
無理をして車検をとっても、
無収入が続いてお金がなければ車を自由に乗ることができません。
結局、その同僚は「車を売却したお金」を使って車検代を支払ったのです。
それでも、車がそれなりに高く売れたおかげで、助かったと言っています。
その同僚も本当にお金がなくなって初めて
「車をもたない生活スタイル」を築くことが可能になったといっています。
当時のことを同僚は、あのまま借金を抱えていたら、
支払えなかったしヤバかったと話しています。
もう、笑い話のようですが、
当時はお互い笑えませんでした。「お金の切れ目は縁の切れ目」とは
よく言ったものですね。
今ではよく一緒に飲みに行く間柄になっていますし、
仕事をみつけて、新しい車を購入して問題なく乗っています。
まずは「車を手放し」ゆとりのある生活を取り戻すことが先決です。
なんといっても、まずは仕事をみつけて生活スタイルを取り戻しつつ
基盤づくりに励むことが必要です。
固定費というプレッシャーから開放されるようになりましょう。
その為には「無駄なことは一切やらない」ことが大切で、
「酒」「ギャンブル」「無駄な財産の所持」など生活していくうえで、
金銭的に削れる部分はないかと、自問自答を繰り返してみてください。
- なぜ、自分には車が必要なのか?
- 車を売ることにより不便に感じることはなにか?代用は不可能なのか。
- まず、今自分がやるべきことはなにか。
- 将来自分はどうなりたいのか。
など、自分の明確なビジョンを洗い流して、
もう一度その問に対する「解」を見つけてみてください。
「できない」って決めつけるのではなく、
「絶対にできる」という気持ちでいることが案外大切ですからね。
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