新車を現在の価格よりももっと安く、お得に購入するには、
基本的な3つの要素が必要になります。
結論から言ってしまうと、
- 車両本体の値引き額を限界まで増やすこと。
- 下取り額のアップさせること。
- オプション・付属品にも車両本体とは別に値引きを狙うこと。
どれが欠けてもいけません。
この3つの要素がうまく噛み合ったとき、その商談が成功する確率が一気に高まります。
その3つの要素の中でも今回は、
「車両本体の値引き額を限界まで増やすこと」にスポットを当てていきましょう。
商談時「値引きしてくれ」って一方的に駄々をこねるだけでは、
大幅な値引きはしてもらえません。
しかも、ただの「わがままな客」と印象づけられる可能性もあります。
やり方さえ、攻め方さえわかれば誰でも絶対にできます。
新車の値引き額を限界まで引き出す方法にフォーカスを当てていきましょう。
車両本体の値引き限界まで引き出すための3つの方法
ライバルとなり得る「車種」「会社」を見つける
まず、あなたが購入を検討している車種のライバルとなる「車種」を見つけましょう。
例えば、ヴォクシーならノアやセレナ。
フリードならシエンタ。
アルファードならヴェルファイアやエルグランド。
ライバル車の存在を見つけることはそこまで難しいわけじゃありません。
誰でも知らず知らずのうちにライバル車についても比較しているはずですから。
しかも、ライバルは車種だけに限定しているわけじゃありません。
会社だってライバルとして成り立つんです。
例えば、プリウスやアクアのように、
トヨタ店全部で販売しているような「多チャンネル販売」の、
会社同士でもライバルになり得るのです。
まずは、限界値引きを引き出すための、
ライバルとなる「車種」「会社」を見つけることからスタートしましょう。
ライバル社で見積もりをとり、同士競合をさせてみる
もっともかんたんな方法のひとつに、
同じクルマ同士を競合させる方法があります。
例えば、新型プリウスなんてその代表的な例になります。
新型プリウスは、
- トヨタ店
- トヨペット店
- カローラ店
- ネッツ店
と4チャンネル同時販売なので、
全部とは言わないまでも3つぐらいに絞り、それぞれ見積りをとり値引き額を競合させましょう。
面倒くさがらずに、実際に見積もりをとってみることが大事です。
もちろん、4チャンネルのどこで見積もりをするのかはアナタ次第ですが、
「トヨタ店」と「トヨペット店」はベテランドライバー向け、
「ネッツ店」と「カローラ店」は若者ドライバー向けの車種が多いので、
そのあたりで判断してもいいかもしれません。
新規の場合は、値引き額を中心として店の雰囲気や営業マンの対応なども加味して、
最終的な選択をするようにしましょう。
その他にもトヨタ車の場合、
アクアやC-HRなどが4チャンネル同時販売しています。
車種でライバルが見つからないときには、価格の比較もかんたんなので、
もっともポピュラーな競合法と言えるでしょうね。
兄弟車、姉妹車で競合させる
次に会社ではなく車種として競合させる方法です。
つまり、兄弟車、姉妹車で価格を比較するんです。
例えばアルファードにはヴェルファイアという、もっとも簡単な競合相手が存在します。
その他にもヴォクシーならノア。
最近発売されたルーミーならタンク、またダイハツのトールのように、
同メーカー車OEM車で競合させれば効果が期待できるでしょう。
先に狙っている車種とは別の見積もりをとってから、本命車種の値引き交渉に進む。
そして、ライバル車種で出してもらった値引き額を引き合いに出すことで、
本命の値引きを額を増大させましょう。
ライバル車で競合させる
先ほどは同メーカー車でしたが、今回は他メーカー車で比較させる方法です。
例えば、冒頭で挙げたような、
シエンタならフリード、アクアならフィットハイブリッドなどもライバル車と言えますよね。
また、軽自動車の場合は特に比較対象となるライバル車が非常に多いので、
価格競争にもっていきやすいでしょう。
N-BOXならタントなどとライバルになります。
意中の車とは別の車種を見積もり取る必要はありますが、
車両本体の値引きを限界まで、引き出すには粘り強く商談をする必要があるでしょう。
もしかしてライバル車の方が、いいかもってなるかもしれないので、
ライバル車をリサーチすること行為はあながち無駄じゃありません。
視野を広くする意味でも、ひとつの「車種」「会社」に拘らないようにしましょう。
まとめ
ライバルとなり得る「車種」「会社」をまず見つけてから、
- 会社同士
- 兄弟車、姉妹車
- ライバル車
で競合させるのが、車体本体価格を値引きするための、
手っ取り早く効果的な方法です。
値引き交渉の仕方にも色々な方法はあるが、
まずは比較する対象がいなければ材料がありません。
ライバルが多ければ多いほど、値段競争に突入して価格の価値が下がっていきます。
特にミニバンや軽自動車などはライバル車や兄弟車、
またOEM車が非常に多いので、かんたんに同士競合が展開されます。
多くの店舗を回れば値引き額の増大が見込まれるので、
面倒くさがらずにコツコツと足を運ぼう。
もちろんついでに、冒頭で説明したように、
他社で商談をするなら下取り額の比較も同時展開しておけば一石二鳥。
買うときに比較させるライバルがいたほうがいいように、
売るときだってライバルがいたほうがいいに決まっていますから。
そう考えると、下取りアップをするには、買取店との比較が最強なんですよね。
新車の値引き交渉をしている期間中に、
一括査定で買い取り額の比較も同時進行しておけば、
時間の短縮にもつながり、新車をより安く購入するための大きな材料になるんですけどね。
私は新しい車の購入費用のため、自分の乗っていた「プリウス」をディーラーに下取りしたところ予想を下回る査定額でした。
だから、下取りは一旦やめて一括査定を申し込み複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がつきました。
かんたん車査定ガイドは他社とは違い、おおよその「概算金額」も先に教えてくれるので、自分の車の「相場」がわかります。
現在、新車の値引きが渋くなってきています。 そのため、今では買い取り額は新車の値引きの調整弁として欠かせない存在です。
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