最近、オレンジ色の流れるウインカーを装着した自動車が街中を走行しているのが目につきます。
複数の光源を同時に点灯させるのではなく、周期をずらして点灯させる仕組みがスタイリッシュで格好いいですよね。
トヨタのC-HRに採用されたことから注目を浴びていますが、アウディまたレクサスRXやLXなどでも採用されています。
今回そんな流れるシーケンシャルウインカーについて、私のところにも以下のような質問がやってきました。
注目されている灯火装置である流れるウインカーについて解説していきます。
流れる(シーケンシャル)ウインカーの点滅パターン
流れるウインカーと言われても、点灯イメージが湧かないかもしれないので、てっとり早く動画を見てみよう。
こちらはC−HRのGグレードに装着されているBi−BeamLEDヘッドライト、LEDデイライト、LEDテールライトのセットオプションになっていて15万1,200円となかなかの価格設定になっています。
ただ、この流れるシーケンシャルウインカーは最近開発されたわけではありせん。
そもそも60年〜70年代の自動車に採用されていたのですが、その後禁止になった経緯がありました。
ただ、2014年にアウディなど欧州車に採用されるようになったおかげで、再度解禁になった背景があるのです。
流れるウインカーは後付することができるのか。
では、流れるウインカーの後付つをする取付キットは存在するのか。
先ほどの質問者さんの20型のアルファードなどで調べてみると、楽天などで流れるウインカーシーケンシャルタイプとして販売されています。
また、CT200hなどでも別売りのキットが売られています。
このように、テールレンズなど社外品に交換することによってシーケンシャルウインカーとして車種限定で取り付けすることは可能になりますが、まだまだ対応車種は少ないのが現状です。
また、このシーケンシャルウインカーキットを取り付けする際にはひとつだけ注意点があります。
それは保安基準に適合している「車検対応品」なのかどうかです。
流れるウインカーキットは「車検対応」か。
せっかく高いお金を支払って後付けでシーケンシャルウインカーキットを取り付けたとしても車検に合格できなければ意味がありません。
そもそもウインカーの保安基準は、
- 光の色はオレンジ色
- 指示する方向は100m(側方は30m)のいちから昼間でも点灯が確認できること。
- 周囲360度からいずれかのウインカー指示器が確認できる
- ウインカーの照射が他の交通を妨げしない
- 1分間に60回以上120秒以下の一定の周期での点滅
など、以上5点の条件を満たす必要があります。
流れるウインカーが解禁になったとはいえ、保安基準というルールがあり、どんなシーケンシャルウインカーを取り付けしても良いわけではありません。
それだけ流れるウインカーを照らすには技術的に難しく、法的にもぎりぎりのラインで制作されているんです。
車検に持ち込むディーラーによっては車検NGなところも存在します。
実際にシーケンシャルウインカーを販売しているショップでも、以下のように説明をしています。
もし、流れるウインカーをどうしても後付けしたい場合には純正のパーツを捨てずにとっておきましょう。
C−HRの純正オプションとして装着できるなら問題はないが、違う車種に取り付けするにはまだちょっとハードルが高いのかもしれませんね。
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