エンジン始動すると「ボボボボボー」とフロアから明らかにうるさい音がしはじめてきました。
アイドリング中でも充分大きな音なんですが、アクセルを踏むとより一層ひどくなり、もう騒音レベルです(汗)
車種はトヨタの「マークX」で、型式は初代モデルの「GRX120」になります。
この音の種類から、「マフラーから排気ガスが漏れている」ような異音がしているので、確認のためにリフトが完備されてあるディーラーに点検してもらうことにしました。
目次
マークXのマフラー異音の原因と修理する場合での見積もり額
原因はフロントエキゾーストパイプからの排気漏れだった。
リフトアップして下廻りを覗いてみるとすぐに原因ははっきりした。
フロントエキゾーストパイプにある触媒からの排気漏れが原因で、矢印のところから漏れているのは間違いありません。
左の写真が全体図で、右の写真が拡大図です。右の写真黒くなっているのがわかると思います。
写真では排気漏れの音までわからないので、動画でも撮影しています。合わせて確認下さい。
こう見ると一部分だけ黒くなっているかと思われますが、もう全体が腐食してきています。
マフラーの全体図をディーラーのスタッフの方に見せてもらったのですが、マークXのマフラーは2分割して今回排気漏れしている箇所はフロント側でした。
ディーラーにてリフトアップしたおかげで、不具合部位の特定できたのですが、それよりびっくりしたのがマフラー交換にかかる費用でした。
マフラーの交換費用は脅威の20万円
とりあえず交換費用が知りたかったので、ディーラーの方に見積もりを出してもらいました。
「4〜5万円ぐらいかなぁ」と油断していると、出された見積もり料金に震えました。
なんと約20万円の修理見積もりだったのです(滝汗)
「ちょっ!え?なんでそんなにも高額な見積もりなの?」ってディーラーが作成した見積もりをじっくりと見てみると、驚愕はマフラーの部品代でした。
なんとパーツ単体で約18万円もするのです。
なんでそんなに高いのかディーラーで確認してみると、四角く囲っている触媒がついているのが高額になる要因のようです。
触媒とは?
排気ガス中のCOとHCをCO2とH2Oに変化させ、さらにNOxを還元してN2とする働きが加わったものが三元触媒です。
三元触媒の浄化率は理論空燃比付近でもっとも効率がよくなります。ガソリンエンジンではO2センサーからの情報を元に空燃比制御装置が働いています。
マフラーからの排気漏れは車検も不合格なる。
マフラーの騒音もちろん問題ですが、それよりももっと深刻なのが「排ガスが漏れていると車検に合格できない」ということ。
認可を受けているディーラーでは当然として、コンプライアンスに準じている民間車検場でも車検に通らないでしょう。
マフラーの小さな穴なら溶接等で修理することもできますが、全体が腐食しているので交換するしか方法はなく、もしこれからもまだ乗るつもりなら、中古品(限りなく在庫がない可能性がありますが・・・)もしくは新品にて交換するしか方法はありません。
ちなみに、あまりに高額であることから中古品の流入も少なく、在庫がない状態が続いているようです。
マークXのマフラーからの異音まとめ
20万円以上のお金をかけて修理するかしないかの判断は非常に難しいところです。
小さな異音ならとりあえず問題ありませんが、マフラーの場合には騒音に近く、近所迷惑レベルにもなります。
車検が近ければ、なおさら早急の判断を下す必要があります。
高額な修理費用を支払いするか、それが嫌ならまず買取査定に見積もりを出してみてはどうでしょうか。
査定の基準であるホワイトブックでは、触媒マフラーの交換で60点、つまり6万円のマイナスです。
単純に比較することは難しいのですが、約20万円近く支払って修理するのか、それとも6万円のマイナス査定をされて売却するのか、考え方によっては売却したほうがお得になる可能性は十分高いです。
とくに、最大10社と同時比較できる一括査定のような比較サイトを利用すれば、より高く査定をとってもらえる可能性があるので試してみてはいかがでしょう。
それからでも、修理する決断は遅くないと思いますけどね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
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