この記事では、トヨタマークXの段差や凹凸路面時にゴツゴツと異常音がする原因について解説していきます。
今回の依頼主は私の知人。
初代120系マークXに乗っているのですが、ちょっと大きめの段差や凹凸路面に乗り上げたとき、下回り?足回り?から『ゴツッゴツッ』と異常音がするから診てほしいとの依頼でした。
足回り系の異音は、そのまま放置しておくのも怖いので、すぐに修理工場でリフトアップしてみました。
結論から言うと、タイヤやサスペンションを支えているショックアブソーバからオイルが漏れが原因だったのです。
目次
トヨタ「マークX」の段差時や凹凸路面時乗り上げたとき異常音がする原因
異常音の原因はショックアブソーバーからのオイル漏れ
結論から言ってしまうと、タイヤやサスペンションスプリングを支えているショックアブソーバーからオイル漏れが発生していました。
知人いわく、『後ろの方が異音がひどかった』との話だったので、リフトアップして下回りを確認したところ、後ろのショックアブソーバーがオイル漏れの形跡があります。
濡れているというより、オイルが固まってベトベトしているような感じになっており、ショックアブソーバーに封入されているガスが抜けちゃっている状態なんです。
もちろん、後ろの右側も同様にオイル漏れしています。
ちなみに、フロント側のショックアブソーバーはどうなのか確認してみると、フロント左側も同じようにオイルが漏れ始めてきています。
つまり、4本あるショックアブソーバーのうち3本にオイル漏れが確認できているので、フロント右側の寿命も時間の問題でしょう。
では、このショックアブソーバー、新品に交換した場合どれぐらいの費用がかかるのでしょうか
マークXのショックアブソーバー交換に必要な費用
故障原因はわかったので、修理工場であるトヨタディーラーにお願いしてショックアブソーバー4本交換の見積もりをお願いしました。
結論からいうと、4本交換で約17万5,000円。
部品代、技術料も全て一緒で、1本約4万3,800円必要になります。
部品代もそれなりに高額ですが、ネックなのが技術料であり、メカニックさんに支払う作業工賃です。
もちろん車種やグレードや形状などによりますが、足回りの交換作業は誰しもが簡単にできる作業ではありません。
とくに、マークXの場合、足回りが複雑な構造になっており作業時間が要します。
いずれにしても、放置していても改善されないので、症状を改善させるにはショックアブソーバーを交換するしかありません。
予想よりも高値で売却できることもある!
足回りの交換、とくにショックアブソーバーのようなサスペンション関係の修理費用は非常に高額です。
とくに、今回のような10年落ちしたマークXに15万円以上支払って修理するなんて疑問に思うのは私だけじゃないはず。
それならいっそのこと、査定に出してみて売却を検討してみてはどうでしょう。
たとえば、複数の業者から査定をとってみると、予想以上に高価査定されるケースがあります(もちろん需要と供給の関係になりますが・・)
とくに、最大10社で同時査定を実施する、ナビクル車査定では想定外の高値がつく場合があります。
もちろん、査定は全て無料です。
なので、自分の売却価格が許容範囲なのかどうかを聞いてからでも、修理するかしないのかの判断は遅くはないでしょう。
いずれにしても、高額修理なのは間違いないので、決断するにはそれ相応の勇気が必要です。
修理する以外にも、リスクヘッジとして売却も考えておくべきではないでしょうか。
まとめ
今回、GRX12系マークXの段差時・凹凸路面時の異音について解説しました。
故障原因は、ショックアブソーバーのオイル漏れ。
修理をすれば、4本で約17万5,000円にもなります。
この見積もり額が適正かどうか、ユーザー自身が自分で判断し「修理をする」のか、もしくは思い切って「査定」に出してみるのか?
これが今後のカーライフプランニングに大きな影響を与えることは間違いないでしょう。
いずれにしても間違った選択、後悔だけはしないようしっかりと考えてみてくださいね。
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