最近、ナンバープレートの盗難が多発しています。
ナンバープレートの盗難は、犯罪へ利用されます。
また、オリンピック専用プレートやラグビーワールドカップ専用プレートなど、オリジナルのナンバープレートが取り付けできるようになってきたこともあり、盗難被害が非常に増えてきています。
その他にも、ナンバーを外側から囲うナンバーフレームが盗まれるケースもあります。
いずれにせよ、対策を施していなければ1分もかからず盗まれてしまうので注意が必要。
そこで今回、誰でもできる防犯対策として「ナンバープレート専用セキュリティーロックボルト」について解説していきましょう！
ナンバープレートセキュリティーロックボルトの概要
ナンバープレートは意外と盗まれやすい
実は、ナンバープレートって意外と盗まれやすいんですよね。
警視庁統計の資料を参考にすると、自動車部品の統計におけるナンバープレート本体盗難の割合は『39％』にも及びます。
参考資料：警視庁統計
ではなぜ、ここまで狙われるのか？
なぜなら、盗まれたナンバーは重大犯罪へ利用されるから。
たとえば、車を盗難したあと、全く違く車から盗んだナンバープレートを盗難車に取り付け、そのまま他県まで自走したり、最悪そのまま輸出されるために使われます。
しかも、ナンバープレートの取り付けも簡単で、フロントが10ミリのボルト2本、リアも封印さえ外してしまえば、フロントと同じようにボルト2本で止まっているため、子供だって簡単に盗難できてしまうのです。
つまり、車の中でももっとも盗まれやすい部位なのに、セキュリティー対策がまったく施されていないんですね。
ナンバープレートを盗まれないための対策
そこで盗まれないための対策として、「ナンバープレートロックボルト」というパーツがあります。
カーメイトから発売されているセキュリティーボルトは価格もリーズナブルでおすすめです。
盗難に強い
当然ですが、「盗難に強い」のが特徴。
なぜなら、ボルトの頭が特殊な形をしており、専用工具じゃなければ取り外しできないから。
また、ボルトの素材自体が固くできており、ドリルやハンマーなどで無理やり壊そうにもびくともしません。
試しに、なんでも外せる神ツール「ネジザウルス」を使って緩めようとしましたが、びくともしませんでした（笑）
サビに強い
また、ボルトもサビに強く、当然のステンレス製品です。
よくナンバープレートのボルトが錆びているのを見かけたりすると思いますが、見た目がカッコ悪すぎです。
しかも、そこから雨だれでナンバープレート本体が茶色く変色する恐れもあります。
ほとんどの車種、デフォルトで装着されているボルトは「スチール製」なので、最低でも「ステンレス製」にしておくべきですよね。
見た目が美しい
ステンレス製なので見た目が美しく、フラットフォルムがまたなんともカッコいいと思います。
当然はじめから取り付けられているボルトよりも野暮ったさがないので、キレイにすっきりとまとまります。
トヨタ車には純正品もある。
セキュリティーロックボルトには社外品だけじゃなく、純正品も存在します。
たとえば、トヨタ純正品ナンバープレート用ロックボルトもあります。
「せっかくなら純正パーツで揃えたい！」と考えているなら、社外品ではなく純正品を使ってみてもいいでしょう。
まとめ
今回は、ナンバープレート用のセキュリティーロックボルトについて解説しました。
見た目がかっこよかったり、ボルト自体がサビに強いことも大事ですが、もっとも大切なことは「盗難に強い」ことです。
この目的が果たせなければ、購入する意味はないでしょう。
だからといって無理をして、高額なセキュリティーロックボルトを購入する必要はありません。
1,500円程度の少ない投資で、確実に効果のでる防犯対策が可能になるので、まだ取り付けていない方は、参考にしてみてくださいね。
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