トヨタのハイラックスピックアップ乗っている知人から「エンジン始動しなくなってしまった」との連絡が入りました。
知人のハイラックスはディーゼルエンジン搭載のモデルで、平成10年と年式が古く走行距離も20万km経過しています。
具体的な症状を確認したところ、始動するときはあるがすぐにエンストしてしまい再始動ができない。
私が確認しに現地にいったときには、セルの回し過ぎでクランキングスピードが遅くなっており、バッテリー上がりまで起こしてしまった。
とりあえず、修理工場にレッカーすることにしたが、この記事ではハイラックスピックアップのエンジン始動しなくなってしまった原因と、修理した場合に必要な見積もり費用について解説していこう。
目次
古いハイラックスピックアップのエンジンが掛からない故障原因
ハイラックスのエンジン始動不良の故障原因は?
先に結論からいうと、燃料を圧送するインジェクションポンプ(噴射ポンプや燃料ポンプとも言う)本体の故障でした。
通常ディーゼルエンジンは軽油を燃料としているのですが、
- 燃料タンク
- 燃料パイプ
- インジェクションポンプ
- エンジン本体
の順に送られエンジン始動するシステムになっています。
しかし、インジェクションポンプ本体が不良のおかげでポンプからエンジンへ燃料が圧送されなくなっているようなんです。
ディーラーの整備士さんの話では、LN系エンジンのインジェクションポンプは15万kmあたりが寿命のケースが多く、そのほとんどが経年劣化によるものらしいですね。
ハイラックスのインジェクションポンプの修理費用は?
インジェクションポンプ本体が故障した場合、復旧するためにはポンプ本体を新しいものに交換するしかありません。
昔は、電装サービスなどで修理してもらいましたが、今では交換オンリーです。
そこで、とりあえずディーラーに見積もりを依頼してみたのですが、整備費用の見積も額はなんと驚異の40万円超えてしまったのです。
ちなみに、高額見積もりになってしまったその大きな理由はインジェクションポンプ本体の部品代。
部品だけで約35万円もするのです。
もちろん、インジェクションポンプを交換するにはタイミングベルトなども脱着するため、技術料(工賃)も約4万7,000円と安くはありません。
しかし、部品代に比べると全然リーズナブルに感じるのは私だけではないでしょう。
修理しないなら廃車買取業者に依頼しよう!
40万円もの修理見積もりになってしまった場合、修理すること自体躊躇するのではないでしょうか?
それは当然で、平成10年式の古いハイラックスに対して、ここまで修理費用を掛ける必要は正直ないからです。
そうなると修理するのを諦め、「廃車」という選択肢も頭をよぎります。
ただ、廃車するのにもお金が掛かります。
とくに、ディーラーや整備工場などで廃車した場合、高額な廃車手数料が必要になるケースがあります。
手数料はディーラーや整備工場でまちまちですが、一般的には1万円〜1万5,000円が相場です。
そこで一つの案として、ディーラーや整備工場に委託するのではなく、自分で廃車の手配をすることができます。
廃車予定のクルマを買取前提で専門に行なっているカーネクストに依頼するれば、廃車ではなく買取が可能になります。
実際カーネクストでは、何台ものハイラックスの廃車買取実績があります。
同じぐらいの年式はもちろん、さらに古く旧式のハイラックスまで買い取りを行っています。
なぜ古いハイラックスでも買い取りできるのか?
その理由について詳しく調べてみると、低年式車や過走行車は海外へ輸出し、不動車や事故車などは部品をリサイクルして販売しているから。
基本クルマは数千〜数万の部品から製造されており、多くの部品がリサイクル可能です。
例えば、今回はインジェクションポンプ本体の故障していますが、それ以外、つまり「エンジン本体」「ミッション本体」「パワーステアリング」「エアコン本体」などは無傷です。
また、ボディやフレームについてもまだまだ問題なく使用できるレベルです。
とくに海外に人気のあるハイラックスのようなピックアップ車には、貴重な数万と言う数多くの部品があり、一つ一つを分解していく事により価値のある商品へとなります。
つまり、カーネクストは100%近いリサイクルを達成しているからどんな車でも0円以上の買取を保証できるのです。
いずれにせよ、修理するという判断だけではなく、買い取りをするという幅広い視点で物事を判断してみることも大切なんですね。
まとめ
今回、知人の乗っているハイラックスのエンジン始動しない原因はインジェクションポンプ本体でした。
もちろんこれからも乗り続けるつもりなら、高額な修理費用を支払ってでも修理するべきでしょう。
しかしその一方で修理をやめて、買い取りしてもらう方法もあることも覚えておく必要があります。
とくに廃車買取専門のカーネクストなら、廃車に必要な「手数料が無料」でしかも、「0円以上の買取保証」がついているため、買い取り不可という結末がありません。
もちろん実際に査定してみなければ判断できませんが、ハイラックスのような海外に需要のある車種なら価格がつく可能性だって十分に考えられます。
私個人的な意見をいうと、これぐらいの年式や走行距離で20万円以上の修理費用を支払うぐらいなら、修理するのを保留して新しいクルマの購入を検討してもいいタイミングなのではないでしょうか。
いずれにせよ、廃車買取をしてもらい購入費用の頭金にできる可能性もあるため、じっくりと考え修理するかしないのかの判断に役立ててもらうと嬉しく思います。
処分に困っている車。 例えば、事故車・不動車・多走行車だけではなく、車検切れや水没車なども買い取りが可能です。
通常このような訳アリ車を廃車業者に委託すると、当然手数料が必要になります。 業者によっては30,000円〜50,000円のような場所もあります。 なので、車の処分にお金をかけたくない方にオススメ。
もちろん、どんな遠方の距離でも、手数料が完全無料です。
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私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
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