アルファードに乗っている友人から「段差やカーブの時に何かギシギシ音がするんだよね」と、故障修理の相談を受けました。
友人の乗っているアルファードは、初代10系の4WD車で、新車で買ってから15年ほど経過している古いモデルです。
それなりの年数が経っていますが、足回りの異音はほっておくと事故など、大惨事につながる恐れがあるので、とりあえず共通の知り合いがいるディーラーにて点検してもらうことにしました。
すると、意外なところが故障しているのを発見。
この記事では、 アルファードにおける足回りの・下回りのギシギシ音について解説します。
アルファードの足回り異音の原因
ギシギシ音の原因は「リアディファレンシャルサポートゴム」の劣化
はじめは、サスペンション本体か、サスペンションを支えているゴムブッシュでもへたっているのではないかと推測しました。
実際に異音も段差で確認できていたので、リフトアップしてみました。
すると、「下回りがひどく錆びている」ことが発覚。
そして、異音が聞こえてきた後ろ側を揺すってみると、すぐにある部分にガタつきがあることに気づいたのです。
ちなみに場所はこの辺です。
「ああ、これだ。間違いない」
なんと、リアディファレンシャルを支えているサポートゴムのブッシュがちぎれてガタガタしています(汗)
この亀裂が原因で、カーブで曲がるときやマンホールなど段差に乗り上げたときに大きなギシギシという異音が発生していたのです。
リアディファレンシャルサポートのブッシュゴムの見積もり費用
ブッシュゴムがちぎれていることがすずにわかったので、そのままディーラーで見積もりを作成してもらいました。
修理金額は約23,000円。妥当なところですかね。
ただ、ディーラーからも今回の異音の原因はリアデフサポートのゴムブッシュっていうだけで、
・エキゾーストマフラー&リアマフラー
・リアディファレンシャル本体
・ショックアブソーバー
・プロペラシャフト
など、その他下回りの錆がひどいことを指摘されました。
今回はあくまでこの部分の劣化が原因で異音していましたが、将来的にはどこから異音してもおかしくないとのこと。
やはり、年式相応に傷んでいることは間違いないでしょうね。
ディーラーでの交換作業は約2時間
このままにしておくことができないので、とりあえずリアディファレンシャルブッシュゴムを新品で取り替えてもらいました。
交換はそれほど面倒ではなく、ボルトオンで可能です。
ただ、ボルトが錆で回らない場合があるので、そのあたりは注意が必要とのこと。
まあ「5-5-6」のような防錆処理をしておけば、多分問題はないでしょうけど。
いずれにしても、交換したあと、明らかに違和感ありまくりですよね(笑)
まとめ
今回は偶然にも、リアディファレンシャルゴムの亀裂が原因で異音が発生しましたが、今後は「マフラーやショックアブソーバからの異音も発生するだろう」と宣告をされました。
確かに、下回りのコンディションの状態も悪く、もうあまり長く乗り続けられる状態ではないでしょう。
もし、今この記事を読んでくれている方が、同じぐらいの年式のアルファードに乗っているのなら要注意。
年数だけで一概には言えませんが、やはり古い年式の車は故障のリスクが高いので、故障が多くなってきたのであれば、新しい車への買い替えの時期がきているかもしれません。
もし新しいミニバンへの買い替えなどを検討中なら、ネットで見積もりが出せる中古車のガリバーなどを利用すれば、まだサイトに出てきていない未公開車両を見つけれくれる可能性があります。
年式相応の車に高い修理費を払うぐらいなら、新しいミニバンを購入するタイミングでもあるのですから。
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