『車のフロアマットが原因で、事故が起きるってホント!?』
いやこれ、結構割とよくある話なんですが、フロアマットを正しい取り付けをしないと、思わぬ暴走事故につながる場合もあります。
なぜ事故が起きるのかというと、
- アクセルペダル
- ブレーキペダル
がフロアマットと干渉するから。
要はアクセルとブレーキペダルのコントロールができなくなって暴走してしまうんです。
数ある車のパーツの中で、誰でも簡単に取り付けられるからこそ、慎重に取り付ける必要があります。
そこで今回は注意喚起の意味で、フロアマットが原因による事故の中でもっともよくありがちな3つのパターンを解説します。
目次
フロアマットを間違って取り付けしている3つのNGパターン
フロアマットを二重に重ね敷きしている。
最も多いパターンはこれ、フロアマットの二重に重ね敷きです。
一見問題ないように思えますが、フロアマットの重ね敷きは絶対にNGです。
なぜなら、フロアマットを重ねて使っていると厚みが増すせいで、その結果マットがアクセルペダルに引っかかり操作が不能になるケースがあるからです。
もちろんブレーキペダルの下に入り込み、ブレーキが効かなくなる恐れもあります。
ではなぜ、フロアマットをわざわざ重ね敷きするのか。
それは、純正のフロアマットを汚したくないから。
たとえば、新車の用品であるフロアマットは、安くても3万円からアルファードクラスになると8万円ぐらいと中々の高額商品です。
そんな高値で購入した、フロアマットは誰だって汚したくはありません。
そのため、純正フロアマットの上に、安価なフロアマットを敷いて、その結果アクセルやブレーキペダルが干渉して事故の原因となるのです。
その他にも、降雪地域に住んでいる方で多いのが、11月〜3月ぐらいの雪が多く降る季節「ラバータイプのゴム製のマット」を重ねて敷いているパターンもあります。
純正フロアマットの上に重ねてしまう気持ちはよくわかりますが、事故を起こしては元も子もありません。
対策としては、純正フロアマットだけを取り付ける。
もし降雪地域に住んでいるなら、最近では社外品でも車種型専用設計のラバーゴムマットも用意されています。
また、もし純正のフロアマットを汚したくないのであれば、車種専用設計タイプの社外フロアマットも用意されているのでこちらで対応しましょう。
フロアマットの形が合っていない、変形している
フロアマットの形状が合っていない、また変形したままの状態で使っている方がいます。
たとえば、前乗っていた車のフロアマットをそのまま新しい車に換装したり、汎用品の安いフロアマットを装着すると、正しい装着方法とはいえません。
また、フロアマットが変形した状態のまま使い続けるケースがあります。
そうなると、先ほど説明した重ね敷き、二重敷きと同じような状態になり非常に危険です。
その結果、アクセルペダルの誤操作で車両が意図せぬ加速を起こしたり、フロアマットが変形したせいで、ペダルの下に入り込みブレーキペダルを踏みきれなくなったりして、事故の原因となります。
対策としてはこれも基本的には重ね引きと一緒で、純正のフロアマットを用意するか、車種型専用の社外品フロアマットを用意するかで対応しましょう
フロアマットが固定されていない、またはロックされていない。
最近の車は、フロアマットを抑えるために車両側に固定クリップがあります。
当然、フロアマットのズレ防止であり、固定クリップがあるとフロアマットが原因による事故を高い確率で防ぐことができます。
運転席フロアマットとアクセルペダルが干渉しない位置にフロアマットを固定クリップ等で確実に固定する。これだけでOK。
また、固定クリップにダイヤル式のロッククリップが搭載されている車両もあるので確実にロックしましょう。
まとめ
フロアマットが原因で事故が起こる主な理由は、
- 二重に重ね敷きしている。
- 変形していたり、そもそもの形が合っていない。
- 固定クリップ外れやロック忘れでズレてしまう。
この3つのパターンがほとんどです。
プリウスで暴走事故を起こし、車両システムの問題にされたときも、実際にはフロアマットの誤った取り付け方法が原因でした。
では、このような暴走事故を起こさないために、もっとも確実な方法は純正品のフロアマットを選んでしっかりと固定することです。
「純正品のフロアマットは高いから・・・」と、安価で購入できる社外品のフロアマットを使うぐらいならハッキリ言って取り付けない方がマシです。
いずれにしても、純正品が高くて手が出ないなら、車種型専用設計タイプのフロアマットを取り付けましょう。
もちろん、事故はフロアマットだけが原因で起きるわけじゃありません。
なので常日頃から、自動車保険、とくに車両保険の備えはしておきたいものです。
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