早朝、職場にいこうと家の前でエンジンキーを回してみると反応が全くない。
そう、50系のエスティマのバッテリーが上がっている状態でした。
確かに最近セル(エンジン始動する音)のスピードが鈍かったので、「バッテリーもう限界かも」と思っていたので注意していたのですが、気温の低下とともにあっさりとバッテリーがダメになってしまったのです。
本当は今回、いつも修理に出しているディーラーにバッテリー交換をお願いするつもりでしたが、思った以上に高すぎてビビってしまい自分で交換することにしました。
そこで今回の記事では、
- ディーラーでとってもらったバッテリー交換するための見積もり内容
- ディーラーの代わりに、ネットを利用したけどどれだけバッテリーが安く購入できたのか。
- 50系エスティマのバッテリー交換方法
と大きく3つに分けて解説していきます。
目次
50エスティマのバッテリー交換料金と交換方法
ディーラーにてバッテリー交換を見積もりをとってみる。
まず、ディーラーに足を運んでバッテリーの見積もりをとってもらいました。
50系のエスティマ「55D23L」という、小型乗用車よりも一回り大きいサイズのバッテリーが搭載されているので値段が予想以上でした。
では、実際の金額がいくらぐらいだったのかというと、交換工賃を含めて30,000円という見積もりになってしまったのです。
30,000円の内訳をかんたんに説明すると、「バッテリー代が約27,000円」「作業工賃が3,500円」と、9割近くがバッテリーの部品代なんですよね。
そこでまず、ディーラーで交換することを一旦保留にして、バッテリーをネットで購入し、作業を自分で実施すれば、わざわざこんな高い出費をすることはないという結論になりました。
ネットを使うことでバッテリーをどれだけ安く購入できたのか。
ディーラーでは高かったので、ネットを使って調べてみました。
ちなみに、あるトヨタディーラーで紹介されたのが、バッテリーでは有名な「ACデルコバッテリー」でしたので、「まあディーラーが推奨しているから間違いはないだろう」という安易な考えで選びました。
ちなみに、金額は11,000円。
ディーラーが27,000円でしたので、ディーラーと比べてみてもなんと16,000円の価格差になってしまったのです。
もちろん、ACデルコ以外にも、「GSユアサバッテリー」「Panasonicバッテリー」などそこそこ有名な国産を使っていれば間違いはないでしょう。
まあ、バイクや水上スキーなど、毎日走行するものじゃなければ海外メーカーでも良いのですが、そのあたりは車と切り離して考え方がいいですよ。
ちなみに国産バッテリーの場合はほとんど保証がついているので後々のことを考えても国産にしておきましょうね。
50系エスティマのバッテリー交換方法
では、バッテリーの本体代金の節約ができたの、今度は作業工賃の3,000円を節約するためにバッテリーの交換作業をしていきましょう。
エンジンルームを開けると、向かって右側(助手席側)にバッテリーがどーんと載っています。
そして、まずは目の前にある黒いエンジンルームカバーを外していきます。
エンジンルームカバーは全部合わせて5本のクリップで取り付けされています。
頭はプラスの形になっているのでプラスドライバーを使ってくるくると回していきます。
ただ、あくまでプラスチック形状なので共に回ってしまう場合があります。
そうなってしまうと、外れないのでクリッパーのようなものを使って持ち上げると取り外しできます(力のある方は指でもイケる)
エンジンルームカバーが外れると、バッテリーを抑えているステーが出現します。
ステーに取り付けされている12ミリのボルトと、10ミリのナットを外します。
ステーが外れたら、バッテリーのマイナスターミナルから外していきます。
ここではじめて自動車の電源がシャットアウトします。
※間違ってもプラス側から取り外ししてはいけません。
マイナスターミナルを切り離しを確認すると、次はプラスターミナルを外します。
赤いプラスチックカバーで覆いかぶさっていますが、手で外れます。
ここまで来たらバッテリーを取り外すだけ。
ステーを持ち上げるか、持ち上げたままテープで
エスティマの新品バッテリーを取り付ける
それでは、新品と並べてみました。
元々装着されてあったバッテリーは冒頭で説明したとおり「55D23L」そして、今回購入したのは「80D23L」と性能ランクが高くなっています。
先ほどのページでも説明しましたが「D23L」という部分が寸法になっています。
新品を装着したら、あとは端子を接続していくだけ。
外したほうと逆の手順で取り付けしましょう。
あとは、はじめに取り外した黒いエンジンカバーを取り付けします。
ちなみに、クリップが非常にもろく、壊れやすいので全部新品に交換しました(1個60円ぐらい?)
取り付けは、押し込むだけなのでかんたんです。
これで一応バッテリーの交換作業は終了です。
エスティマのバッテリー交換のポイントは、黒いエンジンカバーを先に取り外しするというところが最大のポイント。
それさえクリアすれば、バッテリースペースも余裕があるので交換は誰でもかんたんにできます。
もちろん、バッテリー交換したら時計のプリセットが狂っているので調整しましょう。
また、ラジオのプリセット、チャンネルもおかしくなっている可能性があるので見ておこう。
まとめ
ディーラーでバッテリー交換の見積もりが30,000円以上もしたので、今回は自分でチャレンジしてみましたが、やはり大事なのは「何事も自分でやってみる」ことでした。
バッテリー本体の値段に気を取られがちですが、この程度の作業で3,000円なら自分で交換のチャレンジをしてみるべきです。
それでも、どうしてもできないのなら「バッテリーだけネットで購入」して交換だけディーラーなどでお願いしてもしてみてください。
いずにしても、バッテリー本体の価格が11,000円程度なのでディーラーで購入するのはメリットがひとつもありません。 おかげで出費を大きく抑えることができました。
やっぱりネットの力って偉大であり、これだけバッテリーの金額が安くなる方法を知らないってそれだけで大きな損をしている可能性があるのですから。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
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