C-HRはターボ車のテストとして、世界一過酷なニュルブルクリンクサーキットで行われた、
24時間耐久レースにて、156台の中で総合84位・クラス別3位の成績で見事完走を果たしました。
我々ユーザーは、耐久レースに出るほどの走行性能を求めているわけじゃありませんが、
できるだけ、快適な乗り心地を感じたいと思っています。
そこで、C-HRのシャシ、つまりサスペンション足回り対策はどうなっているのでしょうか。
見た目だけカッコ良くても、「運転していて楽しい」と思えなければ購入する意味がありません。
そのあたり、C-HRのサスペンションにフォーカスを当てていきたいと思います。
C-HRのサスペンションの性能について
フロントはマクファーソン式フロントサスペンション
C-HRのフロントサスペンションは、マクファーソン式になっています。
マクファーソンと言っても、
コイルスプリングやショックアブソーバーで成り立っているシンプルなサスペンションで、
「ストラット式サスペンション」と言ったほうが馴染みがあるかもしれません。
ほとんどの乗用車がストラット式サスペンションを採用しています。
C-HRでは、そのストラット式フロントサスペンションを新開発しました。
具体的には、今までスタビライザーバーの形状を見直し、
大径なスタビライザーを採用することで、サスペンションをしなやかにストロークさせ、
ロール剛性を高めることに成功。
また、それだけではなく車高が高いSUVにありがちな横揺れを大幅に軽減し、
コーナリングでの不安定感や、サスペンション上下動のダンピング等を抑制されています。
リアサスペンションはダブルウィッシュボーン
一方、リアサスペンションはダブルウィッシュボーン型を採用しており、
乗り心地と走行安定性の向上を実現しています。
また、ショックアブソーバーは欧州車のSUV車でも多数装着している、
「ザックス社製」を採用。
また、乗り心地が向上したのは、ダブルウィッシュボーンだけのせいではありません。
リアのアッパーサポートの緩衝材に、トヨタで初になる「ウレタン差材」を採用しました。
アルミボデーの中にウレタン材を使うことにより、ショックアブソーバーが更にしなやかになりました。
ただメリットだけではありません。
ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用しているおかげで、乗り心地と走行安定性が向上しましたが、
その一方で、ヴェゼル、CX3と比べると、車重も一番重く、燃費も一番悪いというデメリットもあります。
「我が意の走り」をかなえるために採用しているダブルウィッシュボーンのリアサスペンション。
走行安定性や高い操舵性を得ることができるメリットもあるんですが、デメリットも同様にあるんですよね。
まとめ
C-HRは「恰好良さ」と「走りの楽しさ」がポイントです。
どうしてもRAV4やヴァンガードのような本格SUVや、
ランクルやパジェロなど本格的なクロカンSUVに比べると、オフロード性能ではどうしても負けてしまいます。
ただ、新開発された高性能の前後サスペンションや、ザックス製ショックアブソーバーを採用し、
未舗装路でもボデーレベルは高い次元にあります。
そのあたり、どのぐらいの走行性能や走破性を求めているのかで、
「ハイブリッドのFF」にするのか「ガソリンターボ4WD」にするのか、判断してもいいかもしれませんよね。
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