新車も中古車も、国産車も輸入車も世界中で販売台数が急増しているのが『SUV』ですよね。
人気の理由は、乗用車ベースでありながた「個性的なモデル」が多いことなんですが、個性が強いからこそ逆にどの車種にするか迷ってしまう状況になっていることも多いんですよね。
実は一言でSUVといっても実に様々なカテゴリーが存在します。
具体的には、
- ハッチバック系
- クーペ系
- ステーションワゴン系
- ミニバン系
- 軽自動車系
- クロカン系
と実に多種多様なんです。
そこでこの記事では、SUVをそれぞれ分類してどんな代表的な車種があるのか選んでみました。
SUVにしたいけど、どんなモデルを選べばいいのか、迷っている方に向けて解説していきます。
目次
SUVの代表的な6つのカテゴリー
ハッチバックタイプSUV
乗用車の乗り心地や使い勝手をそのままに車高を高くボディの厚みを増したのがハッチバック系のSUV。
日常的に使えるので、通勤からレジャーまで幅広い層に人気があります。
ボディサイズもコンパクトからラージクラスまで顔ぶれは多種多様。
丸みを帯びたデザインが多いのが特徴的。
2019年のカーオブザイヤーにも輝いた『トヨタRAV4』
クロスオーバーSUVの元祖といえるのがトヨタのRAV4。
モデルが新しくなるにしたがい、ボディサイズも拡大化、現行モデルは2019年4月に登場。
同年の日本カーオブザイヤーに見事受賞した。
エンジンは2リッターガソリンとハイブリッドの2種類。
駆動方式はFFと4WDの2種類。
FFでも走行性能は十分だけど、一部グレードに採用された世界初の4WDシステムは別格。
オンロードでもオフロードでも素晴らしい走りはもちろん積載性など実用性もバッチリ。
特別弱点はないが、唯一挙げるとすれば中古車相場がまだまだ高いという点だけだろう。
フルモデルチェンジ間近!『トヨタハリアー』
オフロードよりもオンロードがメインなのがトヨタのハリアー。
実は自分の愛車でもある。
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エンジンは2.5Lハイブリッドと2Lガソリンで、2017年6月のマイナーチェンジでは2Lターボモデルも追加された。
ハリアー最大のメリット。
それはなんといっても全ての機能が平均点以上ということ。
例えば、走りはもちろんのこと、高級感そして居住性や積載性など全て平均点以上で、あらゆる要求を満たしてくれるオールインワン的SUVが欲しい人にはうってつけのモデルです。
また、高級SUVに乗っているという所有欲も満たされます(オーナーが言うんだ!間違いない笑)
6月にはフルモデルチェンジが予定されており、もし中古車を狙うとすればマイナーチェンジ前の前期モデルであれば中古車相場もまずまずお手頃になっきているのもメリットだ。
クーペタイプSUV
SUVが嫌いな人がよく言うのが「SUVって何かもっさりしてかっこ悪い」ということを言われます。
確かに、SUVにネガティブなイメージを持っている方もいる。
しかし、クーペタイプのSUVであればそんなイメージなど間違いだったことに気づく。
軽快な走りでスタイルも良くスポーティーな走りも期待できるのが特徴だ。
実用的ながらスポーティ!『トヨタのC-HR』
トヨタ自慢の「TNGA」設計で作られたスポーティなコンパクトSUVがトヨタの「C-HR」
世界各地での走行テストを通して各部が独自にチューニングされた。
見た目の通り、スピード感のあるデザインで非常に美しい曲線を描いている。
エンジンは1.2リッターターボと1.8Lハイブリッド。
駆動方式はガソリン車が4WDでハイブリッドはFFだが途中から1.2LターボのFFを設定された。
走りはターボもハイブリッドもなかなかシャープでスポーティだが、クーペスタイルということもあるので家族5人で乗るなら少々きついかもしれない。
夫婦や恋人と2人で乗ると言うのであればぴったりだろう。
SUVとしてはもっとも小さなサイズ感!日産ジューク
2010年に登場したコンパクトクロスオーバーSUVが日産の「ジューク」
デザインのコンセプトはカザーナ(宝物)という意味でデザインもデビューした当時は斬新的だった。
小型スポーツカーとSUVという相反する2つの要素を何とも絶妙にミックスさせたのが特徴だ。
1.5LのNA(ノンターボ)と1.6Lターボ搭載グレードは4WDもラインナップ。
デザインが斬新すぎるため発売当初は非常に珍しがられていたは2020年現在ようやく時代が追いついてきた形であろう。
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ステーションワゴンタイプSUV
圧倒的な荷室の広さを誇るステーションワゴン。
その広さをそのままに悪路走破性を追加した超贅沢なアウトドアモデル。
普段使いと休日のハード仕様はこれ一台でOKだ。
レガシィアウトバック
レガシィツーリングワゴンをベースとするクロスオーバーモデルの第3世代。
具体的には6代目レガシィの最低地上高をかさ上げし、一般的なSUV並みの最低地上高200ミリを確保したモデルだ。
その上、前後バンパー下部などオフロード走行に適した仕様になっている。
エンジンはスバルお馴染みの、2.5リッター水平対向自然吸気で、駆動方式は4WD一択。
ステーションワゴン同等の使い勝手とオンロードでの性能を誇りつつ、SUV能力も高いという車に「背の高さ」をそこまで気にしていない人にとって理想的な選択肢になるだろう。
スズキクロスビー
レガシィとはちょっとスタイルは違うが、ワゴンとSUVを融合したクロスオーバーワゴンを名乗って2017年生に登場した小型のSUV。
そのデザインは人気の軽自動車ハスラーそのもので、そのデザインを拡大したようなニュアンス。
エンジンは1リッター3気筒ターボに簡易的な「マイルドハイブリッドシステム」を搭載。
小ぶりなのは否めないが、居住性や積載性はまずまず良好でターボエンジンは素晴らしく快適。
相場も比較的お手頃なので、ガンガン走って遊び倒してみてみたくなる。
ミニバンタイプSUV
ミニバンといえば大人数で乗れるのがメリット。
最低でも、6人以上も乗車できる車じゃないとダメだろう。
つまり、ミニバンタイプとは3列シート車が必須の装備となる。
そんな欲張りなミニバンタイプSUVでも、数は少ないが3列シートモデルが選べるのだ。
高い走破性と超が付く実用性を備えるため、ミニバンから乗り換えるユーザーも増加中だ。
日産エクストレイル(現行型)
アウトドアを楽しむユーザーから大人気な本格SUV、それが日産のエクストレイル。
現行モデルはついに第3世代。
第3世代独自の4WDシステムは路面状況とわず車体を安定させ、メインとなる2リッターエンジンは燃費もいい。
そしてその後、ハイブリッドも途中で追加されている。
中間グレードの「20X」はFFも4WDも3列シートを用意されており乗車定員は余裕のある7人乗り。
もちろん、3列シートとはいえ、アルファードやヴォクシーのような本格派ミニバンとは違い、あくまで「おまけ程度」で大人が長時間乗るにはやや不向きではあるが、割り切りだと考えるなら悪くない選択だろう。
3列目に普通に座れるマツダのCX-8
2017年に登場した、3列シートを全グレードに採用するマツダの最上級SUV。
搭載エンジンは2.2Lディーゼルターボでスタート。
しかし翌年の2018年10月に2.5Lのガソリンターボと自然吸気エンジン(NA)を追加。
しかもこのCX-8は先に紹介した日産のエクストレイルとは違い、身長170cmの成人でも無理なく座れるスペースがある。
家族5人以上がいて、どうしてもミニバンが好きになれずにSUVを選ぶのなら、マツダが誇るプログレッシブSUVである「CX-8」は最高の選択肢に入るだろう。
軽自動車タイプSUV
運転も維持費も気軽なジャンルが軽自動車。
今ではなんと軽自動車でもSUVモデルが選べるのだ。
悪路走破性の高い4WDタイプはもちろん、SUVルックな外装モデルも増加中。
スズキハスラー
2014年1月にデビューした軽クロスオーバーがスズキのハスラー。
軽ワゴンならではの広い室内空間と、なんとも素敵なSUVテイストのデザインで大ヒットを記録。
基本的にはFFが中心だが、全グレードに4WDも設定。
また急坂下る際に便利な「ヒルディセントコントロール」や雪道などでの発進をサポートする「グリップコントロール」も軽自動車として初めて採用。
以前は高値相場が続いていたが、同じスズキの軽自動車であるスズキのジムニーやクロスビーの影響もあり、ここ最近ではかなりお手頃な価格になってきている。
ダイハツキャストアクティバ
キャストは2015年9月に登場されたダイハツの軽自動車。
「スタイル」「スポーツ」「アクティバ」という3つのバリエーションがあり、その中でSUVテイストを有しているのがアクティバである。
専用のサスペンションにより、車高をスタイルよりも「30ミリ」高く、最低地上高も同様に高くなっている。
FFあくまで雰囲気を楽しむ車だが、傑作は4WD。
4WD版は「グリップサポート」や「DAC(ダウンヒルアシストコントロール)」を標準装備させ雪道で重宝する軽自動車に仕上がっている。
クロカンタイプSUV
SUVブームのそもそもの出発点はクロカンタイプではないだろうか。
クロスオーバー車とは違う骨格(フレーム)とどんな悪路も走破する優れた4WDシステムを備えた全天候型のアウトドアギアだ。
ついに生産終了した本格クロカン三菱パジェロ
惜しまれつつも生産を終了した本格派クロカンタイプ。
ランクルと双璧を成す国産車を代表する偉大ないモデルだ。
搭載エンジンは従来からの3リッターのV6エンジンと新開発された3.8LV6でスタート。
ボディタイプは「ロング」と「ショート」の2種類がある。
トヨタランクル
このブログでもよく取り上げているクロカン4WDの王様が「ランドクルーザー」シリーズだ。
特に70系は、ハードの設定でファンに根強い人気がある。
強固なラダー式フレームに頑丈な方式の前後サスペンションを組み合わせ、駆動方式は王道であるパートタイム式4WD。
元々の販売期間は1984年から2004年までの20年間だったが、期間限定で再復活されるほどの人気ぶり。
山奥系の趣味にSUVを使いたいならこれこそが最も頼りになる相棒だろう。
まとめ
どうでしょう?
SUVと一言でいっても、カテゴリーを分けてみると7つにも分類される。
それぞれ一長一短はあるが、自分に合う1台を見つけてもらいたい。
SUVの略は「スポーツ・ユーティリティー・ビークル」実に多種多様で様々な顔を持つSUVは今後のカーブームを牽引することは間違いないだろう。
いずれにせよ、街乗りで、自然の中でも映え、やりたいことをどんどん叶えてくれるSUVブームに乗っかっておくべきなのかもしれません。
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