車を買うんじゃなくて「借りる」
何百万を高価な車を長期ローンを組まなくても、個人で手に入れることが可能になります。
そんな、車の賢い使い方を実現したのが「車の定額サービス(通称サブスクリプション)」
実際、この車の定額サービスに参入する企業が非常に増えてきています。
また、トヨタ自動車も「KINTO」という名前で参入が決定していることも発表になりました。
そこで、本日の記事テーマになりますが、サブスクリプションを参入している中で、どこの定額サービスがお得でおすすめなのか検証してみます。
目次
車の定額サービスどこがお得でおすすめなのか検証する。
とりあえず定額サービスについては、『車の定額サービスとはなに?メリットやデメリット、維持費はどれぐらいかかるのか?』の記事で詳しく書いているので、参考にしてもらいたのですが、注意してもらいたいポイントは以下の6つ。
- ガソリン代は使用者負担
- 駐車場代も使用者負担
- 任意保険は使用者負担の場合もある
- 消耗部品の交換は使用者負担の場合もある
- 1ヶ月の走行距離に制限がかかる場合もある
- 車検費用は使用者負担の場合もある
では、それぞれのサービスを紹介していきます。
定額サービスおすすめNO.1!格安マイカーリース『マイカー賃貸カルモ』
2018年1月から展開している定額サービスが「マイカー賃貸カルモ」
カルモの特徴は、残価設定型プランが設定されていることもあるおかげで総支払い額が安いのがひとつ。
サイト内で調べた料金では9年契約のミライースで1万3,608円。
スズキワゴンRで1万7,064円、ホンダN-BOXで1万9,656円から。
もちろん軽自動車だけじゃなく、セレナやヴォクシーのミニバンやC-HRやハリアーなどSUVもラインナップしています。
これだけ見ると他のサービスと比べて、月額料金は決して安くないかもしれませんが、カルモのメリットはボーナス払いが不要なこと。
さらには最大3万2,400円のネット割があること。
1ヶ月の走行制限は1500kmと他の定額サービスに比べて、走行距離に余裕があり、さらにメンテナンスプランもあるので、はじめて利用するなら間違いなくおすすめのサブスクリプションサービスになります。
中古車ガリバーが運営する定額サービス『NOREL』
NORELは、中古車でおなじみのガリバーが展開するサービス。
なので、対象となるリース車は主に中古車。(一部新車もあるけど)
最大の特徴は、最短で90日で車を乗り換えられるところ。
この、短期間の乗り換えプランを選択した場合の設定料金は5万9,800円からで、ヴィッツやトールなどの中古車が対象。
1ヶ月の走行限度距離は2,000kmとなっており、超えた場合は追加料金が発生します。
90日という名の通り、飽きっぽい性格の方にはピッタリの定額サービスです。
スマホを活用するIT定額サービス『Smart Drive Cars』
契約期間が1・3・5年を選べるSmart Drive Cars(スマートドライブカーズ)
定額サービスをはじめた会社の中でも、比較的新しい部類に入ります。
最大の特徴は、スマホを活用したIT系のツールだということ。
契約する車に装着する専用デバイス付いてくるので、これを利用すれば車がコネクテッドカーに早変わりします。
具体的には、スマホから運転診断や走行履歴をチェックすることも可能。
肝心の料金は、ミライースで月々3万800円から。またノートePOWERだと4万1,000円(両5年プラン)
1ヶ月の走行制限は1000kmで、2019年1月現在のところ納車できる地域が、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・愛知県・大阪府・京都府・兵庫県のみとなっています。
最安値は1万800円から借りられる『カーベル』
・車両代
・車検整備代(整備・自賠責保険)
・登録費用
・税金(自動車税・取得税・重量税)
・オイル交換料金
などが、ワンパッケージになっているナンバーワンセットが魅力。
最安はスズキのハスラーで月々1万800円から定額で借りられます(7年契約+ボーナス時3万4800円×14回加算)
また、同じ条件ならミドルクラスのミニバン「ヴォクシー」を3万2,400円から。
リース期間が終了したら、
・新しい車に乗り換える
・車を返却する
・車を買い取る
という3つの選択が可能になっています。
月々たった8,000円から『TAXスーパープラン』
月々たった8000円から新車に乗れる定額サービスが「TAXスーパープラン」
たとえば、スズキアルトの場合7年契約で月々8,000円(ボーナス時3万円×14回加算)
コンパクトクラスのフィットの場合は、同じく7年契約で1万6,092円(ボーナス時3万円×14回加算)
どちらも、リース期間中の車検費用、税金などはコミコミのプランとなっています。
ただし、月間の走行距離に基準があり、販売店との相談になります。
7年間の定額サービス『フラット7』
フラット7というネーミングの通り、7年間の車両代、税金、車検費用、自賠責保険などをフルパックにした定額サービスです。
その他にも、カーナビやETCも付いてくるプレミアムプランも別途用意されています。
肝心の料金は、
・アルトやミライースなど:8,640円
・スペーシアやハスラーなど:1万800円
・N-B0X:1万1,880円
・デイズルークスやスペーシアカスタムなど:1万4,040円
・N−BOXカスタム:1万6,200円
と細かく5つのプランから設定されています(いずれもボーナス時3万2,400円必要)
対象は軽自動車のみとなっています。
車がもらえるカーリス、『もろコミカーコンカーリース』
CMなどでおなじみの、カーコンビニ倶楽部が提供する車の定額サービスが「もろコミカーコンカーリース」
もろコミ特選車を選べば、ナビやバックカメラ、ETCなどのお得な金額で装着可能です。
特選車はワゴンRで1万4,040円から、タントで1万5,120円からで、フィットなら2万1,600円から借りられます。
契約期間中の車の使い方制限はなしで、7年後の契約期間満了を迎えるとそのまま車がもらえるサービスとなります。
契約期間がいろいろ選べる『カースマ』
住友三井オートサービスが展開する車の定額サービス「カースマ」
・5年契約
・7年契約
・3、5、7年契約
3つのタイプがあり契約します。
月々の支払いが比較的楽な7年契約軽自動車クラスで、最も月々の支払いが安いのがマツダのキャロルの2万3000円。
コンパクトカーの最安値は日産マーチで月々2万4,600円と比較的リーズナブルです。
1ヶ月の距離制限1000kmと、車検費用、税金もかからず基本的なサービスは網羅してあります。
まとめ
今回定額サービスの中から、メジャーな8社のサービスを紹介しました。
各社でさまざまなルールがあり、その完全なる中身まで伝えきれてはいませんが、基本となるポイントは押さえました。
定額サービスで気をつけなければいけないのは、月々の支払いが定額だからといってボーナス時の金額が加算されるところがほとんどだということ。
もし本気で利用するときには、そのあたりはしっかりとチェックするようにしましょう。
私個人的には、月々の支払い以外にボーナス払いをするのは反対です。
今の時代、ボーナスほど不確定要素のあるものはないのですから。
そう考えると、最終的にはボーナス払いが不要で、さらに車のラインナップが豊富な「マイカー賃貸カルモ」を利用するのがベストな選択ではないでしょうか。
いずれにせよ、せっかく定額サービスを利用するのですから、車にかかるコストを低くなるよう考えていきましょう!
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