後ろのタイヤからピンク色の液体がポタポタと垂れている。
連絡が来たのは私の知人からで、電話口からの朝っぱらから大騒ぎでした。
知人が乗っている車は、トヨタの10系アルファードの3リッターエンジンで寒冷地仕様車に乗っています。
とりあえず、現地に確認しにいったところ、タイヤ付近にピンク色の液体が漏れているようで、このピンク色した液体の正体は「エンジンの冷却水」で間違いないでしょう。
つまり、現状では、エンジンの冷却水が漏れている状態です。
もちろん、そのままにはしておけないので、まずは実際どこから漏れているのか確認してみることにしました。
目次
アルファードの後方からの冷却水漏れ!その原因とは一体!?
冷却水漏れの原因はリアヒーターユニットの付近
運転席側の後席にあるのは、リアヒーターユニットなので目視点検します。
ただ、そのままの状態では、点検ができないので邪魔な「右側サードシート」と「右側の内張り」を取り外します。
これはもうほぼ外れた状態の写真です。
こちらの部分がリアヒーターユニット。
フロントからのヒーターの配管や、スイッチなので配線が後ろまできています。
また、ヒーターの風を出すヒーターダクトなども入っています。
すると、なにやら怪しいところを発見。
なんと、ヒーターパイプの付け根から、ピンク色の冷却水が滅茶苦茶漏れています。
原因は、200%このリアヒーターパイプで間違いはないでしょう。
リアヒーターパイプ交換の見積もりは3万6,000円
整備工場で見積もりを作成してもらいました。
部品交換と技術料すべて合わせまして約3万6,000円。
作業内容と交換部品を確認したところ、
- リアヒーターパイプ交換
- リアヒーターホース2本交換
- リアヒータークリップ3個交換
- 冷却水補充
- サードシート、内張り脱着
パイプ自体は思ったほど高額ではなく、修理内容としては作業工賃のほうが多いようですね。
アルファードのリアヒーターパイプを交換した。
2日後には部品が揃ったので、交換作業をしてもらいました。
こちらがリアヒーターのパイプでそんな長いものではありませんでした。
その他にも、ヒーターホースやクリップなども同時交換。
交換自体は特別専用ツールなど必要なさそうでした。
作業よりも、リアヒーターパイプを交換することによる「冷却水の循環」のほうが大変だったみたいので、やはりこの距離まで配管が来ていると、エア抜きがなかなかうまくいかないとのことなんですよね。
まとめ
今回はリアヒーターパイプの冷却水漏れの修理を実施しました。
このまま冷却水が漏れた状態で走行し続けますと、オーバーヒートの原因になり、エンジンに大きなダメージを受けることにもなりかねないので、早急に交換が必要です。
新しい車への買い替えや、売却予定がないのであれば早めに対応するのがベスト。
とくにエンジンに関わる部位なので、故障すると数十万円の損害を被ることになりますからね。
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