いつもヴォクシーを置いてある駐車場に、何やら黒いオイルのような液体が溜まっているようだ。
70系ヴォクシー4WDに乗っている知人からそんな連絡が入りました。
車を移動させてみると、アスファルト面に黒い液体が確かに付着しており、そこからフロアを覗いてみると下回りが濡れている模様。
そこでこの記事では、ヴォクシーのオイルが漏れる原因とその修理費用について解説します。
ちなみに、今回のポイントは4WD車であるということでした。
70系ヴォクシーのオイル漏れ修理
シャフト周辺から黒い液体が滴下している。
下回りを覗くと、確かに黒いシャフトからオイルが垂れています。
この黒いシャフトは何かって言うと、プロペラシャフトと呼ぼれる4WD車には標準装着されるパーツで、前輪と後輪をつなぐ役割を担っています。
そしてプロペラシャフトはATのミッションと繋がっており、その接続部にパッキンのようなオイルシールが入っています。
オイル漏れの原因はミッションのオイルシール
車上からフロアを覗いただけで、原因の特定までに至らなかったので整備工場にてリフトアップしてもらい詳しく確認しました。
すると、予想通りの結果に。オイルが溜まっていました。
その周辺も濡れてるので、 プロペラシャフトに刺さるミッションからのオイルシールの漏れで決まりです。
このオイルが原因で、アスファルトが黒く濡れていたのです。
最終的にこの漏れを止めるには、シャフトが刺さっている部位のオイルシールを交換すれば解決します。
オイル漏れによる修理見積もりは約2万円
整備工場で、オイルシール交換するための見積もりを取ってもらったところ、約2万円になりました。
内訳をみると、今回交換するのはオイルシールだけなのでやはり部品代は300円と補充分のオイル約1,500円と大した金額ではありません。
それよりもプロペラシャフトを取り外してもう一度組み直す技術料が約1万7,000円と修理費用の大部分を占めています。
いずれにしてもそのまま放置しておけばオイル漏れの進行が早くなるだけなので、もし気がついたら早めに交換しておきましょう。
まとめ
修理時間は約1時間。多くても約2時間程度を見ておけば大丈夫かなと。
オイル漏れの中でも比較的軽度であり、この程度の修理金額で治るなら修理するべき。
たとえば、エンジンやミッション本体からのオイル漏れだった場合5〜10万円必要なケースだってあります。
いずれにしても、駐車しているフロアあたりがオイルで汚れていたら、なるべく早く整備工場で点検してもらいましょう。
手遅れになる前に、先手必勝ですからね。
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