「高速道路の料金が安くなるETCをなるべく早く使いたい!」
次の連休で家族みんなでドライブする予定があり、高速道路を利用する予定なのでできるだけ早く「ETCを取り付けて使いたい」
でも、ETCの車載器を装着するだけではすぐに使うことができません。
ここでは、ETCを購入してから使えるようになるまでに必要な4つのステップを紹介します。
ETCが使えるまでにやるべき4つのステップ
1:ETCカードを準備しておく
まず、ETCカードを持っているかどうかの確認です。
もし、持っていればこの項目は飛ばしてOKです。
なぜカードを持ってないといけないのかは、ETC車載器本体を車に取り付けしてセットアップしてもカードがなければ動作しないからです。
そこで、今自分が持っているクレジットカードなどを確認してみよう。
例えば、楽天カードではこのようにETCカード機能付きクレジットカードがあります。
ちなみに、左側が「ETC機能なし」で、右側が「機能付き」です。
楽天ETCカードは残念ながら年会費が540円とかかりますが、一般的なショッピングだけではなく、高速料金などもポイントになるので元はすぐにとれます。
カード開設の初期ポイントも高く、万能型タイプのクレジットカード付き、ETCカードと言えるでしょう。
また、カードにだわりがなければ、地元の地方カードなどでも問題ありません。
ただ、どんなカードを使うにしても「ETC機能付き」を選ぶこと。
ETC機能のないクレジットカードを選んでも、ETCレーンは開かないですからね。
2:ETCの車載器を購入する
ETCカードが持っている・申し込みをするどちらかできれば、次のステップはETC車載器本体の購入です。
ただ、ETC車載器とひとことで言っても、
- 「純正ETC」なのか「社外品ETC」なのか。
- アラーム機能の「ベーシックタイプ」かETCから声が出る「ボイスタイプ」なのか。
- パネルスペースにすっぽり収まる「ビルトインタイプ」か両面テープなどで貼り付ける「貼り付けタイプ」なのか。
- カーナビと「連動する」のか「連動しない」のか。
- 高速・大容量通信を活用し、スマホとの連動する「ETC2.0」のような次世代ETCか。
など、実にさまざまなタイプがあります。
ETC車載器の選び方は下記の記事で書いているので参考にしてください。
-
はじめてETC車載器を購入する人のための「機種」と「メーカー」の選び方
ドライブ旅行やキャンプなど移動手段として高速道路に乗るので「今すぐETC車載器を取り付けたい!」 ETCは高速の料金所で無駄な時間をとられるだけじゃなく、お得な割引を受けられるので必ず取り付けておきた ...
でも、ほとんどのユーザーが、「ETCなんてゲートさえ開けばなんでも良い」というので、低価格重視でも問題はないでしょう。
もちろん品質にこだわりがなければ、ヤフオクやメルカリで中古品を購入しても構いません。
3:ETC車載器本体を取り付けをする
ETC車載器の購入が完了すれば、あとは取り付け。
こちらは車の知識が多少あれば、自分でも取り付けすることができます。
基本的には、
- 電源(+)とアース(−)の配線をとる。
- アンテナをフロントガラスに貼り付けする。
だけで、取り付けできるタイプがほとんど。
取り付けについては、エーモンのサイトで詳しく解説しているので、もしDIYに自信がある方は自分で取り付けにチャレンジしましょう。
一方で、もし自分で取り付けする自信がないなら、カーショップやディーラーにお願いしましょう。
取付工賃は、一般的に3,000円〜5,000円ぐらいが目安です。
4:ETCをセットアップする。
ETCは、取り付けしただけで動作するわけではありません。
装着後に、ETCを車両と紐付けさせる「セットアップ」という作業が必要があります。
セットアップに必要な書類は車検証のみで、ディーラーやカーショップなどで代行してくれます。
料金は2,700円〜3,240円程度で、もしディーラーやカーショップでETC本体を購入し、取り付けを依頼した場合、セットアップも同時に実施してくれます。
セットアップと言っても、申し込み用紙を書いてETC本体にカードを読み込ませるだけの作業なんですが、もし「セットアップ料金を支払うのももったいない!」というなら、パナソニックのET925KDを購入しましょう。
この機種は、車載器本体とセットアップ料金まで含む金額で購入可能。
新品で、しかもセットアップ料金も込みなので破格すぎですよ。
あと車の買い替えなどで、ETC車載器本体を移設した場合やナンバープレートが変更になった場合、再セットアップする必要があります。
なぜなら、ETCは車の形状により料金が変わるからです。
極端なことを言うと、トラックと軽自動車では高速道路の料金が違います。
再セットアップしなくても、ぶっちゃけゲートは開いてしまいますが違法行為なのでやめておくべきでしょう。
まとめ
以上かんたんに説明してきましたが、ETCをすぐに使えるようにするには最低でも、
- ETCカードを申し込む
- ETC車載器本体を購入する。
- ETC本体を取り付ける。
- ETCを車両と紐付けるセットアップをする。
という4つのステップが必要になります。
特に忘れがちなのが、ETC本体を装着してセットアップをして「さあ使おう」という状況になったときカードが用意されていないとき。
この中で1番時間がかかるのも、ETCカードの発行なので、本体を購入する前にカードだけでも先に作っておいたほうがいいですからね。
特に大型連休前は、カードの発行に時間がかかるので早めの行動が必要ですからね。
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