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知らなかったじゃ損をするだけ!車を査定に出す前に自動車税の還付について!

更新日:

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毎年5月にやってくる、自動車税を納入したあとに、車を売却すると
払った税金が月割りで戻ってきます」案外この事実を知らない人が
多くてびっくりしました。

では車を売却したことによる、
自動車税の還付と、仕組みをお話したいと思います。

車を売却すると自動車税は戻ってくる?

自動車税を支払ったあとに車を売却すると、
原則として、売却した月から月割りで戻ってきます。

ですが、法律で定められたわけではないので、国から戻ってくるわけではありません。
買い取り業者から月割りで戻ってくるパターンがほとんどです。

例えば、プリウス(1800CC)の場合

自動車税を2015年、5月に払った場合、実際の税金の割り当ては5月からではありません。
2015年の4月1日から3月31日までです。
簡単にいうと、税金を前倒しで払っているわけですね。

例えば、プリウスの場合、排気量は1800CCですので、
自動車税39500円になります。
このプリウスを9月末に売却したと仮定すると、このようになります。

支払期間 支払いサイクル
2015年4月
5月
自動車税支払い(39500円)
6月
7月
8月
9月
9月中に売却決定
10月
10月から6か月分、月割りで戻ってくる。
↓↓↓↓↓
11月
12月
2016年1月
2月
3月

なので6か月分トータルで約19750円還ってくる計算になるのですが、
少しだけ注意が必要です。

買い取り業者によって還付方法が違う

自動車税が還付するっていっても、直接国から戻ってくるわけではないので、
法律で定められているわけじゃありません。

あなたが自身が、自動車税還付について、なにも知らなければ、
買い取り業者はなにも言ってこない可能性だって十分に考えられます。

また業者によっては「査定額に含みます!」「買取金額に上乗せします!」などと、言ってくると思いますが、
あなた自身がしっかりと、「自動車税の扱いはどうなりますか?」とか「査定額のどの部分に自動車税が含まれていますか?
などと、しっかりと疑問をぶつけて確認しておかないと、
後々のトラブルの原因にもなりかねません。

あとから騒いだって後の祭りって言われてしまう前に、
少しでも買い取り額をアップするなら覚えておいてくださいね。

国から還付される税金もある

余談になりますが、払った自動車税が国から戻ってくる場合もあります。
それはあなたの車が廃車になったときです。

廃車になるということは、所有権があなたではなくなりますので、
陸運局を介して申請をすると、
自動車税は月割りで戻っています。

あなたが売却ではなく、購入の立場ならば

もしあなたが、車を売却する立場ではなく、購入する側であれば、
逆のことが言えると思います。

5月に車を契約して、下取りにいれる車の自動車税の納付書が、
自宅に届いた場合は支払う必要はありません。

この通知書は購入先の担当スタッフに、渡してしまいましょう。

軽自動車は還付制度がありません

最後に軽自動車は自動車税の還付制度がありません。

例えば、4月1日時点であなたが軽自動車の所有者であれば、
あなた自身に自動車税の納税義務があります。
なので、5月の税金はあなた自身に支払い義務が発生します。

ここまでは乗用車と一緒なのですが、
軽自動車の場合、同じように途中で車を売却したとしても、
自動車税は還付されません。
廃車にしようが、売却しようが戻ってくることがないのです。

ちょっと損した気分になると思いますが、
逆をいえば、軽自動車を購入するときにはその制度が強みにもなるのです。

4月1日時点の所有者に自動車税の支払い義務が発生することから、
2日以降に軽自動車を購入したユーザーには自動車税を支払う必要は全くありませんので、
4月に軽自動車購入ユーザーは覚えておいたほうがいいでしょうね。

本日のまとめ

では本日のまとめです。

  1. 自動車税は原則として売却した期間に月割りで戻ってくる。
  2. 自動車税の還付については確実に売却先で確認する
  3. 購入の立場であれば、自動車税を支払う必要はない
  4. 軽自動車は自動車税の還付制度は存在しない

自動車税といっても、軽自動車クラスならまだしも、
1500CC以上になると、40000円近く支払うことになるので、
結構な大きな金額です。

車を購入した月が早ければ、早いほど自動車税の還付金が多いことを覚えておきましょう。


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