車のエアコンの故障における修理代って、なんであんなに高額なのでしょうか?
夏になると、必ず増える「エアコンの故障」
不便で不快だからこそ早く修理しなければいけません。
ですが、「見積もりが高すぎて修理するのも躊躇しちゃうよっ」
というユーザーも少なくありません。
では、一体どうすれば安く済ませることができるのか。
難しく考える必要はありません。
私が、実際にこの方法にて修理した事例に基づいて解説していきます。
この方法を利用すれば、
エアコンの修理費を半額以下に抑えることも
可能ですので、試してみる価値はあるでしょう。
ポイントは任せる部分と、自分で行う部分をしっかりと分担すること。
行動さえできれば、はっきり言ってカンタンですからね。
目次
エアコンの修理費用を安く抑える3つのポイント
エアコンの修理業者にディーラーを利用してはいけない。
まずは肝心な修理する業者を選ぼう。
「修理ならやっぱディーラーでしょう」となりがちですが、
安く修理するなら、ディーラーは利用しないほうがいいでしょう。
なぜなら、ディーラーは高度なエアコンの診断と修理ができないからです。
つまりエアコン専門の修理業者、
例えば、「デンソー」などの外注に任せることがほとんどなんですよね。
では、なぜ外注を利用するのが悪いのかというと、ディーラーに修理費を中抜けされてしまうので、総支払額が増えてしまうのです。
つまり、ディーラーを仲介した分だけ手数料がとられ余計な支払いをする必要があるんです。
それなら、ディーラーを介さないで
直接「カーエアコン」の修理業者に持ち込んだほうがお得です。
例えば「デンソー」などは専門的はエアコン修理のスペシャリストなので、
故障の原因がわからずに、外注に回されることがないので安心して依頼しましょう。
不具合の原因の特定と修理費用の見積もりをとる。
任せる業者が決定したら、次に不具合の究明と見積りをとってもらいましょう。
自分で原因が特定できれば苦労はしませんが、
専門的な知識がなければ、ここは依頼した業者に任せるしか方法はありません。
特に、
エアコンの故障原因はひとつだけではなく、
数千円で済む場合もあれば、数十万円かかるケースもあり、
修理費用がバラバラなのが特徴です。
もちろん、そこで数千円で済んでしまうような故障なら、
ラッキーだと考えてもいいと思います。
でも実際は、そんなに甘くはなく、
エアコンのガス漏れによる修理費用は、
ほとんど、5万円以上かかる高額修理になるんです。
さて、それでは正確な不具合部位と、
見積もり金額がわかったところで、
次の最重要ポイントである「エアコン修理を安く済ませる」
具体的な方法について説明していきます。
エアコンの不具合部品を自分で揃える。
基本的にエアコンの修理は自分ではできません。
デンソーさんはじめ、プロの手に力を借りる必要があります。
でもプロの手の力を借りなくてもいいことってありますよね。
それが「不具合部品の手配」なんです。
部品の手配なら、見積りを見ながらでも手配が可能です。
しかも車検証さえあれば、あとは根気よく探すだけですから。
以前、40系エスティマのエアコン修理の記事を書きましたが、
実際の見積もりで説明していきます。
このエスティマの見積もりで高額なのは、
部品代である「コンプレッサーの65,800円」と「コンデンサーの60,264円」です。
あとは「フロンガスの9,720円」も含めましょう。
以上のような高額な部品を、ネット通販サイトを利用して用意していきます。
「ヤフオク」か「Amazon」「楽天」などがカンタンでおすすめですね。
ヤフオクを利用する
まずは最大級のインターネットのオークションサイト、「ヤフオク」を利用します。
例えば、40系エスティマのコンプレッサーを探すなら、
そのまま検索窓に「エスティマ 40 コンプレッサー」と打てば、
出てくるでしょう。
実際に検索してみると、こんな中古パーツが出てきました。
単純に価格を比較しますが、コンプレッサーがリンク品にて65,800円なのに対して、
中古パーツは13,200円にて購入が可能です。
また、コンデンサーはなんと4,000円で中古パーツが販売されています。
見積もりにあった価格が60,260円なので、
大幅に部品代をカットすることができます。
もちろん、ヤフオクだけではありません。
日本最大級のショッピングサイトである「Amazon」や「楽天」を利用すると、
幅広く、部品を探すことができます。
Amazonや楽天を利用する
Amazonでも新品や中古品などに限らず、エアコン関連のパーツが、
豊富に存在しています。
実際にAmazonにて在庫していたエスティマのコンプレッサーとコンデンサーです。
探そうと思えばいくらでも探すことが可能です。
あと、エアコンガスも必要本数購入しておいたほうがいいでしょう。
ディーラーやデンソーなどでは、
1本1500円もしますが、Amazonなら900円代で購入が可能です。
6本使用したとしても9,000円に対して5,400円で購入ができるので、
利用できるものは、どんどん利用していきましょう。
このように車検証と検索スキルさえあれば、
いくらでも部品なんて仕入れすることができるのです。
自分でネットを利用しても、部品を間違わないのか不安?
見積もりには、部品の品番が書いてあるので、
その通りに、注文すれば問題ありません。
また、それでも不安ならスマホなどにページを表示させて、
交換を依頼する業者などに直接問い合わせしましょう。
別に恥ずかしい話ではありません。
ネットが普及した現在では、エアコン修理に限らず、
車検の修理などでも同様な方法で、自分で部品を探すことが増えてきている
のですから。
エアコンの修理に、部品持ち込み不可なんてルールはありませんからね。
※ただし、中古品を使用するリスクはあります。
あとは部品だけ購入して、業者に持ち込んで修理するだけ。
まとめ
エアコン修理をもっとも安く修理する方法は、
- 修理する業者を選択する(ディーラーはダメ)
- 正確な見積もりとってもらい、部品を拾い出す
- 部品を自分で仕入れして、持ち込んで修理してもらう
この3つが単純ですがもっとも確実に効果がある方法です。
しかも、この方法はエアコン修理だけにとどまりません。
- 車検での修理
- 事故での外装修理
- エンジンやトランスミッションなどの故障による修理
など、全てにおいて効果がある普遍的な方法です。
「車の部品なんて自分で調べることなんてできない!」
「種類がいっぱいありすぎてさっぱりわからない!」
なんて思っているのかもしれません。
でも実は「正確な見積もり」と「車検証1枚」
そして、自分で部品を探す意欲があるだけで、愛車の修理代は安くなります。
また、自分で探せるようになると、いかにディーラーや修理業者が、
部品で利益を得ているのかもよく分かるようになります。
搾取されるぐらいなら、
自ら部品を賢く探して、
できるだけ車のランニングコストを下げましょうね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
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