「本音は新車が欲しい、でもやっぱり高いんだよね。」
新車の価格は、10年前と比べると上がっているのは気のせいではない。
事実、軽自動車の新車販売価格は200万円を超えるのも珍しくない。
アルファードやハリアーなど、ちょっとした高級車の上級グレードになってしまうと400万円オーバーなんて当たり前で、一般庶民からしてみても、とてもじゃないけど手の届く範囲ではないです。。
しかしその一方で、新車から中古車へ視点を変えてみると新型車を安く購入できる方法はあります。
とくに、高年式の現行モデルには”あるタイミング”で突然価格が下がります。
そこでこの記事では、新車なら高くて買えないと二の足を踏んだいる方向けに、新型車をお得に購入できる方法を解説しましょう。
目次
新型車・高年式車をお得に買うことができるタイミングはいつなんだ?
お得に買うタイミングは「マイナーチェンジ前の前期モデル」
結論から言ってしまうと、狙うのは「マイナーチェンジした後の前期モデル」の車。
ちなみにモデルチェンジには、フルモデルチェンジとマイナーチェンジの2つがあります。
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フルモデルチェンジとは、型式変更を伴う大掛かりなモデルチェンジを指します。
見た目はもちろん、骨格となるシャシやエンジンを含む内部構造まで大きく進化することが多く、文字通りモデルの生まれ変わりを指します。
一方、マイナーチェンジは型式変更を伴わないモデルチェンジを指します。
基本的部分はそのままで、意匠や機能面を変更を施すような刷新をする場合がほとんど。
たとえば、トヨタの大型ミニバン「アルファード」の場合、現行は30系モデルなんですが、
2015年の11月にフルモデルチェンジを実施して20系から30系に変わり、2017年11月に前期モデルから後期モデルにマイナーチェンジしているのです。
つまり、マイナーチェンジになったあと、中古車相場が下がるであろうマイナーチェンジ前のモデルは狙うべきなんですね。
マイナーチェンジ前(前期モデル)を狙うべき3つの理由
それでは、なぜ前期モデルを狙うべきなのかもう少し掘り下げて考えていきましょう。
前期モデルと後期モデルの価格差が大きい。
まず、当たり前の話ですが、マイナーチェンジ前とマイナーチェンジした後の価格差は大きくなります。
なぜなら、後期モデルはディーラーで新車として販売されているからで、仕入れ価格の相場も高騰している状態です。
中古車や未使用車と比べても新車と価格的にそう変わらず、エコカー減税などを考慮するとむしろ、新車を値引きして買ったほうが安くなる可能性もあります。
マイナーチェンジ前の前期モデルは市場への流通量が多い。
現行型である後期モデルの市場への在庫流通量は、前期モデルと比べて圧倒的に少ないです。
流通量が少なくなれば、需要と供給の関係で相場が上がります。
一方で、前期モデルの場合には新車がよく売れていたモデルは流通量が豊富にあり、特定のグレードやボディカラーに偏らず、まんべんなく品揃えができています。
当然、こちらは需要と供給の関係で相場が下がります。
つまり、現行モデルじゃなくなれば価格は下がり、現行モデルは価格が上がります。
マイナーチェンジはしたけど、車の状態はすごく良い
前期モデルは古くても新車登録から4年程度のものが大半。
そのため、内外装の程度が良い中古車が多いです。
とくに、先ほど紹介したアルファードやヴェルファイアの場合、上級グレードはその多くが”法人ワンオーナー車”です。
つまり、社長さん連中が、移動目的だけのために使っていた可能性が高く、コンディションが良いものが揃っているのです。
マイナーチェンジ前の前期モデルが安くなる車種
トヨタアルファードの前期モデル
たとえば、トヨタのアルファードを例にすると、30系のマイナーチェンジ前の前期モデルが対象となります。
現行型マイナーチェンジ前の前期モデルの中古車平均価格は388万円。
一方で、マイナーチェンジ後の後期モデルの中古車平均価格は464万円と、なんと似たようなスタイルなのに平均で80万円も違うのです。
つまり、前期モデルのほうが約80万円もお得に買える計算になります。
ヴォクシーの前期モデル
5ナンバーサイズミニバンの王「ヴォクシー」
2017年6月にマイナーチェンジを実施しているのですが、前期が後期と異なるのは主にデザイン。
フロントマスクはヘッドライトがよりシャープな印象となり派手になりました。
また、リヤ周辺リアもワイド感を強調するデザインとなり、Bi-Beam LEDヘッドランプや助手席シートバックにカップホルダーも全車標準装備なりました。
だがしかし、これらの装備の違いだけで平均の価格差は約55万円。
個人的には、55万円の違いを埋めるにはどうでもいい違いと考えるべきでしょうか。
ハリアーの前期モデル
大人気ミドルサイズのプレミアムSUVの「ハリアー」
2013年12月にデビューしてから絶大な人気を誇っています。
マイナーチェンジのタイミングは2017年6月。
後期モデルには「2リッターターボエンジン」が追加されさらに「TOYOTA SafetySense P」が全車に標準装備されました。
アルファードやヴォクシーと比べても大きな変化で価格差は約60万円にもなります。
SafetySenseのような安全装備(前期型にもインテリジェンスクリアランスソナーなどは装備されている)や、直噴ターボエンジンが不要なら、こちらも前期型のほうが圧倒的にお得となります。
まとめ
「本音を言えば新車が欲しいけど。。。 でも、どう頑張っても予算がどうしても合わない」
けど、無理に新車にこだわらず、中古車に視野に入れたとしても
- 低走行距離車
- 高年式車
- 現行モデル
は手に入ります。
その中でもとくに、マイナーチェンジ前の前期モデルを狙うと新車よりもコストパフォーマンスを抑えることも可能になります。
今回は、アルファードやヴォクシーなどトヨタ車を限定に話をしましたが、他メーカー車でも考え方はもちろん一緒。
しかもこの考え方は車だけじゃなく、家電やスマホなど、最新機種を安く買うためには絶対に知っておかなければならない必須です。
もちろん新車がいいのはわかっています。それは間違いありません。
しかし、最長で4年落ち、最短なら数ヶ月落ち程度の新型車を数十万円から百万円単位で安く購入することができるのなら、最強の買い方と言えるではないでしょうか。
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