軽自動車のナンバープレートには『封印』が装着されていません。
封印とは、ナンバープレートを固定するボルト上に被せるアルミ製のキャップ状のもので、普通・小型車には必須で取り付け位置は左側と決められています。
しかし、軽自動車のナンバープレートに封印は不要なんですが、その理由を皆さんは知っているでしょうか?
そこで今回、軽自動車のナンバーに封印が不要な理由を詳しく解説していきましょう!
軽自動車のナンバーに封印がない理由
普通車・小型車と軽自動車では法律的に取り扱いが違う。
結論からいうと、軽自動車に封印が必要ない理由は普通・小型車と違って登録する必要がないから。
そもそも、普通・小型車と軽自動車では法律における取扱いが違うからなんですよね。
たとえば、白ナンバーである普通・小型車は車両情報と所有者情報を陸運支局に『登録』するのに対し、黄色ナンバーである軽自動車には軽自動車検査協会へ『届出』するだけ。
つまり、軽自動車は普通・小型車に比べて手続きの工程が簡略化されているのです。
白ナンバーは必要書類がすべて揃っていなければ登録されませんが、軽自動車の場合、地域によって車庫証明が不要なケースもあります。
普通・小型車のリアにある白色のナンバープレートについてある封印が陸運支局に登録されたことを意味しています。
また、封印は簡単に外れるものでもないため、勝手にナンバープレートを外したり取り替えたりすることを防ぐ役割も担っています。
外したり破損させたりした場合、「番号表示義務違反」になります。
番号表示義務違反等の点数と罰金
封印があるから白ナンバーは「登録車」と呼ばれている。
よく車の雑誌やウェブサイトでは、普通・小型車を「登録車」とも呼んでいます。
実はナンバープレートの正式名称も白ナンバーと黄色ナンバーで違います。
・普通・小型車(白ナンバー):自動車登録番号標
・軽自動車(黄色ナンバー):車両番号標
そのため、白ナンバーのように登録が必要な普通・小型車のことを「登録車」といって軽自動車と区別した言い方をするのです。
軽は自動車だけじゃない!
そもそも軽自動車という枠組みは4輪車だけではありません。
軽自動車という枠組みは1950年ごろから始まりましたが、2輪車である「オートバイ」や3輪車「三輪トラック」もひっくるめたカテゴリーであり、同じように手続きも簡略化されています。
しかし、軽自動車はご存知の通り、それから急速に性能が向上していきます。
令和に入った今の軽自動車最新モデルは、自動ブレーキが標準で装着され、車両価格もコンパクトカーと遜色のないものまでに成長しました。
その結果、軽自動車に封印がことを疑問に思う方も増えてきたんですよね。
まとめ
軽自動車に封印がない理由は、同じクルマでも白ナンバー車と法律的に違いがあるから。
つまり、軽自動車は「登録」という概念がないからです。
軽自動車は日本だけが持っている特別なカテゴリーになるため、アメリカやヨーロッパには存在しません。
日本市場だけで成功したケースとなります。
その結果、税金の面で普通・小型車と比べて圧倒的にリーズナブルで、日本の4割近くを軽自動車で占めるようになっていったのです。
今日はそんなナンバープレートの封印の話でした!
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