気がつくとヘッドラント表面のレンズの汚れ、「黄ばみ」と「くもり」でくすんでいる状態になってしまっていた。
あまりに酷いので、知り合いの整備士さんに点検してもらったところ「内側からも雲っているので、磨いても意味がないんじゃないか」と言われてしまった。
「やっぱり、これだけライトが曇っていると新品に交換するしかないのかなぁ」と思っていた矢先、バイク乗りの友人に「めちゃめちゃ黄ばみがとれるヘッドライトクリーナーあるよ!」って教えてもらった。
そしてそのヘッドライトクリーナーを実際に購入し使ってみたところ、思ってた以上かんたんに、黄ばみやくすみがとれました。
この記事では、ヘッドランプの汚れを落としたカーグッズ、ケミカル用品では有名な「WAKOS『ワコーズ』」から販売している「ヘッドライト用 ハードコート復元キット」をレビューします。
私のように、ヘッドランプ表面の汚れで悩んでいる方がいれば読み進めていってください。
目次
WAKOS(ワコーズ) ヘッドライト用 HC-K ハードコート復元キットの体験レビュー
WAKOS(ワコーズ) ヘッドライト用 ハードコート復元キットの詳細
今回購入したのは、ワコーズヘッドライト用ハードコート復元キットという商品。
まずは、ネット通販サイトのAmazonにて商品の特徴を紹介します。
ヘッドライトの黄ばみやくすみを素早く除去するヘッドライト用ベース処理剤と、常温で硬化し耐候性・耐久性・密着性に優れたヘッドライトコート剤のキットです。
ヘッドライト表面に施された「ハードコート」は紫外線や熱・塩害等の影響を受け「黄ばみ」「白色化」「クラック」などの経年劣化し易いため、簡単&短時間の作業でヘッドライトカバー表面にガラス状の硬質被膜を形成し、長期にわたりヘッドライトカバーを保護します。
カーショップ等でも、よくヘッドライトクリーナーは販売しているのですが、ワコーズ製品との違いは、研磨剤だけではなく、磨いたあとライト周りを保護する為のコート剤も含まれていること。
つまり、施工をすることで「汚れを落とし」「保護をする」で2つのメリットがあります。
ハードコート復元キットを使ってみた体験談
施工1:汚れや・黄ばみを除去する磨き作業
今回施工に使用した車は、トヨタの初代アルファード10系です。
写真からしてわかると思いますが、左右のヘッドライトがめちゃくちゃ黄ばんでいます。
表面(左)だけではなく、外側(右)からみても真っ黄っ黄(涙)
ちなみにこれだけヘッドライトが汚れていると、光度不足で車検に合格することもできないかもしれません。
それでは目標はレンズの汚れをキレイに落とすこと。「さあ、いきましょう!」
こちらが付属品です。
「ベース処理剤」と「コート剤」「スポンジ」に「説明書」と無駄なものは一切入っていない硬派な仕様です(コスト削減?)
まあ体験談なんて書かなくても、説明書にイラスト付きで丁寧に書いてあります。
- 状態チェック
- 洗浄とマスキング
- 黄ばみ除去
- 脱脂
- コート剤塗布
- コート剤拭きあげ
- 完成
という一連の流れになっています。
もしマスキングテープやタオルなどがなければ、100円ショップにも売っているので先に買っておくべきでしょう。
まずはじめに、前準備としてマスキングテープをヘッドライトレンズの外周に貼り付けます。 これは研磨剤がボディなどに付着して磨いたとき、間違ってボディに傷をつけないようにするためです。
まずは研磨剤を専用のスポンジに適量つけまして・・・・。
「あとはひたすら磨いていくだけ!」
コツとかなんてありません。あとはもうホントただの気合いと根性勝負で、やればやるだけヘッドライトの汚れや黄ばみはとれていきます。
どれだけ自分の車を愛しているのか、また、エクササイズと感じることができるのかで完成度は違っていくでしょう。
もしここで「疲れるのが嫌なんで、ツールに頼りたいぜ!」という効率重視派の方は、黙って電動ポリッシャー買って下さい。
ポリッシャー1つあるだけで、ボディの傷磨きやワックスなどにも役に立つので持っていてもいいかもしれません。
最後に磨いたあと、ブレーキパーツクリーナーを使って念のため脱脂をしました。
施工2:ヘッドライトに膜をつくるコーティング作業
では、次にヘッドライトレンズの表面にコーティング剤を塗布します。
専用のスポンジの一部分を切り抜いて使います。
やり方は非常にかんたんで、コート剤を専用のスポンジに染み込ませます。
均等に伸ばして塗り込んでいきます。
そして数秒間放置したあと仕上げは未使用のティッシュペーパーで拭き取るとのこと。
※未使用のタオルなどでも構いません。
これで片側の作業が完了です。
左側は写真を撮影しながら施行したので時間がかかりましたが、右側は15分程度で終わりました。
まあ、その時間もレンズの汚れや黄ばみ具合で変わってくると思います。
左右のレンズの汚れ具合を比較してみる。
せっかくなんで、ヘッドライト復元キットを施工した左側のレンズと、まったく施工していない右側のレンズでどう変わったのか比較してみました。
「どう?結構キレイに汚れが落ちていると思いません?」
真正面から見ると、写真の右のライトの方が明らかに汚れが落ちています。
外側からの写真で確認するともっとクリアに見えます。輝きが戻ってきました。
もちろん、新品のレンズと同じようになるというわけではありません。そこを勘違いすると、満足はできないでしょう。
でも、5,000円〜6,000円ぐらいで購入できるコーティング剤にしては、仕上がりが良く、費用対効果は抜群に高いです。
施工した感想としては、時間もかからずそれでいて効果が高いので非常に満足。
これ以上求めることはできないでしょうね。
ちなみに、知り合いのマークXのライトも曇っていたのでヘッドライトクリーナーを使って磨いてみました。
写真右側のライトなんか、まるで新品のヘッドライトに交換したんじゃねえかというぐらいキレイな状態に仕上がりました。
まとめ
ヘッドライトの黄ばみやくすみを完全に治すなら、ライトを新品にするしかありません。
アルファードクラスの新品ヘッドライトユニットは、ディスチャージランプということもあり、片側で50,000円ぐらいはします。
もちろん、両側を取り替えると2倍になるので約100,000円にもなるので、果たして「100,000円も支払ってライトを新品にする必要はあるのでしょうか?」
それならヘッドライトクリーナーを使ったほうが価格の面でも絶対に満足できます。
今回紹介した、ワコーズヘッドライトクリーナーを使っていただきたい方は、
- ヘッドライトの汚れや黄ばみがすごく気になっている。
- 車検でヘッドライトの光量が足りなくて受からなくて困っている。
- これから車を売却するのにマイナス査定になるのが嫌。
など、ライト本体の汚れや黄ばみなど、見た目の問題だけではなく、光量が復活して夜間視認性のアップにも繋がります。
これからも愛車に乗りつづけるなら、黄ばんでいるヘッドライトなんてカッコ悪くて乗られません。
今回紹介した、ワコーズのヘッドライト復元キットのメリットは、経年劣化で汚れたヘッドライトの表面がキレイになります。
そして、フッ素コートのフライパンが普通のフライパンと違ってこびりつかないのと同じように、ライト表面にコーティングの膜を張ることで、外気の汚れをシャットアウトします。
つまり、汚れを落とし、コーティングすることで車を購入したときの輝きを再び取り戻します。
しかも、1回購入すると、4〜5回は使えるので妻が乗っている車や自分のオートバイなどにも使いまわすことができました。
もし、ライトの汚れが凄く気になっている方は、是非一度使ってみて下さい。
さすが、ワコーズといったところですよね(笑)
もし傷が目立つようだと、こちらのキズ消しコンパウンドも同時購入してみてはいかがでしょうか?
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
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