ガソリン車3.4Lエンジンのグランドハイエースが、もうすぐ100,000kmに差し掛かかるのでタイミングベルトの交換時期になりました。
なお、3.4Lのガソリン車は、V型「5VZ」のエンジンなので、作業が大変困難で時間がかかり、それより何より「交換費用」が重くのしかかってきます。
今回の記事では、グランドハイエースのガソリン車5VZエンジンの「タイミングベルトの交換に必要な料金」について説明をしていきます。
タイミングベルトの交換は、なかなかの高額修理の部類に入ります。
でも、絶対に避けては通れない「消耗部品」なのですからある程度の出費を覚悟する必要があります。
目次
3.4Lエンジン「グランドハイエース」ガソリン車のタイミングベルトの料金は?
タイミングベルトについて。
現在タイミングベルトを採用している車はほとんどありません。
トヨタ車で採用しているのは「ディーゼル式のハイエースバン」ぐらいであり、グランドハイエースやツーリングハイエース、グランビアの後継に当たる、アルファード、ヴェルファイア、エスティマなど平成20年以降の車はほとんどタイミングチェーン方式なのでベルトが装着されていません。
ただ、このグランドハイエースのようにちょっと世代が古い車は、「タイミングベルト」がしっかりと装着されています汗。
このようにエンジンの前側に黒いプラスチックケースが装着されていればもう確定です。
※タイミングチェーン付き車はアルミのフロントプレートが取り付けされています。
交換の目安はメーターが100,000km近くなってくるタイミングです。
ディーゼルエンジン車は、メーターに「T-BELT」と警告灯が点灯しますが、ガソリン車は基本的に警告しないのでメーターの距離数をしっかりと把握しておきましょう。
グランドハイエースのタイミングベルト交換の見積もり
恐る恐るディーラーにて、交換した場合の見積もりをとってもらいました。
お値段のほうはなんと、「82,966円也!」
多少高額になる覚悟はしていましたが「やっぱり高い。。」ですよね。
部品代こそ20,000円前後なのですが、技術料が税込み60,000円を超えています。
つまりタイミングベルトが高いと言われているほとんどの理由は、「作業に時間がかかり技術料が高い」からなんですね。
タイミングベルトステッカーが貼っていないか確認。
もし乗っているグランドハイエースが、ワンオーナーであれば自分でタイミングベルト交換を実施済みかどうかは記憶していると思いますが、中古車を購入したケースなどでは交換したかどうか不明の場合があります。
もし、交換歴を調べたければ、車検証入れに入っている記録簿を確認するか、てっとり早い方法はエンジンルームを開けて「タイミングベルト交換履歴のステッカーが貼ってあるのか」確認しましょう。
もしステッカーがどこにも貼っていなければ、残念ながら交換はしていないので依頼する必要があります。
タイミングベルトを交換せずにそのまま放置してしまうと、タイミングベルトが切れてしまい、エンジンのピストンとバルブが干渉し焼き付きを起こしています。
そうなってしまうと最悪、エンジンオーバーホールかエンジンの本体を交換しなければならず、タイミングベルト交換工賃の数倍の費用がかかるので80,000円以上の高額修理だとしても、交換作業を渋らないようにしましょう。
まとめ
何度もいいますが、10万kmはタイミングベルトの交換時期のサインです。
交換作業の時間は、整備工場によりますが約1日から2日の作業で完了します。
ただ、今回の見積もりにはタイミングベルト交換費用のみの説明しかしていません。
ベルト交換の途中で、ファンベルトやエアコンベルト、エンジンのウォーターポンプなど漏れていたら同時交換が必要になります。
そうなると、追加料金がかかるケースもあり、もしかしたらトータルで100,000円を超えちゃうかもしれません。
これでもし車検のタイミングと重なってしまったら、軽く300,000円コースになってしまうかもしれませんね。
やっぱりこのぐらいの年式のグランドハイエースや、レジアス、ツーリングハイエースなどはランニングコストが非常に悪い車なんですよね。
そろそろ新しい車の入れ替えする時期に来ているのかもしれないので、中古車購入や買取査定などリスクヘッジを考えることも大事なのですから。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、 申込みも1分程度で終わるのでおすすめ。