ホンダのハイブリッドカーで最も売れているのが
フィットハイブリッドでしょう。
コンパクトカーでも人気車種のひとつで価格も安く、なおかつ居住性や積載性にも優れています。
確かに発売当初はリコールが多かったが、
改良に改良を重ねて、商品力も向上して、低価格ハイブリッドカーとして、
確固たる地位を築いた印象も受けます。
実はこう見えて、室内空間の広さもプリウスよりも上ですし、
乗り心地も悪くありません。
最近ではよくアクアとの比較もされるクルマですよね。
ただ、こんな疑問を抱かれたことありません?
ハイブリッドではない、ガソリン車のフィットG13と比べて、
フィットハイブリッドはお得なのでしょうか?その辺りを今回は検証してみましょう。
フィットHVとフィットガソリン車はどちらを購入するべきなのでしょう?
プリウスやアクアと違ってコンパクトカークラスの中では、
フィットだけが「ガソリン車とハイブリッド」を同じ名前で販売しています。
※シエンタはミニバンと括っています。
実際に、両車種とも寸法やホイールベースは全く一緒です。
また、私はどちらも乗った経験がありますが、
正直、違いはあまり感じられませんでした。
違いといえば、アイドリングストップ機能が「あり」か「なし」かぐらいでしょうか。
じゃあ肝心の価格はどのぐらいの差があるのでしょうか。
フィットハイブリッドとガソリン車の価格差や燃費の違いはどのぐらいあるのか?
両車種を比べてみると、
約35万円ほどハイブリッドのほうが割高になります。
リチウムイオン電池を装着していることもあって、これはどうしても
かかってしまう、コストなのです。
じゃあ、ハイブリッドカーの特徴である燃費はどうなんだ?
ガソリン車と比べて、どのぐらいアドバンテージがあるのかというと、
実際は2割程度の差しかありません。
フィットハイブリッド | フィット | |
---|---|---|
燃費(JC08モード) | 33,6km/L | 24,6km/L |
価格(Fパッケージ) | 1,796,000円 | 1,420,000円 |
フィット13Gガソリン車も燃費がすごく良いこともあり(24,6km/L)
「ハイブリッドカーだから」という燃費での優位性がありません。
この価格差をガソリン代として取り戻すにはなんと、
「約20万km」走行しなければならないのです。
つまり、1年間最低でも2万km走行するユーザーではないと、
ハイブリッドよりも、ガソリン車フィット13Gを購入した方が賢い購入方法なのです。
このように冷静になってみれば、
わかるようなこともハイブリッドという名前だけで選んでしまうと、
損をします。
果たして、ハイブリッドを購入するどれだけの人間が、環境について真剣に考えているのでしょうか?
確かにちょっとは考えているかもしれません。
でも、頭のなかにあるのは「燃料代が安くしてよりお得に購入する」ことが
前提のはず。
環境負荷が最高に良い、リッター3kmしか走らないクルマなんて、
誰も購入しないですよね?
まとめ
「まあ20万km以上走るぞ!」「15年は乗るぞ!」と意気込んでいても、
未来のことなんて誰にもわかりません。
1年先のことも読めないのに、
10年先のクルマなんて予想はできないですからね。
フィットハイブリッドというのは
あくまでフィットガソリン車がベースとなっていることを
忘れてはいけませんからね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
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