僕は個人的に「四角い車」が大好きです。
とくに、現行型のジムニーのような角型デザインであればあるほど好きで、公道を走っているとついつい見とれてしまいます。
しかし、意外かもしれないが、四角い乗用車(軽自動車も含め)は日本独自のデザインで、ほとんどの国産車が丸型デザインに落ち着きます。
そこでこの記事では、現行車と絶版車を含めた四角い車を紹介していこう。
目次
現行モデルの四角いデザインの車
スズキ:3代目ジムニー(2018年〜)
これぞ四角い車イズベスト!
SUVの基本である、ジープ的な見た目に無骨なデザインで原点に立ち返ったシンプルなデザイン。
もはや、デザインに迷いが一切ないところが最大の魅力。
同じスズキの軽自動車であるハスラーと出発点は似てるかもしれないけど、方向性は全く真逆。
文句なしに、私がおすすめできる屈指の一台です。
デビューしてからそろそろ2年になるが、今だに生産が追いついていない超人気モデル。
もし、四角い車選びに困ったら、現行型ジムニーを選んでおけばリセールバリュー的にも後悔はないだろう。
スズキ:ハスラー(2013年〜)
ジムニーほどじゃないが、ギリ四角い車なのが同じくスズキの軽自動車である「ハスラー」
ジープの基本に沿いつつも、遊び心を盛り込んで、見た目が可愛らしいデザインに仕上がっている。
現在軽自動車のスペシャリティーというカテゴリーを作ったモデルでもある。
「ジムニーもいいけど硬派すぎてちょっと・・」と悩んでいるならハスラーがおすすめ。
新車はもちろん、中古車の価格も落ちてきて購入しやすい価格帯になってきたのも大きなメリットです。
ダイハツ:ウェイク(2014年〜)
デザインは、正方形というより長方形といったほうがいいでしょう。
とてつもない高身長なデザインが特徴であるダイハツのウェイク。
軽自動車のくせに、バイクが積載できるほどの荷室スペースがある。
ただ、残念ながらあまり売れていない。
その理由は、NーBOXやタントなどライバルはスーパーハイトワゴンの軽自動車になり、デザイン性というより、利便性で負けているから。
またコンセプトとはいえ、全高がありすぎて格好悪く見えてしまうからでしょう。
寸法上の問題とはいえ、全長を全幅を伸ばせないなら全高を上げてしまおうという思い切りは評価したいんですけどね。
絶版モデルの四角いデザインの車
トヨタ:FJクルーザー(2006年〜2018年)
はじめて見たとき、インパクトが大きかったというか、見た目に痺れたのが「FJクルーザー」
ランクル40のようなレトロ感のあるデザインありながら、未来的でもあり個人的には屈指の出来。
ファーストインパクトで購入を決めたユーザーも多かったのではないでしょうか?
ただ、そんなFJも残念ながら日本市場では大きな成果を得られず生産打ち切りに。。
その理由は、4リッターを超える大排気量のせいでコスパが悪く、ガソリン車しかなかったため、どうしてもユーザーを選んでしまったからです。
また、ボディサイズの割に室内空間が狭く、ドアが観音開きというところも一般人の方には受け入れられなかったようです。
絶版車となったせいもあり、現在では中古車としての価格も上昇傾向だが、同じトヨタのランクルやランクルプラドよりは十分にお買い得でしょう。
初代・2代目:日産エクストレイル(2000年から2007年)
SUVの源流はジープ。
なので本来は箱型なのだが、その本流に従ったSUVが初代&二代目エクストレイル。
初代はシンプルな造形もあり、日本で人気になった。
もちろん、継続デザインとなった2代目エクストレイルもコンセプトは継続。
より、近未来的にはなったが、角型デザインが好きで購入するユーザーは多かった。
しかし三代目やってグローバル化の波がエクストレイルを襲う。
初代・2代目と続いたデザインから、現在主流の丸型デザインに変更になった。
当然、ユーザーの中では賛否両論。
私個人的には、「ついにエクストレイルもダークサイドに落ちてしまったか・・」と寂しい気持ちになってしまいました。
ホンダ:エレメント(2003年〜2005年)
絶版車の中には、売れなかった割にプレミア価格がついている中古車が存在する。
それがホンダの「エレメント」
生産年月は3年と非常に短かったが、角型マニアにとっては実は隠れた名車
アウトドア感満載のデザインはとってもスタイリッシュで、北米ではそれなりにヒットし一代限りながら9年間も発売された。
一方で、北米から逆輸入された日本では全く売れずたった3年で消滅。
ただデザインやコンセプトは斬新だったし、これからの発展性もあったと思うので生産打ち切りになったのは非常に残念な1台。
トヨタ:カローラルミオン(2007〜2015年)
もはや、あまり知っている方がいないかも知れない。
角型デザインのbBの後継者的存在と言われたのが、トヨタのカローラルミオン
実はアメリカでは、ルミオンが2代目bBだった。
日本市場向けに販売は開始したが、ワイルドでも合理的なく非常に中途半端。
しかも、3ナンバーだったこともあり、何もかも日本人の心には刺さらなかった珍しい1台。
当然、マーケットは正直で後継車を発表することなく、寂しく市場から消え去った1台だ。
日産:ラシーン(1994年〜2000年)
たった6年間しか生産されていないのに一部のマニアから大人気なモデルが日産の「ラシーン」
全高が低くスタイリッシュすぎることから、発売時から「指名買い」が多いモデルで、はっきりいうと一般大衆向けではなかった。
もうすこし全高が高く、機能面を充実させ、あと10年ほど遅く登場させれば、もう少し売れたかもしれません。
その反動もあってか、「レトロでスタイリッシュなワゴン車が欲しい」「他の誰とも被らない車が欲しい」と1部の独自性のあるユーザーから大好評。
中古車市場での根強いファンからの支えがある珍しい1台でしょう。
ホンダクロスロード(2007年〜2010年)
CRVの穴を埋めるべく、国内向けに作られた都会派SUVだったが、デザインもコンセプトも中途半端で失敗の烙印を押された。
デザインに新しさがなく機能性も低く、失敗の烙印を押された。
ただこちらも角型好きのユーザーからは、受け入れられており、「予算100万円以内で買える角型SUVが欲しい」と考えているユーザーからは好評なモデルだ。
まとめ
角型デザインの車は非常に少ない。
しかも、FJクルーザーに代表されるように人気が少しでも落ちるとすぐに生産打ち切りなる。
なかなか肩身の狭い思いをするカテゴリーとも言えるだろう。
一方で、だからこそ迷いなく購入できる側面もあり、角型デザインが好きな方は購入までの迷いがそれほどない印象だ。
いずれにせよ、四角い国産車を狙っているなら、その直感を信じて車選びしたほうがきっと後悔はないですからね。
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