身障者用で使用する左足アクセルの車を、普通の車と同じように売ることができるのか?
身体が不自由なドライバーの為に、改造済みである左足アクセルの車を保有していたが、不要になってしまったので買取してもらおうと思っている。
ただ、そこでひとつだけ疑問があります。
「アクセルペダルを改造しているので、どこの買取業者も引き取りしてくれないのでは?」
でも安心しましょう。どんな状態であれ、査定する車に市場価値さえあれば、普通車と同様に売却することは可能です。
今回の記事では、比較的珍しい車種である「左足アクセル」仕様の査定にフォーカスを当てていきましょう。
目次
左足アクセル車両を「査定」・「買取」はできるのか。
左足アクセルなど「自動運転補助装置」車を売却することはできる。
結論から先にいうと、左足アクセルの車でも「査定」及び「買取」することに全く問題はありません。
なぜなら、左足アクセルをはじめとした「自動運転補助装置」の車を逆に欲しがっているユーザーは多いからです。
例えば、身体が不自由な方でも「運転が好き」「ドライブが趣味」なドライバーは多く、また通勤で使うケースもあります。そんな中で、あなたが今まさに売却しようとしている車種を中古車として探しているのかもしれません。
基本的に中古車は、在庫限りしか存在しないのが原則なので、自動運転補助装置については非常に在庫が少ないので逆に価値が高くなったりもするのです。
査定の基準となる「ホワイトブック」にもマイナスとは掲載されていない。
実際に、査定における加算点や減点を見るホワイトブックを参照します。
左アクセルのような特殊車両について減点対象になるなんてどこにも掲載されてなんていません。
だから、査定するのに左足アクセルが影響することは通常では考えられないのです。
修理業者に依頼して元に戻すこともできる
それでも不安なら、ディーラーなど販売店や民間の整備工場に「自動運転補助装置」の取り外しを依頼しよう。
左足アクセル車両は複雑に取り付けされていると思われがちですが、実はそんなに難しく取り付けはされていません。
このように裏返してみると、通常のペダルに戻ります。
しかも、取り付けも非常に単純で、ボルト数本で止まっているだけ。
整備工場に無理に取り外しを頼まなくても、メカニックの知識が多少でもあれば自分で取り外すこともできます。
もちろん、アクセルペダルを脱着しても、車検証の記載にも影響されません。
この車検証は、実際にある左足アクセル車のものですが、車の諸元である「類別型式」がしっかりと記載されています。
※車椅子などウエルキャブ仕様車など改造車は、乗車定員など諸元が変更になるため類別型式が消えます。
つまり、左足アクセルをはじめとした「自動運転補助装置」車両は、構造や諸元に全く影響がないので車検証だけで判断することができないのです。
査定に影響を及ぼすわけじゃないですが、それでも多少の不安を感じているのならいっそのこと取り外してしまおう。
まとめ
今回の記事テーマである、左足アクセルなど「自動運転補助装置」の売却についての内容をまとめると、
- 左足アクセルをはじめとした「自動運転補助装置」の車でも売却は可能。
- 左足アクセルの車でもマイナス査定にはならない。
- 左足アクセルペダルを脱着してノーマルに戻すこともできる。
- 車検証の記載が変更になるわけでもない。
- もし売れないのなら「自動運転補助装置」が原因ではなく、その車に市場価値がないから。
「通常のアクセルペダルではないので影響があるのでは?」と思われがちですが、実際には大して影響はありません。
もし高く売れないとしたら原因は、自動運転補助装置のせいではなく「市場価値が低い」「そもそも安く見積もられている」場所で査定されているということです。
いずれにしても、下取りなど1社で査定するより、最大10社の買取業者を使って同時査定をする「ナビクル車査定」を利用したほうが高く売れやすいのは間違いではないのですからね。
PCはもちろん、スマホからでも無料でかんたんに申し込みが可能ですからね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、 申込みも1分程度で終わるのでおすすめ。