「ハリアーのエンジンキーが折れて、シリンダーの中に残っちゃってるんだよね」
現行型の1つ前のモデル、30系ハリアーに乗っている友人から故障の連絡がきました。
「中に残ってる?」と思って確認していましたが、要はエンジンキーがシリンダーに刺さりっぱなしの状態でボッキリと折れてしまったのです。
しかも折れた逆側、リモコン送信機の方を紛失してしまうオマケ付き。
とりあえず、折れた状態でもエンジンは始動できますが、さすがにこのままの状態にしておくわけにもいかないので、ワイヤレスドアロック付きのキーの注文をいれることにした。
しかし、なんとまあこのハリアーのワイヤレスキー。予想に反して高額な部品代に。
理由はいくつかあるのですが、この記事では、私の友人と同じように30系ハリアーのキーが破損したときの解決策を紹介していきましょう。
目次
30系ハリアーのエンジンキーが折れた場合の修理方法
キーを丸ごと紛失すると、合計で3万円ぐらい必要になる。
ハリアーの新しいワイヤレスドアロック付きのキーを見積もり取ってみると、合計で約3万円もする模様。
ちなみに、キーの部品代だけで約2万5,000円。
なぜこんなにも高いのかと言うと、
- ワイヤレスキーごと紛失して「送信機」のパーツがないから
- キー本体が外溝タイプではなく、内溝タイプのキーだから
- イモビライザー盗難防止装置が搭載されているから
しかも部品代の他にも、エンジンキーに備わっているイモビライザー機能やワイヤレスドアロック機能を車両側に認識させる必要があるので、登録費用として5,400円別途必要になります。
エンジンキーの状況によって注文する部品が変わってくる。
見積もり額が3万円と出ましたが、実はどのようにキーが損傷・紛失したかで注文方法が変わってきます。
たとえば、キーの破損状況が同じでも、
- キーの他にワイヤレスドアロックの部分も紛失した場合
- キーは折れたが、ワイヤレスドアロックの部分は持っている。
のパターンで注文方法が変わってきます。
ケース1にある、今回のようにキーが折れて、ワイヤレスの中身を紛失した場合には四角で囲ってある「89070F」のアッセンブリー交換が必要になります。
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一方で、ケース2のワイヤレスの中身がそのまま残っておりワイヤレスキーがリモコンを操作できるのであれば、「89752A」というキーだけを注文すればいいのです。
ちなみにこちらは約1万2,000円と半額以上で購入が可能。
しかも、ワイヤレスキーの中身は残っているので、登録作業も不要です。
ですから、余計な費用は一切かからないはずです。
キーを頼むにはキーナンバーを調べる必要がある。
エンジンキーを注文するには、キーナンバーを調べる必要があります。
どこで調べるのかというと、新車購入時に付帯されているシルバー色のキープレートを確認するか。
キープレートを持っていなければ、フロント右ドアの黒いめくら蓋を薄刃のマイナスドライバーを使って外して、T30というトルクスボルトを取り外し、キーシリンダーを抜いて確認することができます。
まとめ
1.折れたメインキーの状況を確認する。
2.キーナンバーを調べる。
このステップを踏めば、ディーラーにて注文は可能です。
でも、ハリアーのような内溝タイプのキーは、部品を発注してから約10日前後の納期がかかります。
もしそれまでの期間、スペアキーを持っているのであればスペアキーにて対応しましょう。
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