ウェイクには3つのグレードがありますが、このうち新車として買うならどのグレードを選ぶべきなのか?
はじめに、結論からいうと「Gターボ」SAⅡグレードがベストだと断言します。
なぜ、このグレードを選ぶのか、
- ウェイクの車両重量は約1トンと重く、ターボがないとパワー不足になるから。
- 自動安全ブレーキのスマートアシストはあったほうが絶対良いから。
です。
グレード選びを妥協すると取り返しのつかないことになります。
車は、Amazonのようにゆるゆるな返品制度はありません。
一度そのグレードで注文書を交わしてしまうと、長い期間付き合っていく必要があります。
だからこそ、絶対に間違ってはいけないのです。
ここでは、ウェイクをなぜ「Gターボ”SAⅡ”」にするべきなのかを、グレード間の価格差や、装備の充実度などで詳しく解説します。
目次
ウェイクに新車は「ターボG”SAⅡ”」にするワケ。
ウェイクの特徴と価格
まず、なぜGグレードなのかの前に、今一度特徴をおさらいしておきましょう。
・全高が1835mmと、軽自動車最大級の高さを誇るので背の高いドライバーはストレスなく乗れる。※タントよりも85mm高い。
・軽自動車の中では、最大の広さを誇るので荷物を大量に積むことができてキャンプなどアウトドアに使える。
・シートが全グレード防水加工されている。
・電動スライドドアや自動ブレーキなどイマドキの装備が装着される。※要オプション
・車両重量が1トンを超えるので軽自動車の中では燃費がイマイチ
※ウェイクの燃費は23.3km/L〜25.4km/L タントは24.6km/Lから28.0km/L
・ボディが1トンを超え荷物を積む機会が多いのでターボ装着車が必須になる。
・タントにはミラクルオープンドアがある分、実用性ではタントに負ける。
メリットはやはり、「軽自動車」と決められたサイズの中で最高の高さと広さ。
特に室内空間の広さは、窮屈な軽自動車にとっては大きなメリットになります。
一方、1番のデメリットは車両重量。
重量がどのグレードを選んでも1トンを超えるので、パワー不足を補うためにターボ装着車は必須
もしこれが同じダイハツのタントなら、930kgとウェイクよりも多少軽いのでノンターボでも問題ないんですけどね。
ウェイクのグレード構成と新車の価格
2017年現行型ウェイクのグレードをまとめてみました。
グレード | エンジン | 駆動 | 価格 |
D | 0.66L | 2WD | 135万円 |
D”SAⅡ” | 2WD | 141万4,800円 | |
L”SAⅡ” | 2WD | 155万5,200円 | |
4WD | 167万9,400円 | ||
Lレジャーエディション”SAⅡ” | 2WD | 159万8,400円 | |
4WD | 172万2,600円 | ||
Gターボ”SAⅡ” | 0.66Lターボ | 2WD | 167万4,000円 |
4WD | 179万8,200円 | ||
Gターボレジャーエディション”SAⅡ” | 2WD | 171万7,200円 | |
4WD | 184万1,400円 |
価格だけで注目すると、1番安いグレードはFFのDグレード135万円。
1番高いグレードは、GターボのレジャーエディションSAⅡの184万円なので、グレード間の最大の価格差は約50万円にもなります。
ウェイクのグレードは大きく分けると「D」「L」「G」の3つしかありません。
この3つの特徴をそれぞれ挙げると、
・D=最安値グレード
・L=標準グレード
・G=ターボグレード
との解釈で問題ないでしょう。
以下のイラストで、主な装備をまとめてみました。
イラストを参照してみたらわかりますが、最安値Dグレードは「キーフリーシステム」と「電動スライドドア」がない。
また、DグレードはFFしかないので、4WDがない方は選択肢から外してもいいでしょう。
また、Lグレードも装備は充実していますが、ターボ車ではないのでこちらも選択肢から外します。
”SAⅡ”とは自動安全ブレーキ「スマートアシストⅡ」
次に「D」「L」「G」グレードの末尾に”SAⅡ”とありますが、この表記はスマートアシストⅡのこと。
つまり、自動安全ブレーキをはじめとした衝突回避システムの略で、これから新車として購入するなら装着は必須。
なぜなら、自動安全ブレーキを装着すると「ASV割引」といった自動車保険の保険料が9%割引になるからです。
まあ、「D」グレード以外は全車標準装備なので、Gグレードを選べば自動的に装着できるので問題はないと思います。
もしアウトドアを楽しみたいならレジャーエディションを装着する。
ちょっと話は脇道に逸れますが、「L」と「G」にはレジャーエディションパッケージといったグレードも用意されています。
例えば、防水樹脂製のイージーケアフロアを座席の荷室に採用。
それ以外にも、ユーティリティーフックや荷台ベルト、荷室フックなどが装着されてあるので、荷物をガシガシ積むよなアクティブユーザーならレジャーエディションは必須。
ウェイクのベストグレードは「Gターボのスマートアシスト付きSAⅡ」
以上、「車両重量の問題」と「スマートアシストⅡは装備したい」との理由から、Gターボのスマートアシスト付き”SAⅡ”167万4,000円で決まりです。
さらにいうと、ターボ付き車でもエコカー減税対象車になるので取得税60%と、重量税50%と約半分安くなります。
でも一方で、運転する環境によってそれぞれグレード選びも変わります。
例えば、
- FFじゃなく4WDが必須なら「Gグレード”SAⅡ”の4WD」
- パワースライドドアやキーフリーがなくてもとにかく安ければ良いなら「Dグレード」
- ターボ車じゃなくても、走られれば良いなら「Lグレード」
- 新車もこだわりが全くなく、予算を考えると「中古車」
といった、それぞれの考え方もあります。
どの方法を選ぶにしても「ウェイクを購入する」考えでは間違っていないのですから。
最後に
背が高く、視線も上がるから運転しやすいのはウェイクのメリットです。
しかも、荷室がめちゃくちゃ広いので家族4人で乗っても快適にキャンプなどアウトドアを充実します。
ただし、ボディが重たいデメリットがあるので多少燃費が落ちてもターボ車である「Gターボ”SAⅡ”」にするべきでしょう。
きっと選んで後悔することはないはずですから。
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