ヴァンガードに乗っているユーザーが、
ブラックアイスバーンになっていた路面状態が最悪の日に、
タイヤが滑って思いっきりガードレールにぶつかってしまった。
引き下げたときに事故状況を確認してみると、
「ブレーキを踏んでいたが、全く止まれなかった」とのこと。
確かにスピードが出ていたらしいのですが、タイヤの状態を見てみると、
原因はほぼ「スタッドレスタイヤの状態が悪い」から起きた事故と言えます。
バンパーやライトなどフロント廻りの損傷については、
自動車保険で対応し、修理し事なき得ましたが、同じような事故を繰り返さないようにスタッドレスタイヤを新品に交換しました。
選んだのは、「RV・SUV車対応」のスタッドレスタイヤ。
ダンロップのウインターマックスSJ8です。
試運転してみても、想像以上によく止まる優秀なスタッドレスタイヤと言えるでしょう。
「RV・SUV車対応冬タイヤ」ウインターマックスSJ8
ウインターマックスSJ8の詳細
今回購入したのはダンロップから発売している、
ウインターマックスSJ8というRV・SUV車専用タイヤになります。
今回選んだ冬タイヤはこちら。
楽天から購入することができます。
SJ8の性能については、
ダンロップの公式サイトから3引用させていただきます。
氷上性能の高さが大好評のWINTER MAXX のコアテクノロジー「MAXXシャープエッジ」と「ナノフィットゴム」を採用。 氷上性能の高さを徹底追求するとともにライフ性能も同時に両立。
また、高重量・高重心からくるSUV独特の「ふらつき」にも対応し、高速走行時の安定性を向上させた、SUV用スタッドレスタイヤ。
特徴としては、トレッド面に「MAXXシャープエッジ」と「ナノフィットゴム」が新たに新開発され、
凍った路面と、ナノフィットゴムが強く密着することで制動力を高めます。
ウインターマックスSJ8に交換作業
事故の修理が完了したので、早速新品のスタッドレスタイヤに交換してみました。
乗用車タイプの「ウインターマックス02」との最大の違いは、
回転方向が決まっているタイヤローテーションがあることです。
ローテーション付きのSJ8は、進行方向に対して溝が切っているので、
雨や雪などの天候が悪い日に、排水性を高める効果があります。
写真を見ての通り、方向性が決まっているので雨や氷などシャーベットを効率的にかき出してくれるのです。
間違っても逆に取り付けしてはいけません。
効果ないどころか、排水性能が下がるので逆滑る原因になります。
自分で交換しようとする方は、進行方向に対して取付をしましょう。
ダンロップSJ8を装着して走行テストしてみた感想
新しいタイヤに交換後、試しに雪道を走ってみました。
ちょっと試運転した感想としては、
「あっやばい滑るわ」と思った瞬間にブレーキを踏んでもガッチリと止まってくれたことです。
まさしくナノフィットゴムと凍った路面の密着度が高まったことで、
古い冬タイヤを履いているときに比べて、格段に止まりやすくなりました。
今までの冬タイヤなら、
凹凸の氷や圧雪されたアイスバーンに対して、無力感しかなかったのですが、
新品のスタッドレスタイヤを履いてみると改善しました。
それにより、古いスタッドレスタイヤを履いているときに感じた、
不安感から安心感に変わりました。
ダンロップのSJ8なら、少々雪が深くても確実に駆動力が伝わるので、
雪道での運転が苦手な若いドライバーや女性ドライバーでも安心して命を預けることができるでしょう。
まとめ
どんなに性能が高く優秀なスタッドレスタイヤだって、過度な期待は禁物です。
氷上では、グリップ力が限界値になったとき、
ブレーキを踏んでも止まれなくなります。
ですが、ウインターマックスSJ8は、
滑っている最中にブレーキを踏んでも、ハンドルを思ったところにコントロールできるので、
突然の事故を回避する可能性が高くなります。
タイヤの性能に過信せずに、スピードを制限することがもっとも大事なのですが、
履いていて安心できるタイヤを履くことは決して間違いではありません。
事故を起こしても車の損傷だけなら、自己責任で修理すればいいですが、
もし自分の身体や、相手の身体、
さらには、乗っている家族の身体を守る意識を持っていれば、
状態の悪いタイヤを履いているのは危険行為といっても、決して大袈裟ではありません。
「スタッドレスタイヤは高い」というのは理解できますが、
それはリアル店舗じゃなくて、ネットで購入することで解決します。
タイヤの状態が不安で、いつも運転しているときに不安を感じているなら、
RV・SUV車専用タイヤである、ダンロップのスタッドレスタイヤ「SJ8」を履いておけば間違いはないでしょう。
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