「シエンタのハンドルが異常に重い!」
今回の故障したのは、旧型であるNCP8系のシエンタ。
故障内容を確認してみると、エンジンを始動した直後にメーターにある「PSランプ」の警告灯が点灯して突然ハンドル(ステアリング)が重たくなったとのこと。
つまり、パワーステアリングが故障したようなんですよね。
エンジンがかかっていてもハンドルが重たくて回せない異常事態。こんな状態じゃとてもじゃないけど運転することなんてできません。
ここでは、旧型シエンタの電動パワステ故障の原因と、また修理するには実際どれぐらいの費用が必要になるのか書いていきます。
同じような不具合に悩んでいるなら、何かのヒントになるのかもしれません。
シエンタの「PSランプ」点灯による電動パワーステアリングの故障
パワーステアリングの故障内容
まず、メーターランプを見てみるとこのように赤い「PSランプ」が点灯しています。
このランプが常灯していると、パワステに不具合があり強制的に機能を停止させます。つまり”オモステ”状態となります。
すなわち、機械的な故障というよりも、電気的なトラブルでパワーステアリングに何らかの不具合があるようなんですね。
これが、油圧式のパワステを採用しているならオイル漏れなどが原因で故障しますが、電動だとコンピューター制御なので見た目では故障の判定ができません。
なので、知り合いのディーラー系修理工場に点検に出してみることにしました。
パワーステアリングの故障原因
修理工場で確認してみたところ、結論としてはパワーステアリングコンピューターが故障しているようです。
ちなみにコンピューターが装着されている場所は、かなり奥に入っており、インストルメントパネルの脱着が必要になる模様。 まさにプラモデルのような状態になっています汗。
パワーステアリングの交換に必要な修理費用
では、肝心の修理費用について解説していきます。
とあるディーラー系修理工場に見積もりをとってもらったのですが「約48,000円」ぐらい必要になるとのこと。
内訳として、技術料の約13,000円に対して部品代が約35,000円なので7割近くは部品代になります。
ちなみに「コンピューターの中身を分解して修理することなどはできるのか?」という疑問については、残念ながら交換するしか方法はないとのこと。
念のために、ヤフオクなどを使って中古パーツを探してみましたが、同じ品番などは最終的には新品で交換するしか方法はありませんでした。
まとめ
新品のパワステコンピューターを交換してもらったあとは、全く問題がなく正常に戻りました。
「なんでコンピューターのようなパーツが壊れるの?」と質問したのですが、整備工場も中身を分解できるわけじゃないので、「こちらとしても故障原因はわからない」という解答でした。
まあ、パソコンのCPUだって突然故障しますし、整備工場に質問しても困ってしまいますよね。
いずれにしても、パワステが全く作動しなければ車を使うことすらできないので早めの修理をすることをおすすめします。
まあ、でも「損して得取れ」ではありませんが、修理で約50,000円という大金を支払うぐらいなら、この故障をきっかけにして現行型のシエンタを購入も視野に入れてみるもの良いのかもしれません。
それぐらい、現行型のシエンタは「電動パワースライドドア」やトヨタの自動安全装置「SafetysenseC」など今トヨタが持っている技術を注ぎ込んでいる1台なんですから。
また、カラーバリエーションが非常に多く見た目のインパクトもあり、人気がでるもの納得です。
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