C-HRは、非常にシンプルなグレード構成になっているので非常にわかりやすい。
大きく分けると、1800CCのFF(2WD)であるハイブリッドと、
1200CCの4WDであるガソリンターボ車の2種類しかありません。
さらにハイブリッドでは、上級グレードの「G」下位グレードの「S」、
同じくガソリン車では、上級グレードの「G-T」と下位グレードの「S-T」と、
全て合わせても、4種類しかないのです。
そんな、シンプルでとてもわかりやすいグレード構成のC-HRですが、
内装品でもっとも重要である「シート『座席』」はどのような構成になっているのでしょうか。
たかがシート、されどシートなんですが、毎日あなたの命を預けることを考えると、無視するわけいにもいきません。
そこで今回の記事テーマは、
- C-HRのグレードによるシートの種類
- シートの特徴
- ディーラーオプションで販売しているシートカバー
などについて解説していきます。
目次
C-HRのシートについて解説
C-HRのグレードにおける価格と基本的な主要装備一覧
まずはC-HRの基本グレードと価格をみていきましょう。
ハイブリッド | ガソリン | |||
---|---|---|---|---|
グレード | G | S | G-T(ターボ) | S-T(ターボ) |
排気量 | 1800CC | 1200CC | ||
価格 | 2,905,200 | 2,646,000 | 2,775,600 | 2,516,400 |
価格※寒冷地仕様 | 2,933,280 | 2,674,080 | 2,799,360 | 2,540,160 |
そして今回のメインテーマであるシートの装備になります。
グレード | 1.8L ハイブリッド | 1.2L ガソリン車 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
G | S | G-T | S−T | |||
シート | シート表皮 | 本革(ブラック) | メーカーオプション 75,600円 |
− | メーカーオプション 75,600円 |
− |
上級ファブリック +本革 |
◯ | − | ◯ | − | ||
ファブリック | − | ◯ | − | ◯ | ||
フロントシート | 運転席シート上下アジャスター | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
電動ランバーサポート(運転席) | ◯ | − | ◯ | − | ||
快適温熱シート (運転席&助手席) |
◯ | − | ◯ | − | ||
シートバックポケット | ◯ | − | ◯ | − | ||
6:4分割可倒式リアシート | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
シートの基本装備は、上級グレードである「G」や「G-T」は、
上級ファブリック(ブラック)+本革(ブラウン)シートになっており、
下位グレードである「S」や「S-T」については、ファブリック(ブラック)シートになります。
また、「G」や「G-T」には、メーカーオプションにて本革シート(ブラック)も設定することができます。
つまり、C-HRのシートは全て黒が基調になっています。
C-HRのシートの種類について
本革(ブラック)
こちらが、上級グレードである「G」や「G-T」の75,600円でメーカーオプション設定できる本革シート。
一部意匠で、小さい穴を開けているのが特徴的。
革シートってコーナリングなどでどうしても滑るイメージがありますが、
C-HRの本革シートは、シート骨格の剛性が高く、
さらには、ウレタンパッドの形状や硬度など、最適にチューニングされているのでドライバーがしっかりとホールドされます。
高級感を演出するというメリットはありますが、
やはり75,600円という無駄に高額なのがデメリット。
次に紹介する上級ファブリック+本革シートでもいいのではないかと個人的には思っています。
上級ファブリック(ブラック)+本革(ブラウン)
こちらが、「G」「G-T」グレードの標準装備されている、
上級ファブリック(ブラック)+本革(ブラウン)になります。
本革の色がブラウン基調になります。
「上級ファブリック+本革」とメーカーオプションの「本革」で使用されている本革の素材は全く一緒。
唯一の違いは、表面の処理が違うだけ。
また、ハリアーで採用している合皮やスウェード素材しなかった理由は、
C-HRには本物の質感を求めているからのようです。
あと、上位グレードである「G」「G-T」には快適温熱シートが標準装備されているので、
寒い日や雨の日など、身体の冷えを防止してしっかりと脚部や腰、肩などを温めることができます。
しかも「HI−MID−LO」モードの三段階での切り替えが可能です。
ファブリック
下位グレードである「S」「S-T」はブラック基調である「ファブリック」を使用しています。
残念ながら下位グレードには、快適温熱シートが標準装備されていません。
冒頭で説明したとおり、C-HRのグレードはシンプルな構成になっているので、
Sグレードは価格重視、Gグレードは上級装備を重視した考えからなんでしょうね。
オプション品について
メーカーオプションの本革シートとは全く別に、
今度はディーラー(販売店)オプションである、撥水にフルシートカバーと、
革調シートカバーも販売されています。
シートではありません、シートカバーになります。
撥水フルシートカバー
撥水加工されているフルシートカバー。
価格が1台分で36,720円になっています。
メーカーオプションの本革シート装着している場合取り付け不可です。
撥水加工・処理されているので、
例えば、サーフィンやウエイクボードなど水に濡れるようなアクティブなスポーツを楽しんだあとや、
飲み物をこぼして汚してしまったときなど、かんたんに水分を拭き取ることが可能になっています。
もちろんSRSサイドエアバックに対応しているので安心です。
革調シートカバー
革調シートカバーには2種類あります。
ひとつ目がダブルステッチを採用した「ブラックタイプの革調シートカバー」価格は58,320円になります。
一方もうひとつが「ホワイトタイプのシートカバー」でブラックよりもちょっと高額になり、
71,280円になります。
まるで仮面ライダーフォーゼのように、白赤のカラーリングが特徴です。
汚れがつきにくく落としやすいと、カタログでは掲載されているが、
本当かどうかは不明。
そもそも白いシートカバーが汚れないなんてないと思いますけどね。
リアシートについて
最後にC-HRのリアシートについて解説をしておきましょう。
C-HRのリアシートは若干狭く、あまり後ろを使わないことを想定しているような構造です。
例えば、リアシートの足元の広さには、新型プリウスよりも60ミリも短くなっています。
また、室内空間も前側の広さとは裏腹に、後側にかけて狭くなっていますが、
身長が180センチぐらいの大柄の方が、リアシートに乗れば若干窮屈に感じるでしょう。
また、リアシートはリクライニングすることができません。
ですから、車中泊などはちょっと厳しいかもしれません。
一方で前に倒すことは可能ですので、荷物を多く積むときにはきっと約に立つことでしょう。
これもまた、C-HRがリアシートをあまり使用しないユーザーを想定して開発したからなんでしょうね。
ターゲットとしては、家族でドライブとかよりも、
恋人や夫婦ふたりでドライブという使い方のほうが合っていることは間違いないでしょう。
まとめ
以上でC-HRのシートについての解説は終わりです。
シートで車やグレード選びをする方はいないと思いますが、
参考程度に覚えておきましょう。
でも、「S」や「S-T」グレードには本革シートではないファブリックシートですが、
どうしても革シートにしたければ、ディーラーオプションである革調シートカバーにすることもひとつの解決策です。
また、よりアクティブに使用するなら撥水シートカバーを装着してもいいでしょう。
そのあたり、「どんなオプションをつけるかな」って考えているこの瞬間が、
新車選びの最高に楽しい一時なんですよね。
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